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冬休みは、どの学年にとっても一年の中で特別な期間です。
学校の授業が止まり、年末年始を含むため、どうしても生活リズムや学習習慣が乱れがちになります。
一方で、冬休みは「前学期の総復習ができる」「苦手を整理できる」「次の学年・受験に向けた準備ができる」という非常に貴重な期間でもあります。
本記事では、小4・小5・小6/中1・中2の学年別に「冬休みにこれは必ず押さえたい学習内容」を整理し、保護者が具体的に計画を立てやすい形で解説していきます。
多くの保護者の方が、「何を勉強させればいいのか分からない」「とりあえずドリルをやらせている」「本人任せになっている」という悩みを抱えています。しかし、冬休みの学習で最も大切なのは「量」ではなく「学年に合ったポイントを押さえること」です。
学年ごとに、つまずきやすい単元や次の学年で確実に必要になる内容は大きく異なります。
そのため、学年別に学習内容を整理することが、冬休み成功のカギとなります。
小学4年生は、算数が「計算中心」から「考える学習」へ変わる重要な学年です。
ここでの理解不足は、小5・小6で一気に表面化します。
① 割り算(筆算)の正確さ
桁数の多い割り算、途中の計算ミスなど、小4での割り算の理解不足は、小5以降の小数・分数計算につながります。
計算スピードより正確さ重視しましょう。
② 面積・角度の基礎理解
長方形・正方形の面積、角度の考え方など、「公式を覚える」だけでなく、なぜそうなるかを説明できるかがポイントです。
③ 文章題を読む力
問題文を最後まで読む、条件を整理するなど、冬休みは、文章題をじっくり考える習慣づけに最適です。
小学5年生は、算数の難易度が一気に上がる学年です。
ここでつまずくと、「算数が分からない」という意識が強くなりやすくなります。
① 割合・百分率
「〜のうちの〜」、割合・歩合・百分率の関係など、中学数学でも頻出の重要単元です。
意味理解が最優先です。
② 小数・分数の計算
分数×整数、分数÷整数、小数のかけ算・わり算など、計算ルールを「暗記」ではなく図や式で説明できるかを確認しましょう。
③ 漢字・語彙力の強化
書けない漢字が増えやすい学年、読解力の差が広がる時期です。冬休みは、毎日少しずつの積み重ねが効果的です。
受験をしない小6生にとって、冬休みは中学進学前の最後のまとまった準備期間です。
① 分数・割合の総復習
分数同士の計算、割合を使った文章題など、中学数学で最初につまずく原因No.1です。
② 正負の数への準備
プラス・マイナスの考え方、数直線のイメージなど、「中学で初めて習う」内容でも、考え方の下地を作っておくと安心です。
③ 英語の基本(アルファベット・単語)
正しい書き方、音と文字の一致など、英語が苦手になるかどうかは最初のスタートで決まると言っても過言ではありません。
中1の冬は、学校生活に慣れ、勉強への緊張感が薄れる最も差がつきやすい時期です。
① 数学:正負の数・文字式
計算ミスの原因確認、文字の扱い方など、中2以降の数学の土台です。ここを意識しましょう。
② 英語:文法の定着
be動詞・一般動詞、三単現・疑問文・否定文など、「何となく分かっている」を説明できるレベルまで引き上げましょう。
③ 定期テストの見直し
ミスの傾向分析、勉強方法の振り返りなど、まとまった時間を取れる冬休みだからこそ集中的に行ってみましょう。
中2の冬は、高校受験を意識し始める最後の余裕ある期間です。
① 数学:一次関数・図形
関数の意味理解、証明問題の基礎など、ここが中3数学に向けての山場になります。
② 英語:時制・不定詞・動名詞
文の構造理解、丸暗記からの脱却など、一つひとつの文法をきちんと整理して説明できる状態までもっていきましょう。
③ 理社:苦手単元の洗い出し
暗記不足か理解不足か単元ごとの整理など、全体で捉えるのではなく単元ごとにブロックに分けて整理しましょう。
① 全部やろうとしない
② 1日30〜60分を継続
③ 復習中心でOK
冬休みは「完璧」を目指す期間ではありません。次につながる準備ができれば十分です。
同じ冬休みでも、学年によってやるべきことは全く異なります。
・小学生は「基礎の完成」
・中学生は「受験への土台作り」
この意識で冬休みを過ごせば、新学期・次学年のスタートが大きく変わります。
毎日個別塾5-Days浜校・津島校教室長。 【好きこそものの上手なれ】 成長するためには「好き」という気持ちが必要不可欠です。 皆さんが「塾に行きたい!楽しい!好きだ!」と思えるような教室を目指しています。 この場が皆さんの将来の手助けになれる、気づきをあたえられる、そんな場になれるように様々な情報を発信していきます!