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新年あけましておめでとうございます。
いよいよ2026年、勝負の1年が幕を開けました。
受験生の皆さんは「あと数ヶ月」、非受験生の皆さんは「あと1年で次のステップへ」と、それぞれ決意を新たにしている時期でしょう。今日は、私たちが当たり前のように使っている「1年」という時間の正体について、宇宙のスケールから考えてみたいと思います。
そもそも、なぜ「1年」は365日なのでしょうか。
それは、私たちが住む地球が、太陽の周りを一周(公転)するのにかかる時間だからです。
正確には、地球が太陽の周りを1周するには約365.2422日かかります。この「0.2422日」という端数を調整するために、4年に一度「うるう年」を設けて暦を調整しているのです。私たちは1年かけて、宇宙空間を約9億4000万キロメートルも旅していることになります。
もし地球が太陽に対して真っ直ぐに立って回っていたら、日本に美しい四季は存在しませんでした。
地球は、公転面に立てた垂線に対して地軸を約23.4度傾けた状態で回っています。
この傾きがあることで、公転の場所によって太陽の光が当たる角度が変わります。
・夏
北半球が太陽側に傾き、光を垂直に近い角度で受けるため暑くなる。
・冬
北半球が太陽と反対側に傾き、光が斜めに差し込むため寒くなる。
この絶妙な「傾き」こそが、私たちが1年の中で季節の移ろいを感じ、旬の食べ物を楽しみ、受験シーズンに「寒さに負けるな」と励まし合う背景にあるのです。
太陽の周りを回っているのは地球だけではありません。水星、金星、火星……太陽系のすべての惑星が、それぞれのペースで公転しています。
面白いのは、太陽からの距離によって「1年」の長さが劇的に異なることです。ケプラーの法則によれば、太陽から遠い惑星ほど、公転軌道が長く、かつ移動速度も遅くなるため、1年が非常に長くなります。
太陽系惑星の公転周期(1年の長さ)一覧
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惑星名 |
公転周期(地球の日数・年数換算) |
特徴 |
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水星 |
約88日 |
猛スピードで駆け抜ける |
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金星 |
約225日 |
地球より少し短い |
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地球 |
約365.24日 |
私たちの基準 |
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火星 |
約687日 |
地球の約1.9倍 |
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木星 |
約12年 |
干支が一周する長さ |
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土星 |
約29.5年 |
生まれた子が30歳手前になる |
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天王星 |
約84年 |
人の一生に近い |
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海王星 |
約165年 |
江戸時代から今まででようやく1周 |
さて、ここで少し想像を膨らませてみましょう。将来、人類が移住するかもしれない「火星」での生活をシミュレーションしてみます。
火星の地軸は約25.2度傾いています。これは地球の23.4度と非常に近く、火星にも地球によく似た「四季」が存在することが予想されます。しかし、その中身は地球とは大きく異なります。
火星でカレンダーをめくると、以下のような日々が待っています。
・春・夏・秋・冬がすべて長い
火星の1年は地球の約1.9倍(687日)です。つまり、一つの季節が約半年も続きます。受験勉強の「追い込みの冬」が半年も続くとしたら……かなりの精神力が求められそうですね。
・冬の厳しさとドライアイスの雪
太陽から遠いため、冬の寒さは地球の比ではありません。極地では二酸化炭素が凍り、「ドライアイスの雪」が降る光景が見られるでしょう。
地域による季節の格差:
火星の軌道は地球よりも少し「楕円」が強いため、季節によって太陽との距離が大きく変わります。南半球の夏は太陽に近くなるため、北半球の夏よりもずっと暑くなるという、地域による激しい格差が生まれます。
もっとも大きな違いは「1年の長さ」と「環境の過酷さ」です。地球は1年を365日で回ることで、極端な温度変化を抑え、生命に適したリズムを作っています。火星の1年は、地球のリズムに慣れた私たちにとっては、あまりに長く、変化の激しい旅になるはずです。
宇宙のスケールで「1年」を捉え直すと、私たちが過ごす365日がいかに奇跡的なバランスの上に成り立っているかが分かります。
学習も同じです。
太陽(目標)を中心に、自分の軸(志)をしっかりと持ち、毎日コツコツと進んでいく。時には向かい風で寒さを感じる「冬」の時期もあるでしょう。しかし、地軸を傾けてでも前に進み続ければ、必ず光が強く差し込む「春」や「夏」がやってきます。
火星の長い冬を耐え忍ぶ必要はありません。地球の365日という限られた時間の中で、いかに効率よく、情熱を持って自分を成長させられるか。
当塾は、皆さんの「公転」を全力でサポートする管制塔です。
2026年、新しい軌道を描いて、最高の自分に出会いに行きましょう!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
福岡北エリア東郷校教室長。福岡教育大学教育学部出身。勉強を楽しく!を目指しています。 楽しく勉強するためには、「できた!」の喜びが重要です。小さな「できた!」を積み重ねていくうちに、最初はとてもできないと思っていたことが達成できるようになります。昨日のできなかったを今日のできたに変える教育を目指して日々奮闘しています。