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「授業では分かっているのに、テストになると点が取れないんです…」
保護者の方からよく聞かれるお悩みです。実際、塾での授業中には「うんうん、分かった!」と頷き、演習問題も正解できているのに、いざテスト本番では思うような結果が出ない生徒は少なくありません。
今回はそんな子どもたちに共通する特徴と、塾やご家庭でできる対策をご紹介します。
テストで点が取れない最大の原因は、「その場で分かった気になる」こと。
授業中に先生の解説を聞いたときに「なるほど」と感じたり、周りの雰囲気に合わせて分かったつもりになってしまうことがあります。
このような“受け身の理解”では、実際に自力で解ける力にはなっていません。記憶の定着も浅いため、時間が経つとすぐに忘れてしまいます。
以下のような特徴が見られる子は要注意です。
〇授業中は発言もできるが、復習をあまりしない
〇演習中、解き方をすぐ先生に聞いてしまう
〇「解き方」は覚えていても、「なぜそう解くのか」は分かっていない
〇覚えたつもりで練習問題を解かずにテストに臨む
〇解けなかった問題を「たまたまミス」で済ませてしまう
「インプット(見る・聞く)」ばかりではなく、「アウトプット(解く・説明する)」を重視することが大切です。
以下のような勉強法が効果的です。
〇翌日、先生の代わりに解説してみる(保護者に説明してもらう)
〇教科書を見ずに、自分の言葉でノートにまとめ直す
〇毎日、前日に習った内容を「白紙」で再現してみる
「覚えたことを誰かに説明できる」=「理解している」証です。
テストで点を落とす子の多くは、「同じミスを繰り返す」傾向があります。
そのため、「間違えた問題集」を作ることで、苦手パターンが明確になります。
〇なぜ間違えたのか?(計算ミス・勘違い・理解不足)
〇正しい解き方と、自分の間違えた理由をセットで書く
〇定期的に見返し、テスト前に総チェックする
自分の弱点を知り、対策を打てるようになれば自然と点数は上がります。
「テスト本番」と「授業中」の決定的な違いは、緊張感と時間制限です。
そのため、普段の学習でも以下のような「テスト形式」の練習が有効です。
〇 制限時間を決めて演習する
〇本番と同じ形式の問題を解いてみる
〇分からない問題も“飛ばして戻る”練習をしておく
点が取れる子は、問題の「取捨選択」や「時間配分」が上手です。これも慣れが必要です。
授業中の「理解」は、あくまでスタートライン。
それを「自分のもの」として使いこなせるようになるまでには、「復習」「練習」「ミスの分析」などの時間が必要です。
テストで結果が出ない子ほど、「できた気になっている」状態に甘んじてしまいがちです。
塾や家庭でのサポートを通して、しっかりと定着を図っていくことが、点数アップの近道となります。
「授業で分かっているのに点が取れない…」と感じたときこそ、定着とアウトプットの重要性を見直すチャンスです。
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。