「うちの子、どうしてこんなに勉強のやる気がないんだろう…」
そう感じたことはありませんか?
テスト前になっても机に向かわない、声をかけると不機嫌になる、
つい「勉強しなさい!」と叱ってしまう――。
多くのご家庭で見られる光景ですが、実は“やる気がない”のではなく、
“やる気の出し方が分からない”だけというお子様も少なくありません。
勉強のやる気は、生まれつきの性格や根性だけで決まるものではなく、
目標の持ち方・学習習慣・環境・大人との関わり方によって大きく変わります。
特に中学生は、周囲の関わり次第で驚くほど前向きに変わる時期です。
この記事では、日々多くの中学生と向き合ってきた経験をもとに、
「勉強のやる気を高めるために、ご家庭でできる具体的なポイント」
を5つに分けてご紹介します。
今日から少し意識を変えるだけで、お子様の表情や行動が変わるきっかけになるはずです。
◯将来の夢がある
↓
◯志望校が決まる
↓
◯テストで目標点をとる
↓
◯テストまでに何をしないといけないかを考える
「将来◯◯になりたい!」という夢があるお子様は、
そのために◯◯高校・大学に行きたいと目標があり、
テストの目標点を決め、いつ何をしないといけないかを考えるようになります。
将来の目標がない、まだ行きたい学校もわからないお子様と比較をしても、
明らかにモチベーション・やる気が違います。
これは、ご両親や学校の先生、私達を含めてお子様とのコミュニケーションが関係してきます。
日頃から、お子様が何を考え、何に興味があるのか。
夢や目標を持つことが、やる気アップにつながる一番の近道です。
中学生は、テスト前に目標点を決めています。
前回の点数を元に、次は何点とりたいかを一緒に決めております。
少しでも点数がアップしたら、お子様を誉めて、
点数が下がれば、何が原因だったかをお子様と分析し、
次に同じ失敗をしないようにすることを考えます。
塾に行って、授業を受けて、わからないところを質問して、その場ではできるようになる。
これだけでは、学習の定着は難しいです。
部活動の練習と同じで、学んだことをアウトプットする。
自主トレをしないと上達はしません。そのため、塾からも宿題を出しております。
「ひとりで勉強できるようになる」ことが重要で、これは、私達5-Daysの指導理念でもあります。
その為に教室自習や家庭学習で自学の時間を作ることが大切です。
例えば、学校から帰宅し、◯時から◯時で自学をする。
初めは、学校・塾の宿題だけでも構いません。
自分の部屋にこもるのではなく、
理想としては、リビングなどのご両親が近くにいる環境がベストです。
自宅が難しい場合は、塾の自習室をぜひご利用ください。
お子様と一緒にスケジュールを考えていただき、
自宅か塾の自習に行くか、二択でお約束いただけるだけでも助かります。
お子様の学習机が教科書・プリント類で散らかっていませんか。
まずは、プリント類の整理、いらない物を捨てるなど
お子様と一緒に片付けをしていただけたらと思います。
家にいると、部屋にこもり、携帯を触ったり、ゲームをしたり、
つい「勉強しなさい」と怒ってしまいます。親が子どもを怒ることは当然かと思います。
そのような時は、一度お子様と一緒にお話をしてみてください。
例えば、
「◯時間ゲーム・携帯など息抜きをして、その代わり◯時間は、学校の宿題やテスト勉強をする。」
また暗記科目の理科社会の問題を出してあげて確認をするなど、
お子様と一緒の時間を作ることも効果があるかと思います。
逆に今まで勉強をしなかったお子様が、自発的に勉強をしていたり、
塾の自習に行く際に、「頑張ってるね!」と一言、
誉めていただくことで、やる気につながる場合があります。
「勉強しなさい」とつい、言ってしまうこともありますが、
子どもの頑張りを静かに見守ってあげることも大切です。
実際に、私も受験期に部屋で勉強をしていた時に、
いつも母が何も言わずに夜食を作ってくれて、
「頑張らないといけないな」と子どもながらに考えたことを覚えています。
これは、私達大人もそうですが、
怒られるよりも誉められる・認めてもらえる方がやる気が増します。
それは、私達先生からではなく、ご両親の方が影響が大きいです。
目標・志望校がわからない場合、色々な学校のHPを見てみたり、
体験入学、説明会、学園祭に行ってみることをおすすめします。
実際の学校の雰囲気を感じることで、「この学校に行きたい」と思うようになることがあります。
勉強のやる気は、「勉強しなさい」と言われて急に生まれるものではありません。
目標を持つこと、学習の習慣を身につけること、集中できる環境を整えること、
そして大人がどう関わるかによって、少しずつ育っていくものです。
将来の夢や志望校といった目標が見えることで、テストの点数や日々の勉強が意味を持ち始めます。
また、毎日少しでも机に向かう習慣ができれば、
勉強は「特別なこと」ではなくなり、自然と取り組めるようになります。
そのためには、自宅や塾の自習室など、勉強に集中できる環境づくりも欠かせません。
そして何より大切なのは、結果だけでなく過程を認め、誉めることです。
頑張っている姿を見守り、声をかけることで、お子様のやる気は確実に高まります。
ご両親の一言は、私たち大人が思っている以上に大きな力を持っています。
すぐに大きな変化が見られなくても問題ありません。
できることから一つずつ取り入れ、お子様と一緒に前に進んでいくことが大切です。
ご家庭と私たちが同じ方向を向いて支えていくことで、お子様の「やる気」は必ず育っていきます。
小郡教室教室長。 学生時代のアルバイトから、学習塾での指導経験約20年。集団塾、個別指導塾で教室長を歴任。5-Daysに入社後は、中学受験において、福岡教育大附属、筑陽学園、東明館、久留米信愛、高校受験においては、明善、久留米高専、朝倉、久留米、久留米商業、小郡など、多数の合格者を輩出。定期テスト対策に重点を置いた指導にも定評あり。