本格的な受験期に入りましたね。
これまで皆さんが積み重ねてきた努力が、いよいよ結果として表れる時期ですね。
12月に入ってから、「受験直前には何を勉強したらよいですか?」という質問を多くいただきました。
直前期だからこそ不安になり、何を優先すべきか迷ってしまうのは自然なことです。
今回は、あくまで私の意見で恐縮ではございますが、共有したいと思います。
まず、受験直前の勉強で一番大切なのは「新しいことに手を広げすぎない」 ということです。
この時期になると、不安な気持ちから、今まで使ってこなかった問題集や参考書に手を出したくなる人もいるかもしれません。
しかし、受験直前に必要なのは、知識を増やすことよりもこれまで学んできた内容を、確実に得点へと結びつける力を高めることです。新しい教材に取り組むことで、かえって混乱してしまったり、自信を失ってしまったりすることも少なくありません。
次に意識してほしいのが、暗記科目を中心とした復習、つまり 「基礎の最終確認」 です。
「英語」:単語・熟語・基本文法
「数学」:公式、典型問題の解き方
「国語」:漢字、語句、文章の読み取り方
「理科・社会」:重要語句、基本事項の整理
これまで何度も学習してきた内容を、丁寧に見直していきましょう。
基礎問題は確実に得点につながりやすく、合否を分ける大切なポイントでもあります。
過去問や模試の復習も、受験直前には非常に効果的です。
間違えた問題をそのままにせず、「なぜ間違えたのか」「次に同じ問題が出たら、どうすれば解けるのか」をしっかり考えることが重要です。
解説を読んで終わりにするのではなく、自分の弱点を見つけ、同じミスを繰り返さないよう意識しましょう。
復習は地味で大変な作業ですが、得点力を高めるためには欠かせません。
私自身も受験勉強の際、過去問を100回以上繰り返し解きました。
問題の一行目を見ただけで答えや解説が思い浮かぶほど取り組んだのを覚えています。
答えを覚えることが目的ではなく、それだけ内容がしっかり定着していた、ということだと思います。
受験直前は、勉強内容だけでなく、生活リズムを整えることも非常に重要です。
夜遅くまで無理に勉強を続けるよりも、
・決まった時間に寝る
・決まった時間に起きる
この習慣を身につけることで、本番当日も落ち着いて試験に臨むことができます。
体調管理も実力のうちです。
最低でも受験の1週間前には、試験開始時間に頭がしっかり働く生活リズムを整えましょう。
これは、直前期において 最も大切なこと かもしれません。
受験直前は、不安になるのも当たり前です。
「本当にこれで大丈夫だろうか」「もっと何かやるべきことがあるのではないか」
そんな気持ちが次々と浮かんでくるかもしれません。
しかし、その不安は、これまで本気で受験と向き合い、努力を積み重ねてきた証拠です。
今の皆さんに必要なのは、特別なことをすることではなく、これまでやってきたことを信じ、基礎を丁寧に確認し、「できる問題を確実に取る」準備を続けることです。
受験は、直前に劇的に成績が伸びる人が合格できるものではなく、当たり前のことを当たり前にできた人が、力を発揮できる試験です。
落ち着いて問題と向き合い、一問一問を丁寧に解いていきましょう。
残りの時間を大切に、そして体調を第一に。
自分を信じて、胸を張って本番を迎えてください。
私たちは、最後まで皆さんを全力で応援しています。
姪浜教室で教室長をしています。私はこれまで10年以上にわたり教育業界に携わり、多くの生徒さんや保護者の方々と関わってまいりました。その中で、「努力しているのに思うような結果に繋がらない」といったお悩みを多く耳にしてきました。本記事では、そうしたご相談に共通する傾向や原因をもとに、学習の成果を引き出すためのヒントをお伝えできればと思い執筆いたしました。 この文章が、同じようなお悩みを抱える皆さまにとって、少しでも解決の糸口となり、前向きな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。