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広島県公立高校入試改革

広島県公立高校入試

入学者選抜制度の概要

一次選抜

・学力検査:調査書:自己表現=6:2:2の1000点満点
・内申点は「1年:2年:3年=1:1:3」

・学校・学科によっては学力検査や調査書の比重の決定や自校作成問題を行える

・選抜方式は、「一般枠」「特色枠」の2通りある

一般枠 特色枠

・必ず行われる選抜方式

・学科、コースの特色が出る内容で実施する選抜方式

・入学定員の50%以上を決定

・入学定員の50%以内で決定

特色枠を実施する場合次の①→②の順で合格者を決定

①すべての受検生の得点を特色枠の内容で得点を換算し合格者を決定

②①で合格にならなかったすべての受検生の得点を一般枠で換算し合格者を決定

二次選抜

・定員割れをした高校、学科において実施される

自己表現について

自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力がどの程度身についているかを確認するために行う。

自己表現の流れ
 

第1日

各検査場で自己表現カードを作成し、提出します。

 
第2日

自己表現

・自己表現カードを活用して「自己表現」を行います。

・「自己表現」の時間は5分以内です。

質問・回答

・検査官が、みなさんが行った「自己表現」の内容に対して、いくつか補足的な質問をします。

・時間は、回答する時間を含めて3分以内です。

 

※自己表現カードは評価の対象ではなく、あくまで「自己表現」の内容を整理するためのもの

評価について

・評価の観点は、

  • 自己を認識する力
  • 自分の人生を選択する力
  • 表現する力

で4点を基準に観点ごとに5点、4点、3点で評価される

配点

・検査官1人あたり15点満点(3観点×5点満点)

・検査官は2〜3人の範囲内で高校が決定(満点は30〜45点)

詳しくは、広島県教育委会ホームページ「ホットライン教育ひろしま」をご確認ください。

【公立高等学校入学者選抜制度の改善について】

【令和5年度広島県公立高等学校入学者選抜】

入試日程

今年度の入試日程は次の通りです。

一次選抜

学力検査 2月27日(月)
自己表現等 2月28日(火)
(予備日) 3月1日(水)
合格者発表 3月9日(木)

二次選抜

自己表現等 学校ごとに異なる
合格者発表 3月末日まで
なんでもQ&A

なんと、入試が昨年度と比較して8日前倒しになっています!! また、例年2日に分けていた学科試験を、1日で5教科全ての検査にまとめます。さらに、その日のうちに自己表現カードの記入を行います。まとめると、このような時間割になります。 例年より、日程が詰め込まれていますので、集中力を保つことも当日実力を発揮するためのカギになります。

①9:10~10:00 国語
②10:20~11:10 社会
③11:30~12:20 数学
④13:10~13:40 自己表現カード記入
⑤14:00~14:50 理科
⑥15:10~16:00 英語

一般枠と特色枠

一次選抜では「一般枠」と「特色枠」の選抜方式があり、以下の特徴があります。

一般枠

全学校で実施され、学力検査:調査票:自己表現の比率が600:200:200で固定。

特色枠

学校ごとに定員の50%以内で実施され、学校ごとに学力検査、調査票、自己表現の比率を好きなように決定。

一例として広島市の高校では以下のように一般枠と特色枠で点数の比率を変えています。

 

調査票

新しい高校入試制度では従来の仕組みと異なり実技教科を2倍にすることなく、代わりに中学3年生の成績を3倍にして計算をします。 これだけではなく、特色枠では調査票に対しても傾斜配点(例:数学の成績は2倍にする等)を決めることができます。 ですから、早い段階で行きたい高校が決まっていたらその高校の特色枠を確認して、力を入れるべき教科を知っておく必要があります。

なんでもQ&A

次の図は3年間オール3のAさんと中学3年生で数学・英語,実技教科を3から4にしたBさんの比較です。 図ではさらに点差が大きくなる特色枠で考えていますが一般枠でも16点の差になります!!

 
なんでもQ&A

さらに5教科に力を入れたCさんと特色枠を意識して実技教科に力を入れたDさんの比較では一見Cさんの方が調査票の点数が高いですが特色枠によってはDさんが逆転することもあります!!

 

自己表現

 

第1日

各検査場で自己表現カードを作成し、提出します。

 
第2日

自己表現

・自己表現カードを活用して「自己表現」を行います。

・「自己表現」の時間は5分以内です。

質問・回答

・検査官が、みなさんが行った「自己表現」の内容に対して、いくつか補足的な質問をします。

・時間は、回答する時間を含めて3分以内です。

 
なんでもQ&A

上記の流れで自己表現は実施され、各観点を次の評価基準で評価されます。

自己表現評価の在り方

考え方

・「広島県の15歳の生徒に身に付けさせたい力」である「自己を認識し、自分の人生を選択し、表現することができる力」が、どれくらい身に付いているかを評価する。

・「評価の観点」は次のアイウの3つとし、その「評価基準」と合わせて全校共通とする。

・検査官からの質問に対する受検者の回答も評価に含める。

・「評定」は、4点を基準とし、評価の観点ごとに、5点(十分に満足できる)、4点(おおむね満足できる)、3点(努力を要する)のいずれかで評価する。

・自己表現の得点(評定の合計)は、簡易開示の対象とする。

配点

・検査官1人あたり15点満点(3観点×5)

評価表
評価の観点 ア自己を認識する力 イ自分の人生を選択する力 ウ表現する力
評価基準 自分は何が好きなのか、自分はどういう人間なのかなど、自分自身のことを認識することができている。 自分の夢や目標、自分がやりたいことなどについて、自分で考え、選択し、自分の意志で決めることができている。 自分自身のことや自分の意見などを、相手に理解してもらえるように、相手や場面に応じて、言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら伝えることができている。
評定 評価及び評価の視点
5点

「十分に満足できる」状況

「自分自身のことを認識する」ことが十分にできている。

「十分に満足できる」状況

「自分で考える」「自分で解釈する」「自分の意志で決める」ことが十分にできている。

「十分に満足できる」状況

「相手や場面に応じて」「言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら」伝えることが十分にできている。
4点

「おおむね満足できる」状況

「自分自身のことを認識する」ことがおおむねできている。

「おおむね満足できる」状況

「自分で考える」「自分で解釈する」「自分の意志で決める」ことがおおむねできている。

「おおむね満足できる」状況

「相手や場面に応じて」「言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら」伝えることがおおむねできている。
3点

「努力を要する」状況

「自分自身のことを認識する」ことができていない。

「努力を要する」状況

「自分で考える」「自分で解釈する」「自分の意志で決める」ことができていない。

「努力を要する」状況

「相手や場面に応じて」「言葉の使い方や表現の仕方などを工夫しながら」伝えることができていない。
なんでもQ&A

細かい注意点として
・自己表現に必要な物の持込が可能(危険性が無く、1人で持ち込める物に限る)
・音声,動画を流す場合は30秒に限る
があります。
また、現在高校ごとに教育目標、育てたい生徒像、入学者受入方針が示されています。事前に自分で志望する高校の教育目標などを確認しておくことが重要です。

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