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「やばい!テストまであと3日しかない!」
「もっと早くからやっとけばよかったのに…」
そんな言葉を聞いて、つい言ってしまう「だから早くからやりなさいって言ったでしょ!」
でも、これは子どもにとっては「追い打ち」になってしまうことも。
テスト直前になって焦っているお子さまを見て、親として何かしてあげたい。でもどう声をかければいいのか、どこまで手を出すべきか…悩んでしまいますよね。
今回は「勉強しなさい」と言わなくても、子どもの力を引き出せる3つのサポートのポイント(環境・気持ち・行動)をご紹介します。
焦っている時ほど、子どもは「何から手をつけたらいいかわからない」状態になりがちです。そんな時に「よし、勉強しよう」と思えるかどうかは、“環境”が大きなカギを握っています。
机の上を一緒に片付けてあげる
勉強道具が散らかっていると、集中力はすぐに途切れます。
まずは「どの教科からやる?」と声をかけ、必要な教材だけを揃えてあげましょう。
スマホやテレビから物理的に離す
勉強時間中は、親がスマホを預かるのもひとつの手段。
親自身もスマホを触らず、一緒に読書や作業をするなど「一緒に頑張る空気」を作ると、子どもも頑張れます。
時間割を一緒に作ってあげる
「何をどの順番でやるか」の整理は、思考がパニックになっている子にとって大きな助けに。
例えば「今日は英語と社会。明日は理科と数学」など、具体的に分けてあげると、見通しが持てて落ち着きます。
テスト前は、子どもにとって精神的にもプレッシャーがかかる時期です。
「全然覚えられてない」
「間に合わないかもしれない」
「怒られるのが怖い」
…そんな不安の中で戦っている子に対しては、“安心できる存在”として寄り添うことが何よりも大切です。
「今からでもできること、一緒に考えてみようか」
過去を責めるのではなく、未来を考えるスタンスが大切。
子どもが「今できること」に意識を向けられるようにしましょう。
「焦るのは真剣に考えてる証拠だよ」
焦る気持ちは決して悪いことではありません。努力しようとしている証です。
否定せず、その気持ちに共感し、認めることで安心感を与えましょう。
「応援してるよ。何か手伝えることある?」
この言葉には“信頼”と“自立支援”の両方の意味があります。
勉強そのものを手伝うのではなく、あくまで「必要ならサポートするよ」という距離感が大切です。
テスト勉強は、頭の中だけで考えていても進みません。「やるべきことが山積みで動けない」そんな子どもには、小さな“最初の一歩”を促すことがポイントです。
「まずは15分だけやってみよう」
最初のハードルを下げることで、やり始めるきっかけを作れます。
15分集中してできたら、小さな成功体験になります。
「1ページだけやってからおやつにしようか」
“ごほうび”や“区切り”をうまく使って、メリハリのある学習を。
「昨日できなかった漢字、もう一度チェックしてみよう」
“できなかったこと”を一緒に乗り越える成功体験を作ってあげると、モチベーションに繋がります。
チェックリストを一緒に作る(終わった項目に✓を入れるだけでも達成感あり)
一緒に目標を立てる(「今日は5問解いたらOK」など)
「できたこと」を記録するノートを用意する(ポジティブな振り返りを習慣に)
テスト前の繊細な時期、以下のような対応は逆効果になる可能性があります。
「だから言ったのに」「いつもこうなんだから」など、失敗を責める言葉はNG。
「〇〇ちゃんはもう終わってるって」「兄はもっと計画的だったよ」などは、自信を削り、反発を招きます。
「大丈夫!なんとかなる!」と軽く言ってしまうと、子どもにとっては「わかってくれていない」と感じることも。
テスト直前、子どもは不安と焦りでいっぱいです。そのときに必要なのは、怒るでもなく、放っておくでもなく、「一緒に乗り越える仲間」としての親の存在です。
子どもが“自分で動けるようになる”ための
環境を整え、
気持ちに寄り添い、
行動に繋げる。
この3つのサポートで、お子さまは安心してテストに向き合えるようになります。
テストの点数だけでなく、「親子で困難を一緒に乗り越えた経験」は、お子さまの自己肯定感や自信を育てる大きな財産になります。親としての関わり方次第で、その経験は何倍にも価値を持つのです。
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。