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学期末が近づくと、子どもたちが持ち帰ってくる「成績表」。
数字が並んでいるだけのように見えて、実はお子さまの学習状況や生活習慣、努力の方向性まで映し出している大切な資料です。
最近では、翠町中学校をはじめとするいくつかの学校で「定期テスト」が廃止され、「単元テスト」や「確認テスト」形式に移行しています。
これにより、成績のつき方や評価の基準も少しずつ変化しています。
今回は、こうした新しい評価制度のもとで、保護者の方が「成績表をどう読み解けばいいのか」を詳しく解説します。
数字を“結果”として見るのではなく、“これからの学びを伸ばすためのヒント”として見るためのコツをお伝えします。
定期テストがなくなったことで、「一度のテストで評価が決まる」時代は終わりました。
代わりに、単元ごとの理解度や提出物で授業への取り組みがより細かく評価されるようになっています。
つまり、「普段の取り組み」こそが評価の中心です。
授業中の姿勢や、ワークの提出状況、日々の小テストでの積み重ねが、5段階評価に大きく影響します。
これは言い換えれば、「一発勝負ではなく、毎日の努力で評価を上げられる仕組み」だということです。
提出物をきちんと出す・ノートを丁寧に取る・授業中に積極的に発言する——
こうした小さな積み重ねが、確実に評価に反映されるようになっています。

翠町中学校の成績表では、各教科の5段階評価だけでなく得点率(パーセンテージ)が明記されています。
この「%表示」をしっかり確認することで、数字の“理由”が見えてきます。
たとえば——
◆国語:83% → 評価「4」
◆数学:78% → 評価「3」
◆理科:90% → 評価「5」
このような場合、「3」と「4」の差はほんの数点であることが分かります。
つまり、「あとどのくらいで数字が上がるのか」「どこで差がついたのか」を具体的に分析することができるのです。
数字を「結果」ではなく「情報」として読むことで、次に何をすべきかが見えてきます。
単元テスト中心の評価では、提出物の比重が非常に大きくなっています。
ワーク・ノート・プリント・レポート——こうした日々の提出が遅れたり、未提出だったりすると、得点が良くても評価が下がるケースがあります。
場合によっては、提出物だけで評価の20~30%を占めることも珍しくありません。
お子さまの成績表を見ながら「提出物は期限通りに出せていた?」「ノートは整理されていた?」といった部分も一緒に確認してみましょう。
テストの点数も非常に重要ではありますが、まずは課題やレポートを期限通りにすべて提出することを徹底しましょう!
中学生にとって、成績表は「高校入試に直結する資料」です。
特に広島県では、内申点(=調査書点)が入試の合否に大きく影響します。
高校入試では、『各学年の9教科×5段階=45点 ⇒ 3年間合計=135点満点』が基本となります。
実際はもう少し複雑な要素が入ってきますが――例えば、志望校が「内申合計110点前後」を求める場合、3年間で平均「4」以上をキープする必要があります。
そのためには、今の時点であと何ポイント上げるべきかを明確にしておくことが大切です。
成績表のパーセンテージを見ながら、「あと2~3%で4になる科目」「5まであと少しの科目」をリストアップしておくと、次の学期に向けた学習目標が立てやすくなります。
成績表は保護者だけが見るものではありません。
ぜひお子さまと一緒に見ながら、次のような質問をしてみてください。
◆「この教科はどんなところがうまくいった?」
◆「どこで点を落としたと思う?」
◆「次はどんな勉強をしたい?」
こうした対話を通じて、お子さま自身が「成績を自分の努力の結果として捉える力」を身につけていきます。
数字に一喜一憂するのではなく、“次に活かす”という前向きな姿勢が、成績を安定的に伸ばす原動力になります。
成績表は「結果」ではなく、「未来を伸ばすためのヒント集」です。
模試やテストと同じように、必ず「見直し」が必要だと考えましょう!
◆定期テストがない=日々の努力がより評価される時代
◆数字の裏にある“理由”を見つける
◆提出物・授業態度・小テストの積み重ねが評価を決める
◆将来の内申点を見据えて、今の位置を確認する
これらを意識することで、成績表は“見るだけの紙”から、“次の行動を考えるツール”に変わります。
もし成績表を見て「この先どうしたらいいか分からない」と感じた方は、ぜひ一度ご相談ください。
塾と家庭が協力することで、お子さまの力はもっと伸びていきます。
毎日個別塾5-Days皆実町教室教室長。皆さんが望んだ将来に向けて歩めるように、日々その手助けをさせていただいております。学校の復習から受験に向けた対策、将来の相談など小さなことから大きなことまで、何でも共有出来るような教室を目指しています。この場でも皆さまの手助けになれるよう、様々な情報を発信できればと思います。