勉強していると「音楽を聴きながら」「スマホをいじりながら」「歩きながら」など、何かと同時にやりたくなることってありますよね。いわゆる「ながら勉強」。
勉強を楽しくない、つまらないと感じると、せめて何か楽しいことでもしながらやりたくなることは私も中学生の頃にはありました。
でも本当に効率が上がるのか、それとも逆効果なのか…。今回はそのメリットとデメリットを整理してみます。
マルチタスクとは、小中学生は聞きなじみのない言葉かと思いますが、「複数の作業を同時並行で処理すること、またはその能力」を指す言葉です。
人間の脳は一度に複数のことを処理するのが不得意です。実際には「注意の切り替え」を何度も行っているだけ。結果として集中力が途切れ、勉強内容が記憶に残りにくくなります。
・テレビを見ながら
・スマホを触りながら
・歌詞のある音楽を聴きながら
これらは脳のリソースを大きく奪ってしまい、勉強の質を下げます。
先程、私も中学生のときは勉強するときは何かをしながら勉強をしたくなると述べましたが、実際にテレビを見ながら勉強することはありました。
頭の中に勉強の内容はまったく身についていないことはありませんでしたが、身についたのは普段の半分くらいの感覚だったと思います。
また、テレビの内容も勉強しながらだと、ところどころ見逃して内容がその部分が抜けてしまっていました。
勉強するなら勉強にしっかり取り組み、質を下げないようにする、テレビを見ることなども息抜きするなら息抜きするでそれぞれメリハリをつけるべきだと感じるようになりました。
スマホについては、私は中学生の頃はスマホのようなツールはまだ買ってもらっていなかったため、それを扱いながら勉強するという発想すらなく、他の同級生の子もほとんど持っていませんでした。
しかし、現在では、中学生の時点でスマホを所持している子をよく見かけます。
スマホを操作しながら、スマホのYouTubeなどで勉強とはまったく関係のない動画を見ながらの勉強はしないように注意しましょう。
勉強に関する解説動画を見て勉強に活かすのであれば、それを見ることは良いことだと思います。
ただ、「ながら勉強」のすべてがダメではありません。
「単純作業 × 勉強」であればむしろ効率が上がることも。
散歩や軽い運動をしながら → 英単語やリスニング音声を聞く
バスや電車に乗っているときの移動中に → 音声教材や暗記カード
自宅の部屋の掃除など、家事の手伝いなどをしながら → 単語を聞く、単語や公式を声に出して覚えられるようにする
無意識でできる作業と組み合わせることで、スキマ時間を有効活用できます。
ながら勉強をすることをおすすめしたいというわけではなく、勉強だけに集中できるのであればそれがベストで、移動や単純作業のときに勉強するすきを確保できるなら、やりたいと思うなら、やるのも良いという形です。
普段、自宅などの机で勉強するときは一点集中 → 問題演習や記述練習など、深い思考が必要な勉強をするとき。
移動(バスや電車、保護者の車に乗せてもらっているとき)や作業をしないといけないとき移動や作業のときは「ながら勉強」 → 単語暗記やリスニングなど反復に向いた勉強
つまり「ながら勉強」は補助的に使うのが正解です。
「テレビやスマホをしながら勉強」は効率が落ちるのでNG
「電車やバスに乗って移動中」「掃除をしながら」のような単純作業なら有効活用できる
「集中学習」と「ながら勉強」を上手に組み合わせることで、勉強時間を最大限に活かすことができる
毎日個別塾5-Days荒江校の教室長です。私は中学生のころ、自分で勉強時間を考えて取り組むことを意識して実行することはある程度はできていたつもりでしたが、自分だけでは限界がありました。塾に通い始めて、そこでのサポート があったおかげで高校受験を乗り越えることができました。今の私は昔の自分のような困った子のための力になりたいと思っています。一緒に頑張りましょう!