以前公開させていただいた、「【中学受験】小6夏休みの勉強法|家庭でできる逆転合格の過ごし方ガイド①」の続きで、
今回は「塾と家庭学習のバランス」「保護者ができること・NGな声かけ」「成功例・失敗例から学ぶ夏の使い方」について解説していきます!
中学受験を控えるご家庭では、夏休み中の「塾と家庭学習のバランス」をどう取るかに頭を悩ませる方が多いのではないでしょうか。
実際、夏期講習が連日続く中で、「家庭学習まで手が回らない」「親が口を出すとケンカになる」といった声は非常に多く聞かれます。
けれども、塾に任せきりにするのではなく、塾で得た知識を家庭で“定着”させる作業こそが、夏の学習の成果を最大化するカギになります。
塾の授業後は、疲れて集中力が続かないことも多いため、「新しいことに手を出す」のではなく「その日の復習だけ」に絞るのが鉄則です。
✅ 具体的には…
・授業で解けなかった問題を1問だけでも振り返る
・ノートやプリントを見ながら、「どこがわからなかったか」を確認する
・翌日の授業に向けて、宿題を軽く着手する
こうすることで、記憶が新しいうちに定着させやすくなり、「塾で習ったのに忘れてしまった…」というロスを防ぐことができます。
一方、塾が休みの日こそが、家庭でしかできない学習の絶好の機会です。
✅ 塾がない日にやっておきたいこと
・苦手単元の集中復習(例:「割合だけを2時間集中して復習」など)
・過去問や模試の解き直し
・間違えた問題をノートに整理し、解説を自分の言葉でまとめる
・理科・社会のまとめノートづくりや暗記チェック
このように「塾=インプット」「家庭=補強とアウトプット」と役割分担することで、学習にリズムとメリハリが生まれ、効率が格段に上がります。
この時期、親御さんは「ちゃんとやってる?」「計画通り?」とつい確認したくなりますが、
あまりに“監視役”になってしまうと、子どものモチベーションは下がってしまいます。
✅ 理想の関わり方
・毎日、短くても「今日、どの科目が難しかった?」と話す時間を作る
・学習スケジュール表を一緒に見ながら「順調だね」「よく頑張ってる」と声をかける
・ミスを責めず、「どうすれば次はできると思う?」と一緒に考えるスタンスをとる
家庭学習を支える最大のポイントは、“安心してミスできる場所”を作ってあげることです。
親が伴走者として見守ることで、お子さんは失敗を恐れず前向きに取り組めるようになります。
塾のカリキュラムと家庭学習のバランスをうまく調整することで、夏休みの学習効果は飛躍的にアップします。
大切なのは、「塾も家庭も両方必要」という前提で、目的と役割を明確にすることです。
中学受験に挑む子どもたちは、勉強量の多さやプレッシャーで、思っている以上に不安や緊張を感じています。
だからこそ、家庭が安心できる場所であることが、学習の安定と成長には不可欠です。
では、保護者は具体的にどんなサポートができるのでしょうか?
