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こんにちは!今回は、小・中・高校生とその保護者の皆さまに向けて、「定期テストの勉強で良い勉強習慣と悪い勉強習慣」についてご紹介します。
「うちの子、頑張っているのに成績が伸びない…」
「何から改善したらいいのか分からない…」
そんなお悩みを抱える方々のために、学習塾の先生としての立場から見て来た勉強の成果が出やすい生徒とそうではない生徒の共通点を実践的なアドバイスとともにお伝えします。
成績が上がる生徒とそうではない生徒には、それぞれ日々の学習における「姿勢」や「習慣」には確かな"共通点"があります。そのため、普段から頑張っているのに成績が「伸びない生徒」でも毎日の勉強の取り組み方を変えるだけで「伸びる生徒」になれる可能性はあります。
もちろん、日々の学習における「姿勢」や「習慣」は簡単に身に付くものではありません。しかし、何事もまずはやってみることが大切です。
それでは、それぞれの"共通点"とは具体的に何か?さっそく見ていきましょう!
「あとでやろう」「なんとなくわかった気がする」で終わらせる生徒と、その場で質問したり、調べたりできる生徒では、数ヶ月後の理解度に大きな差が生まれます。
「伸び悩む生徒」:「今授業で教えられた問題、よく分からなかったけど何とかなるか」
「伸びる生徒」:「今の問題、よく分からなかったな…。よし、授業後に先生に質問してみよう!」
実践ポイント:
授業中に「?」と思ったら、その場でメモを取る
放課後、先生に質問する時間を確保する
家庭学習中の疑問点は、翌日必ず解決する計画を立てる
テストで間違えた問題を「悔しい!」で終わらせず、「なぜ間違えたのか」「次はどうすべきか」を分析し、復習する生徒は、着実に成長していきます。
「伸び悩む生徒」:「今回のテストも難しかったな。でもテストも終わったばかりだし解き直しはテストが返されてからしてみよう」(テスト返却後)「やっぱり結果は良くなかったな…。でも次はな大丈夫な気がするな」
「伸びる生徒」:「今回のテストではこの問題が解けなかったな。ワークに似たような問題があったから参考して今から解き直してみよう!テスト返却されたら今回も"見直しノート"を作ろう」
実践ポイント:
専用の「間違いノート」を作り、テスト後に必ず記入する習慣をつける
間違えた問題は、3日後、1週間後、1ヶ月後に再チャレンジする
同じタイプの問題を複数解いて、理解を確実にする
テスト範囲が発表されてからテスト勉強を始めることが多いですが、その時点ですでに差が付いていることがあります。それは「事前準備」ができているか、いないかで変わります。普段から「何のために」「何を」学ぶのかを明確にした上で取り組む習慣が、結果につながります。
「伸び悩む生徒」:「テスト範囲が配られたからとりあえず提出課題のワークだけでも早く終わらせよう。ただ、苦手科目の数学は授業中に教えられても分からなかったから答えを写して早めに終わらせておこう。でもやっぱり面倒だからあまり考えなくていい漢字からやろう」
「伸びる生徒」:「テスト範囲が配られたけど、もう先週までに習った単元はワークで復習済みだな。今からは今週習った単元の復習とテスト範囲までの予習を進めて、テスト本番までにはいつも通りテスト範囲のワークを3周以上解き直しておこう」
実践ポイント:
勉強を始める前に「何のために」「何を」学ぶのかを具体的に決める
苦手な科目・単元の勉強を優先的に復習する(得意科目は後回しにしても間に合う)
テスト本番までに何度も復習をして「分かったつもり」から「理解している」状態になる
お子さんがこのような習慣を身につけるには、家庭での声かけや環境づくりもとても大切です。ただし、過干渉は逆効果。「見守る」と「放任」のバランスが重要です。
効果的なサポート方法:
「今日、どんなことが分かるようになった?」と学びの内容に関心を持つ
集中できる勉強スペースを整え、必要な文具や参考書を揃える
勉強した内容を話してもらい、「へぇ~すごいね!どうやって覚えたの?」と学習プロセスにも関心を示す
テストの見直しを一緒にチェックし、間違いから学ぶ姿勢を評価する
「結果」だけでなく「努力のプロセス」を認め、言葉で伝える
「勉強しなさい!」という命令ではなく、「どうすれば効果的に学べるか」を一緒に考える姿勢が、子どものやる気と自律性を引き出すポイントです。
NGな声かけ・態度:
「どうしてこんな簡単な問題が間違えるの?」と叱責する
兄弟や親戚の子と比較する
結果だけを重視し、プロセスを評価しない
子どもの計画に過度に介入する
成績が伸びる生徒には、才能以上に「良い習慣」があります。今回ご紹介した3つの習慣は、誰でも少しずつ取り入れられるものばかりです。
最初はうまくいかなくても大丈夫。少しずつでも継続することで、学習の質は確実に変わっていきます。焦らず、でもコツコツと取り組むことが、将来の大きな力になります。
また、これらの習慣は「テストの点数を上げる」ためだけのものではありません。問題解決能力、自己管理能力、コミュニケーション能力など、社会に出てからも活きる「生きる力」の基盤となるものです。
さあ、今日から「伸びる習慣」、一緒に始めてみませんか?
5days牛田校 教室長 「やればできる」をモットーに塾に通ってくれている生徒に接しています。 生徒の自主性を尊重しつつ、苦手なことから逃げてしまう癖がつかないようにして欲しいと考えて日々サポートをしています。 勉強に限らず何事も「継続は力なり」です。 そのために、「今やるべきこと」、時には「今やってはダメなこと」もしっかりと生徒へ伝えるようにしています。