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2026.01.9

【広島県公立高校入試】中3生必見!理科の出題傾向と直前対策まとめ

まずはご相談ください!

広島県公立高校入試が目前に迫ってきました。 「理科は何を優先して勉強すればいい?」「どんな問題が出やすい?」と不安を感じている現中3生も多いはずです。

特に昨年度は理科の大問数が変わり、対策がより難しくなりました。

この記事では、広島県公立高校入試・理科の出題傾向をふまえ、直前期に得点力を上げるためのポイント分野別(物理・化学・地学・生物)に解説します。

最後には、新中3生(現中2生)向けの早期対策についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

※本記事は過去の出題傾向をもとに構成した直前対策の一例です。
出題内容を保証するものではありませんので、最終的には教科書全体の復習もあわせて行ってください。

 

物理分野

■出題傾向

物理分野では過去8年間で以下のような出題となっています。

分野 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年
光・音・力による現象          
電流の性質とその利用        
運動とエネルギー          
…大問の中心として出題された単元  ○…一部の小問等で出題された単元  

例年3つの単元のうち、1つの単元が大問の中心となって出題されています。今年度についても、新たに追加された大問1の小問集合を除いて、1題出題される見込みです。

 

■今年出題可能性が高い単元

出題傾向から3年おきに順番に出題されている傾向があります。そのため、今年は「光・音・力による現象」が大問として出題される可能性が高いです。具体的には以下のような単元です。

● 光の反射と屈折(光の進み方・鏡の性質など)

● 凸レンズのはたらき(実像と虚像・焦点距離・凸レンズでの作図など)

● 音による現象(音の伝わり方・音の大小と高低・オシロスコープなど)

●力による現象(力の表し方・物体にはたらく力の大きさと向き・フックの法則など)

ただし、残りの単元も大問1の小問集合で出題される可能性があります。必ず復習しておきましょう。

 

■直前期の対策

★直前対策①|公式を「使い分け」できるか最終確認

● 仕事・力・圧力・速さなど、公式は覚えていても使う場面を間違えやすい

● 問題文から「力の向き」「距離」「時間」が問われているかを先に整理する

対策:1問ごとに「何を求めているか」を丸で囲む練習をする

 

直前対策②|光・音は「反射・屈折・伝わり方」を図で整理

● 光の反射:入射角=反射角

● 屈折:空気⇄水で進み方が変わる理由

● 音:固体>液体>気体の順で速く伝わる、オシロスコープの読み取りを確認

対策:図を見て「どの角度を答えるのか」を必ず確認する

 

直前対策③|グラフ問題は「傾き」と「変化」に注目

● 速さ・距離・時間のグラフは定番

● 傾き=速さ、横軸=時間が多い

対策:グラフを見たら、「横軸・縦軸」「変化している部分」を最初にチェック

 

■例題にチャレンジ!

 

【問題】図は,弦をはじいたときの音のようすをコンピュータで波形に表したものである。次の問いに,A〜Dからそれぞれ選び,記号で答えなさい。

(1)もっとも高い音を出している弦での波形はどれか。

(2)もっとも大きい音を出している弦での波形はどれか。

問題図
▶ 答えを表示する

答え:(1)D  (2)C

解説:

(1)もっとも高い音を出しているのは「振動数」を見ればよい。「振動数」とは音源が一定時間に振動する回数のことで、波形の1往復の動きを1回と数える。するともっとも振動数が多いのはDであると分かる。

(2)もっとも大きい音を出しているのは「振幅」を見ればよい。「振幅」とは音源のもとの位置からの振れ幅のことで、波形の山の高さを見る。するともっとも振幅が大きいのはCであると分かる。

 

 まずはご相談ください! 
 

化学分野

■出題傾向

化学分野では過去8年間で以下のような出題となっています。

分野 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年
物質のすがた          
化学変化と原子・分子      
化学変化とイオン            
…大問の中心として出題された単元  ○…一部の小問等で出題された単元  

例年3つの単元のうち、1つの単元が大問の中心となって出題されています。今年度についても、新たに追加された大問1の小問集合を除いて、1題出題される見込みです。

 

■今年出題可能性が高い単元

出題傾向から「化学変化と原子・分子」と「化学変化とイオン」が交互に出題されている傾向があります。そのため、今年は「化学変化とイオン」が大問として出題される可能性が高いです。ただし、「物質のすがた」は「化学変化とイオン」の考え方に使う単元でもあるので、同時に出題される可能性もあります。具体的には以下のような単元です。

● 電解質と非電解質

● 電気分解(水の電気分解など)

● 原子の構造(原子核・中性子・陽子・電子など)

● イオンの性質(陽イオン・陰イオン・イオン化傾向など)

● 電池とイオン(ダニエル電池など)

● 酸性とアルカリ性(酸性とアルカリ性の水溶液の性質など)

● 中和反応

ただし、残りの単元も大問1の小問集合で出題される可能性があります。必ず復習しておきましょう。

 

■直前期の対策

直前対策①|化学反応式とイオン式の対応を整理

● 反応式は書けても、イオンで表せない生徒が多い →要復習!

