「自分は暗記が苦手だから…」
そう思っている子は多いかもしれません。しかし、実際には暗記が得意な人と苦手な人の差は「記憶力の才能」ではなく、「覚え方の工夫」によることがほとんどです。成績が良い人ほど、効率の良い暗記方法を取り入れています。今回は、暗記するための手法をいくつか紹介します。
暗記が得意な人は、ただ教科書を何度も読むだけではありません。大事にしているのは「思い出すこと」です。
例えば、英単語を覚えるとき、「ただ10回書く」「ただ10回読む」、これだけでは意外と覚えられません。
一方で暗記が得意な人は、1回覚えたあとに教科書を閉じたり、見えないようにして「思い出そう」とします。
この「思い出す行為」が、実は記憶を強くする大きなポイントです。脳は「思い出そうとした情報」を重要だと判断し、長く覚えようとします。
つまり暗記のコツは、読む回数より思い出す回数を増やすことなのです。
暗記が得意な人は、一度に長時間覚えようとはしません。代わりに「短い時間で何度も復習」します。
例えば英単語を覚える場合、「1時間で100個覚える」よりも「10分を6回復習する」方が記憶に残りやすいことが知られています。
これは人間の脳が「忘れる仕組み」を持っているからです。人は覚えたことを時間とともに忘れていきます。しかし、忘れかけたときにもう一度復習すると、記憶はより強くなります。
暗記が得意な人はこの仕組みをうまく使い、何回も短く復習する習慣を作っています。
暗記が苦手な人に多いのが「とりあえず全部やる」勉強です。
例えば英単語100個を覚えるときに「1回ずつ全部見る→また最初から見る」という方法だと、結局どれも中途半端になりやすいです。
ここでの効率の良い暗記方法は覚えられない単語だけを何度も確認することです。覚えたものはどんどん外していきます。
つまり、できない問題に時間を使うという考え方です。この方法だと、短い時間でも効率よく覚えられます。
実は、暗記には「おすすめの時間」があります。それが寝る前です。
人の脳は、睡眠中にその日覚えた情報を整理して記憶として定着させます。そのため、寝る直前に覚えたことは比較的忘れにくいのです。
例えば「英単語」「歴史の年号」「理科の用語」などは、寝る前に確認すると効果的です。
暗記が得意な人は、寝る前の10分〜15分をうまく使っていることが多いです。
ただし、眠気が強い場合は集中力が低下したりするので、そうなる場合は、もっと前の時間に行うのが良いです。
暗記には集中力も重要です。暗記が得意な人は、集中できる環境を作るのも上手です。
例えば
・スマホを近くに置かない
・机の上をシンプルにする(勉強道具以外の物を片づけておく)
・勉強時間を決める
こうした小さな工夫でも、集中力は大きく変わります。
特にスマホは注意が必要です。通知が来るだけでも集中力は下がると言われています。暗記の効率を上げたいなら、勉強中はスマホを遠ざけることが大切です。
暗記の取り組み方として
・読むより「思い出す」
・短時間で何回も復習
・できないところを重点的にやる
・寝る前に暗記する
・集中できる環境を作る
こうした方法を続けることで、暗記力を高めることができます。
暗記は、やみくもに時間をかければいいものではありません。大切なのは「やり方」です。もし今、暗記が苦手だと感じているなら、今回紹介した方法を少しずつ試してみてください。
きっとこれまでよりも効率よく覚えられるようになるはずです。勉強は努力も大切ですが、良い方法を知ることも同じくらい大切なのです。
毎日個別塾5-Days古賀校の教室長です。私は中学生のころ、自分で勉強時間を考えて取り組むことを意識して実行することはある程度はできていたつもりでしたが、自分だけでは限界がありました。塾に通い始めて、そこでのサポート があったおかげで高校受験を乗り越えることができました。今の私は昔の自分のような困った子のための力になりたいと思っています。一緒に頑張りましょう!