お子さんが努力したことや、昨日より少しでも前進したことに目を向けて、言葉にして伝えてあげることが大切です。
✅ 具体的な声かけ例:
・「昨日間違えてたところ、今日は解けたね!」
・「この1週間で○○の問題、すごく速く解けるようになったね」
・「しっかり時間守って休憩できたの、えらいね」
「大きな成果」よりも「小さな変化」に気づいてあげることが、子どもの自信ややる気につながります。
保護者もつい焦りや心配から、こんな言葉を口にしてしまいがちです。
❌ よくあるNGな声かけ例:
・「また同じミスしてるじゃない」
・「◯◯ちゃんはもうこの問題できてたよ」
・「このままだと志望校ムリじゃない?」
これらは、子どもに「責められている」「否定された」と感じさせてしまい、逆効果です。
一時的にやる気を出させたとしても、長期的には自己肯定感を下げ、受験への不安を強めてしまいます。
子どもが自分で考え、行動できるように促すのが、親の大事な役割です。
完璧に計画をこなすことより、「悩んだら一緒に考えてくれる」「失敗しても安心できる」環境を整えてあげましょう。
✅ 保護者にできるサポート例:
・学習スケジュールを一緒に立てる
・勉強したことを聞き役に徹してふり返る
・模試の復習を横で見守り、「がんばったね」と声をかける
「管理する」ではなく「支える・見守る」の姿勢が、夏を乗り越える力になります。
夏休みの過ごし方は、その後の学習の“伸び方”を左右します。
ここでは実際にあった保護者・生徒の声をもとに、夏の使い方の成功例・失敗例をご紹介します。
Aさん(女子・6年生)は、夏休み開始前に1週間ごとの学習計画を保護者と一緒に作成しました。
毎日の終わりには、「できたこと・できなかったこと」をふり返る5分間の時間を設けていたそうです。
結果的に、夏前は苦手だった「割合と比」の単元がスムーズに解けるようになり、8月末の模試では偏差値が5ポイントアップ。
本人いわく、「自分の成長を毎日確認できたことがやる気につながった」とのことです。
Bくん(男子・6年生)は、夏休みに「毎日4時間勉強する」とだけ決め、内容の計画は立てませんでした。
市販の問題集をその日の気分で解き、間違えても解説を読まずに終わらせていたそうです。
結果、成績は伸びず、9月に入って過去問演習を始めたところで「基本が抜けていた」ことに気づき、焦ってやり直す羽目に。
お母様は「“やらせる”ことに気を取られすぎて、内容や進み方まで目が届かなかった」と振り返っていました。
・計画は「量」ではなく「目的と中身」で立てる
・毎日のふり返りと声かけで、やる気と軌道修正を促す
・苦手単元は“先送りしない”を鉄則に
夏休みは「頑張った子が必ず報われる」期間。
でも、“頑張り方”を間違えると、努力が報われにくくなってしまいます。
正しい方向で努力できるよう、家庭での支えが大きなカギになります。
中学受験において、夏休みはまさに「天王山」。
学校がないこの時期は、時間の使い方次第で大きく成績が伸びる一方、方向を誤れば努力が空回りしてしまうこともあります。
今回ご紹介したように、夏休みに意識すべきポイントは以下のとおりです:
・復習を中心に、基礎を徹底的に固める
・1日の学習スケジュールを決めて、リズムを作る
・苦手単元に逃げずに向き合い、克服する
・模試・過去問の復習で、実戦力を高める
・塾と家庭学習をうまく使い分ける
・親は「伴走者」として、支え・見守る姿勢で関わる
特別なことをする必要はありません。
「目の前のことを1つずつ丁寧に取り組むこと」こそが、合格への最短ルートです。
子どもにとっても保護者にとっても、不安や焦りの多い夏。
でも、だからこそ、親子で一緒に考え、励まし合い、日々を積み重ねていく時間は、合格だけでなく、お子さまの人生の財産にもなります。
「この夏、どう過ごすか」は、今まさに始められます。
・今日から1週間の学習計画を立ててみる
・苦手単元リストを親子で書き出してみる
・模試や過去問の復習ノートを作ってみる
こうした小さな一歩が、やがて「あの夏があったから頑張れた」「あの夏がターニングポイントだった」と、胸を張って言える未来につながるはずです。
ぜひ、この夏を“合格への土台”に。
そして何より、“お子さまの成長と自信”につながる実りある時間にしていきましょう。
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福岡県糸島市の前原教室で教室長をしています!入社9年目で、これまで多くの生徒の志望校合格や目標達成に向けてサポートをしてきました!福岡県の高校紹介や入試の内容を始め、ブログを通して多くの教育に関する記事を紹介していきます!ぜひこのブログで、様々な情報を知るきっかけになれば嬉しいです!一緒に勉強がんばろう!