● 水に溶ける物質はイオンになる点を再確認

対策:「物質名 → イオンの形」をセットで暗記

 

直前対策②|酸・アルカリはBTB・リトマス紙とセットで

● 色の変化は頻出

● 中和は「酸+アルカリ→水+塩」

対策:表にして色の変化を一気に見直す

 

直前対策③|質量保存は「反応前後」を必ず比較

● 反応後だけを見るとミスしやすい

● 密閉・開放の違いに注意

対策:問題文中の「ふたをした」「密閉した」を見逃さない

 

■例題にチャレンジ!

 

【問題】図は,ダニエル電池のしくみを表したものである。次の問いに答えなさい。

(1)電流はa,bのどちら向きに流れるか。

(2)電流を流し続けると溶けてぼろぼろになっていくのは亜鉛板と銅板のどちらか。

(3)電流を流し続けると,硫酸銅水溶液の色は濃くなるか,うすくなるか。

問題図
▶ 答えを表示する

答え:(1)b  (2)亜鉛板  (3)うすくなる。 

解説:

ダニエル電池では亜鉛板側で亜鉛原子が電子2個失って亜鉛イオンになり、硫酸亜鉛水溶液にとけ出す。また、銅板側で亜鉛板側から流れてきた電子2個を硫酸銅水溶液中の銅イオンが受け取り銅原子となり銅板に付着する。水溶液中では亜鉛板側の硫酸亜鉛水溶液中の亜鉛イオンが銅板側に移動し、銅板側の硫酸銅水溶液中の硫酸イオンが移動する。
(1)電流は電子と逆向きに流れるため b が正解。

(2)亜鉛板側で亜鉛が水溶液中にとけるため、ぼろぼろになっていくのは亜鉛板。

(3)硫酸銅水溶液の色は水溶液中の銅イオンが影響している。水溶液中の銅イオンは亜鉛板からの電子を受け取って銅原子になっていくため、水溶液中の銅イオンは減っていく。そのため水溶液の色はうすくなる。

 

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生物分野

■出題傾向

生物分野では過去8年間で以下のような出題となっています。

分野 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年
植物の生活と種類          
動物の生活と種類        
生命の連続性と食物連鎖          
…大問の中心として出題された単元  ○…一部の小問等で出題された単元  

例年3つの単元のうち、1つの単元が大問の中心となって出題されています。今年度についても、新たに追加された大問1の小問集合を除いて、1題出題される見込みです。

 

■今年出題可能性が高い単元

出題傾向から3年おきに順番に出題されている傾向があります。そのため、今年は「生命の連続性と食物連鎖」が大問として出題される可能性が高いです。具体的には以下のような単元です。

● 生命のふえ方と成長(細胞のふえ方・生物のふえ方など)

● 遺伝(有性生殖と無性生殖・遺伝子・遺伝のしくみなど)

● 生物の種類の多様性と進化(生物の共通性と多様性・相同器官など)

● 自然界のつり合い(生態系・食物連鎖・生物の活動を通じた物質の循環など)

ただし、残りの単元も大問1の小問集合で出題される可能性があります。必ず復習しておきましょう。

 

■直前期の対策

直前対策①|生殖は「有性・無性」を対比で確認

● どちらが多様性が高いかがよく問われる

対策:メリット・デメリットを1行で説明できるようにする

 

直前対策②|食物連鎖は「矢印の向き」を必ず確認

● 矢印は「食べられる→食べる」

● 生産者・消費者・分解者の役割が頻出

対策:図を見たら「エネルギーの流れ」を口で説明してみる

 

直前対策③|個体数変化グラフは理由まで答えられるか

● 捕食関係による増減は定番問題

対策:「なぜ増えた/減ったのか」を文章で練習

 

■例題にチャレンジ!

 

【問題】図のように,細胞分裂を観察するためにプレパラートをつくった。

(1)図の空欄に当てはまる語句を答えなさい。

(2)生物が自分と同じ種類の子孫をつくり,なかまをふやすことを何というか。

(3)生物がもつ形や性質などの特徴を何というか。

(4)生物がもつ特徴が親から子に伝えられていくことを何というか。

問題図
▶ 答えを表示する

答え:(1)左から (うすい)塩酸、酢酸カーミン液(酢酸オルセイン液)、カバーガラス、ろ紙  (2)生殖  (3)形質  (4)遺伝

解説:

(1)この実験では、細胞どうしを離して観察しやすくするために塩酸を入れる。

(2)生物が、自分と同じ種類の新しい個体をつくることを「生殖」という。

(3)生物のもつ形や性質などの特徴を「形質」という。例えばエンドウであれば丸い種子としわのある種子のように形が異なる。

(4)親の形質が子やそれ以後の世代に現れることを「遺伝」という。ヒトも親の形質を受け継いでいる。

 

