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2025.09.5

通知表の「がんばろう」に隠れた 先生からのメッセージを読み解く方法とは?

まずはご相談ください!

学期末になると、必ず届く「通知表」。

  • 「A」「B」「C」といった評価

  • 「主体的に学ぼうとする態度」「意欲」「協調性」などの観点別評価

  • そして、最後に書かれる「所見」や「がんばろう」のコメント

この「がんばろう」の欄、実は先生からの大切なメッセージが詰まっていること、ご存じですか?

今回は、通知表の「がんばろう」にどんな意図が込められているのかを読み解きながら、
家庭での声かけや、塾での目標設定・指導にどう活かすかをご紹介します。

 

■ 「がんばろう」はダメ出しではない

通知表のコメント欄にある「がんばろう」は、決して叱責やネガティブな評価ではありません。

むしろ、

  • 子どもが持っている可能性や課題への気づき

  • 今後の成長に向けての具体的なアドバイス

  • 教室での様子を伝えるさりげないサイン

といった、先生の“応援メッセージ”なのです。

 

■ よくある「がんばろう」コメントのタイプとその意味

ここでは、通知表でよく見かける「がんばろう」表現と、その裏にある先生の意図を分類してご紹介します。

①「意欲的に取り組めるともっと良くなります」

=「やればできるのに、やっていない」タイプ

この言葉には、「能力はあるけれど、出し切れていない」という惜しさが込められています。

たとえば:

  • 宿題を忘れがち

  • 手を挙げる回数が少ない

  • 提出物が期限に間に合わない

こうした小さな“もったいない”が積み重なって、評価が伸び悩んでいるケースです。

▶ 家庭での声かけ例:
「先生、○○っていう言葉を選んでくれてるね。自分でも思い当たるところある?」

②「集中力を切らさず、最後まで取り組めると良いですね」

=「ムラがある」「途中で飽きてしまう」タイプ

これは授業中や課題中に集中が途切れがちな子によく見られます。
能力がないわけではなく、“継続力”や“集中力”の課題を指摘しているケースです。

▶ 家庭での声かけ例:
「最後までやり切れた日は、自分でも気持ちよくなかった?何かコツを見つけてみようか」

③「自分の意見をもっと発言できるようになると良いですね」

=「自己表現に消極的」なタイプ

発言が少ない、または周囲に遠慮してしまう傾向のあるお子さんに書かれることが多い文言です。

「発言しない=理解していない」ではなく、“自己主張が苦手”という性格的な傾向を伝えている場合もあります。

▶ 家庭での声かけ例:
「学校では、わからなくても聞けなかったときあった?塾では遠慮せず何でも聞いていいからね」

④「友達と協力しながら活動する姿勢を養っていきましょう」

=「協調性・人間関係面」へのアプローチ

これは学力とは別軸である「人との関わり方」についての所見です。
特に小学校低学年~中学年に多く、グループ活動や係活動での様子が反映されています。

▶ 家庭での声かけ例:
「○○くん(ちゃん)と最近どう?手伝ったり、話し合ったりできたこと、あった?」

 

■ 「がんばろう」を責めない。まずは受け止めることから

通知表の「がんばろう」を見て、つい言いたくなること。

  • 「ほら、やっぱり言われてるじゃない」

  • 「なんでできないの?」

  • 「ちゃんとしなさいって言ったよね」

…これらの言葉は、子どもを防御的にさせてしまいます。
子どもは自分なりに頑張っていることが多く、親に否定されることで自信をなくすことも。

まずは「通知表は成長のヒントが書いてあるんだね」というスタンスで一緒に見ていくことが大切です。

 

  まずはご相談ください!  

■ 通知表は「結果」ではなく「対話のきっかけ」

通知表は、評価を一方的に受け取るだけのものではありません。
むしろ、子どもとの“対話のツール”として活用することで、学びの姿勢が育ちます。

たとえば:

  • 「この教科、どうだった?」

  • 「頑張ったなって自分で思えるところある?」

  • 「どんなときにうまくいった気がした?」

  • 「次はどんな目標にしようか」

こうした会話を通して、「じゃあ次は○○を頑張る」という前向きな目標設定につながります。

 

■ 面談や塾との連携にも活用できる

塾の現場でも、「通知表」はとても貴重な資料です。
なぜなら、学校での様子や学習の傾向がリアルに反映されているからです。

たとえば:

  • 所見で「自信が持てていない様子」と書かれていれば、塾では「小さな成功体験を増やす指導」に切り替えます

  • 「授業中の集中が課題」とあれば、短時間集中型の学習法やタイムトライアル方式を取り入れます

保護者の方から「通知表にこう書かれていて…」とご相談いただければ、
お子さまの性格や習慣に合った学習サポートがしやすくなります。

 

■ 「がんばろう」の先にある、“その子らしい成長”を

「がんばろう」と書かれている通知表を見て、落ち込む必要はありません。
それは、「まだ伸びしろがある」「もっとできるよ」という先生からの期待のメッセージ」だからです。

  • 子どもの良いところを見つけてあげる

  • できたことを言葉にして伝える

  • これから何を目指すか、一緒に考える

そんな「見方の切り替え」が、子どもの自信と意欲につながります。

 

■ まとめ:通知表は“評価”ではなく“成長の地図”

通知表の「がんばろう」は、単なる評価ではありません。
それは、これからの成長を見据えた“未来へのアドバイス”です。

  • 親が責めるのではなく、共に受け止める

  • 子どもと対話する材料にする

  • 塾と連携して、次の目標につなげる

この3つを意識するだけで、通知表の活かし方がまったく変わってきます。

私たち塾も、「通知表に書かれた言葉」を大切に受け止めながら、
お子さま一人ひとりの“次の一歩”をサポートしていきます。

まずはご相談ください!

この記事を書いた人

西岡 俊輝

5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。

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