「絵本をたくさん読んであげるといいよ」と、子育て中に言われたことはありませんか? 実はこれ、ただの昔話ではありません。小さい頃の絵本体験が、小学校以降の国語の成績や、人の気持ちを理解する力、頭の中で物事を組み立てる力といった、生きる上で大切な能力をグンと伸ばしてくれるのです。
このブログでは、絵本が子どもの成長にどう役立つのかを、誰にでもわかる言葉で、3つのポイントに絞って解説します。今日からでもすぐに始められるヒントもお伝えするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
国語の勉強で一番大切なのは、たくさんの言葉を知っていることです。でも、難しい言葉をただ覚えるのは大変ですよね。
絵本には、普段の会話ではあまり使わないような、ちょっとおしゃれな言葉がたくさん出てきます。たとえば、「きらきらと光る」「しとしとと雨が降る」「ぽつんと一人」など。
でも、絵本なら大丈夫。これらの言葉には、必ず絵がついています。
「きらきら」という言葉を聞くと、絵本の中の光る星や宝石が目に浮かびます。
「しとしと」という言葉には、窓の外に降る雨の絵がセットになっています。
このように、言葉をただの音としてではなく、具体的なイメージ(絵)と一緒に覚えることで、子どもたちの頭の中に「言葉の引き出し」がたくさん作られます。この引き出しの中身が増えることで、小学校で教科書を読んだり、作文を書いたりするときに、言葉がスラスラと出てくるようになります。
小学校の国語で、長い物語文を読んで、途中で「あれ? 今どこを読んでるんだっけ?」と迷子になってしまう子は少なくありません。
でも、絵本をたくさん読んできた子は、この心配が少ないです。なぜなら、絵本は物語の構造がとてもシンプルだからです。
始まり: 「むかしむかし、あるところに…」と登場人物や場所を紹介します。
真ん中: 主人公が何かをしようと動き出します。
終わり: 物語が解決し、終わります。
絵本を繰り返し読むことで、子どもたちは無意識のうちに「物語には始まりがあって、真ん中があって、終わりがあるんだな」という流れを理解します。この感覚が、小学校で長い文章を読んだときに、「今は物語の始まりの部分だな」「ここが一番面白いところだ」と、文章全体の地図を描く力になります。
絵本は、文章だけでなく「絵」からもたくさんのことを伝えています。でも、絵には描かれていない、登場人物の「心の声」を子どもたちは一生懸命想像しています。
「この子、どうしてこんなに悲しそうな顔をしているんだろう?」
「この後、この動物はどんな気持ちになるのかな?」
このように、物語の登場人物の気持ちを想像する遊びを通して、子どもたちは他人の心を想像する力(共感力)を身につけます。この力は、友だちと仲良くする上でも、国語の「登場人物の気持ちを答えなさい」という問題でも、とても大切な能力です。
そして、何よりも大切なのが、「本って楽しい!」という気持ちを育むことです。親との温かい絵本時間は、子どもにとって本との良い出会いになります。この「本が好き」という気持ちこそが、勉強の土台になり、国語だけでなく、すべての学習意欲につながっていくのです。
・子どもの「もう一回読んで!」を大切にする
同じ絵本を何度も読んでもいいんです。それは、その世界にどっぷり浸かっている証拠です。
・自由に楽しむ
登場人物の声を真似したり、ちょっと大げさに読んだりしてみましょう。お父さんやお母さんが楽しんでいれば、子どもももっと楽しくなります。
・読み終わった後に少しだけ話してみる
「このお話、どこが面白かった?」「どうしてあの動物は、こんなことをしたのかな?」など、短い会話をしてみましょう。
いかがでしたか? 幼い頃の絵本読み聞かせは、子どもの将来にわたる大きなプレゼントです。難しく考えずに、まずは親子で絵本の世界を思いっきり楽しんでみてくださいね。
福岡県福津市にある、5-Days福間校で教室長をしています。以前、保育士をしていたこともあり、その経験を活かして「とにかく楽しく」「丁寧にわかりやすく」「一人一人に合わせた関わりかたを考える」という3つの目標を掲げて日々取り組んでいます!まずは関わるお子様には5-Daysに通うことを楽しいと思ってもらえるようにしたいです。結果として少しずつで成績にも繋がり、それぞれが自信を持ってもらえるように積極的に関わり続けていければと思います!