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テストの後、「点数」に振り回されていませんか?
テストの点数は、努力の成果を確認する大切な機会です。
しかし、点数が良ければ天にも昇る気持ちになり、悪ければ落ち込んでしまう…。そんな「一喜一憂」の繰り返しに心が疲れてしまう子どもも少なくありません。
特に中高生は、自己肯定感が揺らぎやすい時期。テストの点数が、自分の価値そのもののように感じてしまうこともあります。
本記事では、テスト後に大切な「心の整え方」について、親子でできる具体的な方法を紹介します。
テストは、一時点の学力や準備状況を測るものであり、自分の能力や人格のすべてを表すものではありません。
ですが多くの子どもたちは、点数によって次のような感情を抱きます。
・「この点数じゃダメだ、私は勉強ができないんだ」
・「もっと取れたと思っていたのにショック」
・「親や先生に怒られるかも…」
このように、点数が自己評価に直結し、過度なストレスや不安を引き起こすケースもあります。
まず大人が、「点数は結果の一部にすぎない」という視点を持ち、子どもに伝えることが大切です。
テストが返却された直後は、良くも悪くも強い感情が出やすいタイミングです。そんなときこそ大切なのが、「今の気持ちを否定しない」ことです。
・「なんでこんな点なの!?」
・「もっと頑張ればよかったのに」
・「そんなことで落ち込んでちゃダメよ」
これらの言葉は一見励ましのようで、実は子どもの感情を否定していることになります。
・「悔しい気持ちなんだね」
・「がんばってきたもんね、結果はどうだった?」
・「どこが難しかったって感じた?」
まずは子どもが感じていることを言語化し、ありのまま受け止める姿勢が、気持ちの整理につながります。
点数に一喜一憂しないためには、結果ではなく“過程”に注目する視点を育てることが重要です。
たとえばこんなふうに問いかけてみましょう。
・「前回よりもどんなところが変わったかな?」
・「今回、どんな工夫をして勉強した?」
・「大変だったけど、最後まで頑張ったことって何?」
こうした問いによって、**自分の努力や成長に気づく「内省力」**が育ちます。
点数が高くても低くても、「自分でがんばった」と実感できることが、自信と次の意欲につながります。
リフレクションとは、自分の行動や考え方をふり返り、そこから学びを得るプロセスです。
中高生にも無理なく取り組める「3つの問い」をご紹介します。
・できたことは何?→ 点数以外でも、取り組んだこと、成長を感じたことを書き出す。
・うまくいかなかったことは?→ 言い訳で終わらず、「なぜそうなったか」を考える。
・次にどうしたい?→ 反省ではなく、次への具体的な小さな目標を立てる。
・できたこと: 単語は毎日10個ずつ覚えられた
・うまくいかなかったこと: 文法の見直しをサボったからミスが多かった
・次にどうしたい?: テスト前1週間は毎日1ページずつ文法の復習をする
このような記録を「リフレクションシート」などに残すことで、自分で考えて行動する習慣が育ちます。
保護者の何気ないひと言が、子どもの心に大きく影響することがあります。
以下のような自己肯定感を育てる声かけを意識してみましょう。
・「〇〇なところ、前よりもできるようになってたね」
・「ちゃんと続けてたの、見てたよ」
・「点数じゃなくて、がんばってたことが一番大事だよ」
これにより、子どもは「自分は認められている」と実感でき、自信を回復しやすくなります。
テスト後の心の整え方は、短期間で身につくものではありません。
日ごろからの積み重ねが、子どもの精神的な安定につながります。
・テスト前から「点数以外の目標」を設定する
・学習記録や努力のプロセスを見える化する
・失敗したときも「成長のチャンス」と伝える
・家庭で“できたこと”にフォーカスする習慣を持つ
心を整えることも、学力の一部
テストの結果は、たしかに努力のバロメーターです。
しかし、子どもの「心の状態」こそが、次の成長の土台になります。
点数に振り回されすぎず、冷静に自分を見つめ、次につなげる力。
その力こそが、これからの時代を生きる上で必要な「学び続ける力」です。
保護者や先生の一言が、子どもの気持ちを前向きに整えるきっかけになります。
テストが終わったその日から、新しい成長が始まっていることを、ぜひ伝えてあげてください。
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