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「何でそう思ったの?」「他にはどんな方法があるかな?」
こうした質問が、子どもたちの“思考力”を引き出すスイッチになることをご存じでしょうか?
今の教育現場では、単なる暗記ではなく「思考力・判断力・表現力」の育成が重視されています。これは学力テストだけでなく、入試・社会・将来のキャリアにも直結する力です。
そこで重要になるのが、家庭や塾、学校における「質問のしかた」です。
子どもの頭をフル回転させる“問いかけ”は、大人の接し方一つで大きく変わります。
この記事では、「子どもに考える力を育むための質問術」について、具体例を交えて解説します。
人間の脳は、「自分で考えたこと」に対して最も強く反応します。
そのため、答えを“与えられる”よりも、“自分で考えるきっかけ”を与えられたときに、脳が最も活性化するのです。
つまり、質問には以下のような効果があります:
情報の整理 → 理解力が深まる
選択肢の検討 → 判断力が育つ
考えを言葉にする → 表現力が磨かれる
良質な質問は、子どもを受け身から能動的な学び手へと変える力を持っています。
クローズド:
「〇〇したの?」
「この答えは合ってる?」
→ はい/いいえ、の答えで終わる
オープン:
「なぜ〇〇しようと思ったの?」
「別のやり方は考えた?」
→ 考えや根拠を引き出す質問
オープンな問いかけは、子どもに「自分の考えを言葉にする機会」を与えます。
その結果、頭の中で「なぜそう思ったのか?」「他に方法は?」と自問自答するようになり、思考が深まる習慣がついていきます。
以下のような“型”を持っておくと、日常的に「考える質問」をしやすくなります。
→ 答えを教える前に、まずは意見を引き出す。
→ 仮説や想像力を育てる質問。
→ 多角的な視点や柔軟な発想を促す。
→ 問題点を自分で整理し、課題解決の力を養う。
→ アウトプットと表現力を意識づける。
このような質問は、国語・算数・理科・社会など、教科を問わず活用できます。
質問しても、すぐに答えが返ってこないことはよくあります。
そんな時に大切なのが、“待つこと”。
大人はつい「答えてほしい」「間違えないでほしい」と思ってしまいがちですが、考えている沈黙は成長の瞬間です。
すぐに答えを補わずに、10秒待つ
「考えてくれてありがとう」と伝える
間違っても「考えたこと」を肯定する
このように、考える時間を保障し、安心して答えられる環境をつくることが、思考力を育てる土台になります。
子どもに“考える力”を育てるには、
質問の仕方を工夫すること
考える時間を尊重すること
正解を急がず、過程を認めること
この3つがカギになります。
教えることに慣れている大人ほど、「伝える」より「問いかける」ことの難しさを感じるかもしれません。
でも、今日から少し問い方を変えるだけで、子どもの思考力・判断力・表現力は大きく伸びていきます。
“いい質問”は、子どもが一人で学びを深めていくきっかけにもなります。
ぜひご家庭や教室で、今日から実践してみてください
5-Daysでは、上記のようなお悩みを解決するため、無料体験や学習相談も随時受付中です。
「ちょっと話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。