今回は5-daysで行った「生活習慣アンケート」に基づいて、読書量と成績の関係性について考察しました。
参考にした質問:1週間で本を読んだ時間はどれくらいですか


上記の結果からわかるよう、「本を読む習慣がある生徒ほど成績上位層に多い」という傾向が見られました。
私は学生の頃から国語は苦手科目でしたが、好きなジャンルの本は読み続けてました。探偵ものや、歴史小説など偏った読書習慣でしたが、好きな内容だったせいか、読書習慣を継続させることはできました。
そんなある時、国語の先生に読解問題の解き方のコツを教わりました。
それは線引きでした。
問題文の内容は、おおまかには、説明文(論説文)or物語文に分かれ、
説明文→筆者の言いたい箇所に線を引く
物語文→登場人物の心情・気持ちが現れてる箇所に線を引く
例。先生が机を叩きながら大声で怒鳴った。・・・怒ってる、のが読み取れる
ということを教わりました。
以後、自分なりに試みたのは、とにかく問題文を読む段階から鉛筆を手に持って、合ってる・合ってないは別として、説明文は最初は段落毎に筆者が強調したいと思われる箇所に線を引いていき、最後に結局一言で言えば何を言いたいのかを考えました。
これを繰り返すうちに、これまであまり考えず、直観で読んでいたような読み方から、原因・結果・筆者の主張などが理解できるようになり、以前と比べかなり思考が深まっていったと感じました。
その上で筆者の主張を意識しながら設問に向かうと、曖昧な理解のまま解き始めることを防げるようになったと思います。
物語文も、線引きによって、登場人物の葛藤や成長に共感でき、文章自体の理解力も上がり、同様に設問に向かいやすくなりました。
以前からの読書習慣の継続に、この線引きを加え、苦手だった国語の成績も人並みにアップさせることができました。
では、この読書習慣を、皆さんの中で、どう根づかせていけるかだと思います。
例えば、「夕食後の15分」「寝る前10分」など、毎日同じ時間に本を開く生活習慣をつけることが重要かと思います。
またご家庭内でも、子供が読んだ本について、どうだった? 登場人物で好きな人は?
など親御さんが、子供に寄り添って読書のことを聞いてあげると、子供も話す時に思考が整理され、また読み続けようとなっていくと思います。
また読書習慣から得た思考を深められれば、自分の世界・視野も広がり、自分の価値観を確立できるはずです。
作文・面接などにも役立っていくと思います。
それが表現力だと思います。
自分の考えを表現することが、今、社会的にも求められ、地域によっては入試の面接も一昔前と比べ、大きく変わってきてます。
志望動機は何ですか、高校では何をやりたいですか、より、今日の数学のテストはどうでしたか、と聞かれたら、前もって準備した面接用の回答は役に立たず、その場で数学のテストについて振替って、自分の考えを自分の言葉で伝えないといけません。
最近見たニュースで何が印象に残ってますか、という質問に対しても、普段から、テレビ・新聞・YouTubeなどを見て、自分はどう思うか、どう感じたかを、考える習慣は付けておきたいものです。
作文を書く時も、こう書いたら先生に褒められそうな文章ではなく、自分の素直な感想を書くことは大事です。小学生が遠足で山登りに行った後に学校に出した作文で、「あのような高い山で食べるおにぎりはとても美味しかったです。」も一つの感想ですが、今日の遠足で友達と喧嘩して、とてもつまらない遠足でしたと書くのも素直な感想です。
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読書習慣による成績アップ、ひいては、それが今とても求められてる表現力アップにもつながっていく話を、思うまま述べさせていただきました。
保護者の方の電話でのお問合せに対して、ご相談内容を丁寧に伺い、5-Daysのご案内を行っております。教室長を行ってきた経験も踏まえ、5-Daysの特色をわかりやすくお伝えでき、ご理解いただけるように心掛けております。 お母様のご相談を伺えることが日々楽しみです。 自身、社会人の子供が二人おります。親の子供への接し方・言葉の伝え方をとても大切にしております。