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「勉強しなきゃとは思ってるのに、どうしても机に向かえない…」
「最初の問題が難しくて、心が折れてしまう…」
これは多くの中学生・高校生が感じる“あるある”です。特に、テスト勉強や塾の宿題など、やらなければならない課題ほど「最初の一歩」が重く感じられるものです。
そんなとき、実はひとつの小さな工夫で“やる気のスイッチ”を入れられることをご存じですか?
それが——
「得意な問題から解く」という、たったそれだけの工夫です。
勉強に限らず、人は「できた」「うまくいった」という成功体験によって、脳がポジティブなモードに切り替わります。これは心理学では「セルフエフィカシー(自己効力感)」と呼ばれ、自信を持てると集中力や持続力が上がることが知られています。
つまり、勉強でも「できた!」という感覚を最初に味わうことが、その後のやる気や集中力を引き出す鍵になるのです。
✔ 成功体験 → ✔ 自信が生まれる → ✔ 前向きに取り組める → ✔ 集中力UP!
この「好循環」の起点となるのが、得意な問題から始めるというシンプルな戦略なのです。
学校や塾では、体系的に単元を進めていく必要があるため、時に苦手な単元や難しい問題から着手しなければならないこともあります。
でも、家庭学習では自由にスタート地点を選べます。
特に以下のような場面では、「得意からスタート」がとても効果的です。
休日の勉強スタート時:「1問目の成功」でエンジンをかける
苦手単元の前に:得意で気持ちを温めてから苦手に挑む
集中が切れてきたとき:得意問題で再点火
模試やテスト本番でも:時間配分を考えた上で、最初の得点源に
勉強をゲームにたとえるなら、最初に「勝てるクエスト」から始めることで、プレイヤー(=子ども)は自然と前のめりになります。
近年、「自己肯定感の低さ」が学力や学校生活に悪影響を与えるという指摘が増えています。
その背景には、「うまくいった」という経験の不足があるケースも多く見られます。
日々の学習で「やっぱり私はダメだ」と感じ続けていれば、どんなに努力しても前向きにはなれません。
逆に、どんなに小さな成功でも「できた!」と実感できれば、「自分にもできることがある」と思えるようになり、それがやがて大きな成長の土台になります。
勉強=苦しい
ではなく
勉強=小さな達成を積み上げられるもの
と感じてもらうこと。それこそが、家庭学習の本当の目的かもしれません。
では、保護者として「得意から始める学習」をどう支援すれば良いのでしょうか?
「この教科好きそうだね」「この単元はスラスラ解けてたね」と、子ども自身が気づかない“得意”を言語化してあげると、自信のきっかけになります。
最初の1問だけやってみるという“ハードルの低い目標”が、取り組むきっかけになります。特に中高生は「やりなさい!」より「一緒にちょっと見てみようか」の方が効果的です。
「5問中3問できたね!」と、“正解数”に目を向ける声かけで成功体験の意識を育てましょう。
塾や家庭学習の中で、「まずこの問題から」と指示されることが多い子ほど、“決まった順番”でしか勉強しない癖がついてしまっていることがあります。
それが時に、
「いきなり難しくて、やる気が出ない…」
「できなかった問題から手をつけて、つまずいた…」
といった負の連鎖につながります。
学習スタイルを柔軟にし、「得意なところから入って、調子を上げていく」というリズム重視の学び方も、ひとつの選択肢として持たせてあげましょう。
勉強の習慣やモチベーションは、決して「根性」で作られるものではありません。
「やってみたらできた」「もう1問やってみよう」——その連続こそが、学習の土台です。
だからこそ、“得意な問題からスタート”することは、単なる気分の問題ではなく、学力にも心にも大きく影響する「魔法の入り口」なのです。
ぜひ、お子さんの勉強にこの魔法を取り入れてみてください。
その最初の1問が、集中力を呼び覚まし、やがて未来を変えていく第一歩になるかもしれません。
5-Daysでは、上記のようなお悩みを解決するため、無料体験や学習相談も随時受付中です。
「ちょっと話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。