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2025.08.2

習い事や趣味が子どもの学力に与える“本当の効果”とは?

まずはご相談ください!

はじめに

 

「勉強に関係ないことばかりしていて大丈夫?」と感じていませんか?

 

「ピアノにサッカー、習字にスイミング…。うちの子、いろいろやってるけど、肝心の勉強は大丈夫なの?」
そんな不安を持つ保護者の方は少なくありません。実際、習い事や趣味に時間をかけるほど、勉強の時間が削られるのでは?という疑念は自然なものです。

しかし、最新の教育研究や実際の子どもたちの様子を見ると、習い事や趣味は“学力の土台”になる非認知能力を高めるという大きなメリットがあることがわかってきました。

この記事では、習い事が学力に与える“目に見えにくいけれど確かな影響”について、具体例を交えて解説します。

非認知能力とは? ―「テストの点には出ない力」

まず前提として、「非認知能力」という言葉を紹介します。これは、IQやテストの点数といった“数値で測れる能力(認知能力)”とは異なる、以下のような力のことです。

 

・集中力

・忍耐力(がまん強さ)

・自己管理力(時間・感情・行動のコントロール)

・協調性・他者との関係づくり

・自信・意欲・粘り強さ

 

これらは一見、学力とは関係なさそうに見えるかもしれません。ですが実際には、勉強をコツコツ継続するためには欠かせない力なのです。

 

例えば…

・自己管理力が高ければ、計画的に宿題や復習ができる

・集中力が高ければ、短時間でも高密度な学習ができる

・忍耐力があれば、難しい問題にも粘り強く取り組める

 

つまり、非認知能力は“学び続ける力”のベースといえるのです。

習い事が育てる「見えない力」

習い事や趣味には、非認知能力を育てる場面がたくさん詰まっています。いくつか代表的な習い事と、そこから育つ力を見てみましょう。

 

〈ピアノ・楽器演奏〉

・両手を使って演奏しながら譜面を読むなど、高度な集中力が求められる

・毎日の練習や発表会に向けた準備が、継続力や自己管理力を育てる

・成功体験や努力による上達が、「やればできる」という自信につながる

 

〈スイミング・スポーツ系〉

・基礎体力や体幹が育ち、長時間の学習にも耐えられる体をつくる

・タイムや技術を“自分で超える”感覚が、目標達成の習慣になる

・友だちやコーチとの関係で、協調性や礼儀が自然に身につく

 

〈習字・絵画・工作などの芸術活動〉

・一つの作品に集中して向き合う時間が、集中力を鍛える

・「うまくできない」「納得いかない」などの感情と向き合う経験が、忍耐力を育てる

・表現力や感性の刺激は、国語力や創造的思考にもつながる

 

〈読書やプログラミングなどの趣味〉

・自発的に学ぶ姿勢が育つ(内発的動機づけ)

・興味が知識に変わるプロセスが、探究心・思考力の源になる

習い事と学力の“意外な関係”を示すデータ

文部科学省や大学の研究でも、習い事の経験と学力との間に相関があるという結果が出ています。

 

例えば

・習い事をしていた子どもは、学力テストの結果が良い傾向がある

・早期に始めた運動習慣が、後の自己肯定感と学力の向上に影響している

・ある自治体の調査では、ピアノ経験者の算数・国語の成績が高い傾向にあった

 

ただし、これは「ピアノを習えば学力が上がる」といった単純な話ではありません。
重要なのは、**習い事を通じて育まれる「続ける力」や「挑戦する姿勢」**が間接的に学習習慣や成果に影響を与えている、という点です。

習い事と勉強、どちらを優先するべき?

「習い事が多すぎて、勉強する時間がないのでは…?」と不安になる方もいるかもしれません。
でも実は、時間が限られているからこそ、時間をうまく使う工夫が生まれます。

 

習い事と勉強を両立する子は、以下のような特徴があります

・タイムマネジメント力が身についている

・目標に対して逆算思考で動ける

・限られた時間の中で集中できる

・勉強が「やらされごと」ではなく、自分ごととして捉えられている

 

一方で、「時間があるのに勉強しない」子どもがいるのも事実です。
**大事なのは時間の長さではなく、使い方の質**習い事が学力の妨げになるとは限らないのです。

習い事は“受験の敵”ではない

塾関係者としても、「習い事をやめてでも塾の勉強を優先すべきか?」という相談を受けることがあります。
その答えはシンプルで、“本人がやりたいことを継続すること”が学力にとってもプラスです。

もちろん、受験期の直前にはある程度の調整が必要です。
ですが、受験勉強を理由にすべてをやめてしまうと、心のバランスやモチベーションの逃げ場がなくなることもあります。

習い事が「自己肯定感」「達成感」「息抜き」を支えている場合、それを失うことで逆に勉強の効率が落ちることもあるのです。

保護者ができるサポートとは?

習い事を“学力の味方”にするためには、保護者のかかわり方もポイントです。

 

意識しておきたいサポートの視点

・「続けること」の価値を認める(点数や成果にとらわれない)

・やりたいことを自由に選ばせる(やらされ感を避ける)

・学びと生活のバランスを一緒に整える(過密スケジュールの見直し)

・努力や工夫に目を向けて声をかける(結果より過程を評価)

おわりに

習い事や趣味は、直接的に点数や偏差値を上げるわけではありません。
しかし、そこから得られる非認知能力――**集中力、継続力、自己管理力、自己肯定感などは、学力の見えない土台**です。

「好きなことに打ち込む経験」は、子どもにとっての原動力になります。
受験や成績に直結しなくても、長い目で見れば、人生を豊かにする“学び続ける力”を育てていると言えるのではないでしょうか。

ぜひ保護者の皆さまには、習い事や趣味に取り組むお子さまを、温かく見守ってあげてください。
学力は、そこから自然とついてくるものなのです。

 

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この記事を書いた人

吉田 瑞生

毎日個別塾5-Days浜校・津島校教室長。 【好きこそものの上手なれ】 成長するためには「好き」という気持ちが必要不可欠です。 皆さんが「塾に行きたい!楽しい!好きだ!」と思えるような教室を目指しています。 この場が皆さんの将来の手助けになれる、気づきをあたえられる、そんな場になれるように様々な情報を発信していきます!

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