地学分野

■出題傾向

地学分野では過去8年間で以下のような出題となっています。

分野 2025年 2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年
大地の変化        
気象のしくみとその変化            
地球と宇宙        
…大問の中心として出題された単元  ○…一部の小問等で出題された単元  

例年3つの単元のうち、1つの単元が大問の中心となって出題されています。今年度についても、新たに追加された大問1の小問集合を除いて、1題出題される見込みです。

 

■今年出題可能性が高い単元

出題傾向から3つの単元が順番に出題されている傾向があります。そのため、今年は「大地の変化」が大問として出題される可能性が高いです。具体的には以下のような単元です。

● 身近な大地(プレート・断層など)

● 地震(初期微動と主要動・地震の計算など)

● 火山と岩石(火成岩と深成岩・火山の違いなど)

● 地層と岩石(地層のでき方・堆積岩・柱状図の読み取りなど)

● 化石と大地の歴史(示相化石と示準化石・プレートの動きなど)

ただし、残りの単元も大問1の小問集合で出題される可能性があります。必ず復習しておきましょう。

 

■直前期の対策

直前対策①|地層は「上下・切る・ずれる」の関係を整理

● 上下関係・断層・不整合が頻出

対策:「どれが一番古いか」を即答できるようにする

 

直前対策②|火山・地震は「しくみ」と「結果」を結びつける

● マグマのねばりけと火山の形

● 地震の揺れ(P波・S波)

対策:用語を単独で覚えず、図とセットで確認しよう。地震の計算はマストで解けるように!

 

直前対策③|データ問題は「表→グラフ→結論」の流れで読む

● 地震回数・地層の厚さなど、資料問題が多い

対策:数値を全部見ず、最大・最小・変化に注目

 

■例題にチャレンジ!

 

【問題】図は,ある地点で10時32分15秒に発生した地震のP波とS波の時間と進んだ距離との関係を表したものである。次の問いに答えなさい。

(1)P波,S波の進む速さは何km/sか。

(2)震源から120kmの地点で最初にゆれを感じるのは,何時何分何秒か。

(3)10時32分45秒に最初にゆれを感じる地点は,震源からの距離が何kmか。

(4)初期微動継続時間が10秒の地点は,震源からの距離が何kmか。

(5)震源から150kmの地点で大きなゆれを感じるのは,何時何分何秒か。

問題図
▶ 答えを表示する

答え:(1)P波:6km/s S波:3km/s  (2)10時32分35秒  (3)180km  (4)60km  (5)10時33分5秒

解説:

震源で同時に発生したP波(伝わる速さが速い波)とS波(伝わる速さが遅い波)が伝わって、ゆれが起こる。
(1)P波:震源からの距離が60km地点で10秒かかる。このことから、60〔km〕÷10〔s〕=6〔km/s〕

   S波:震源からの距離が30km地点で10秒かかる。このことから、30〔km〕÷10〔s〕=3〔km/s〕

(2)最初にゆれを感じるのはP波のゆれである。P波は(1)より6km/sで進むため、震源から120kmの地点だと、120〔km〕÷6〔km/s〕=20〔s〕で到着する。地震発生時刻の10時32分15秒から20秒後に到着するので、最初にゆれを感じるのは10時32分35秒となる。

(3)10時32分45秒は地震発生から30秒後である。最初にゆれを感じるのはP波のゆれであるので、震源からの距離は、30〔s〕×6〔km/s〕=180〔km〕である。

(4)「初期微動継続時間」とはP波とS波が届いた時刻の差である。グラフからP波とS波が届いた時刻の差が10秒なのは、震源からの距離が60kmの地点である。

(5)大きなゆれはS波によるものである。震源からの距離が150kmの地点までは、150〔km〕÷3〔km/s〕=50〔s〕で到着する。よって地震発生の10時32分15秒から50秒後に大きなゆれを感じるため、10時33分5秒である。

 

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※本記事は過去の出題傾向をもとに構成した直前対策の一例です。
出題内容を保証するものではありませんので、最終的には教科書全体の復習もあわせて行ってください。

 
ミツカル教育通信で取り上げていただきました!
インタビュー記事は、以下のURLから確認いただけます。
https://resemom.jp/kyoiku/interview/5-days-interview/
まずはご相談ください!

この記事を書いた人

北村 耕祐

広島県福山市内の5教室と岡山県倉敷市内の2教室を統括、福山春日校教室長。 生まれは広島県福山市でその後は福岡や福井と、「福」がつく地域の学習塾で勤務したのち、福山の教育を盛り上げるため戻ってきました。 個別指導塾での指導歴は長く、生徒の目標に合わせた指導方針作成や進路相談、少しでも勉強が「楽しい」「分かる!」「おもしろい!」と感じてもらえるような学習指導・相談を心がけております。 数学や理科などの理系科目の指導も得意です! また、「通ってみたい!」「気になる!」と思ってもらえるような、5-Days全教室のWeb広告や広報物の作成なども担当しています。

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