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2025.11.28

定期考査は「終わり」ではない!中学生のための効果的なテストのやり直し術

まずはご相談ください!

はじめに

定期考査、お疲れ様でした。テストの結果が返却されるこの時期は、一喜一憂する気持ちも理解できます。しかし、実はこの「結果が返ってきた直後」こそが、成績アップの最大のチャンスであることを知っていましたか?

 

テストは、単に点数を付けるためのものではありません。それは、皆さんが「何を理解していて、何がまだ身についていないのか」を正確に教えてくれる、最高の学習ツール、つまり「弱点診断書」なのです。

 

「テストが終わったから、もう見たくない」という気持ちを乗り越え、結果を未来の学力向上に繋げるための、中学生向けの具体的で効果的なテストのやり直し方法を、詳しく解説していきます。

 

I. 準備段階:結果を受け止め、環境を整える

テストのやり直しは、ただ問題を解き直すことではありません。まずは心構えと環境の整備から始めましょう。

 

1. 結果を冷静に受け止める

・良かった点を見つける

 まず、点数の良かった科目や、前回より伸びた分野を褒めましょう。ポジティブな面から入ることで、自己肯定感を保ちながら、次のステップに進むエネルギーになります。

 

・悪い点から目をそらさない

点数が低かったとしても、それはあなたの能力のすべてを否定するものではありません。単に「その分野の学習が不足していた」という客観的な事実として受け止めましょう。感情論ではなく、「この結果から何を学ぶか」という視点を持つことが重要です。

 

2. 診断のためのツールを準備する

やり直しを始める前に、次のものを手元に揃えましょう。

 

返却された答案用紙(間違えた問題に印が付いているもの)

問題用紙(どの問題で間違えたかを確認するため)

模範解答・解説(正解と解法を確認するため)

ノート、教科書、参考書(間違えた問題の範囲を再確認するため)

やり直し専用ノート(またはルーズリーフ)と筆記用具

 

II. 実践段階:弱点を徹底的に潰す「三段階プロセス」

やり直しは、単なる「解き直し」で終わらせてはいけません。原因分析、解き直し、知識の定着の三段階を経て、弱点を完全に克服することが目標です。

 

1. 間違いの原因分析(第一段階)

間違えた問題一つひとつに対し、「なぜ間違えたのか」を分析することが、最も重要なステップです。

 

【やり直しノートへの記録】

問題番号と、どの原因だったかを簡潔に記録しておくと、後で見返しやすくなります。

間違いの原因分析と対処法は、間違えた問題一つひとつに対し、「なぜ間違えたのか」を分析することが、最も重要なステップです。原因は主に以下の3つに分類できます。

 

A. 知識・理解不足

・具体的な例: 用語の意味を覚えていなかった。公式を間違えて覚えていた。基本的な解き方が分からなかった。

・対処法: ノートや教科書に戻り、該当範囲を読み直し、定義や公式を暗記し直す

 

B. ケアレスミス

・具体的な例: 計算ミスをした。単位を付け忘れた。問題文の指示を読み間違えた(「全て選べ」を見落としたなど)。

・対処法: 解き直し後に、見直しの時間を必ず設ける。ミスしやすいパターンをリストアップし、テスト中に確認する習慣をつける。

 

C. 時間不足

・具体的な例: 難易度の高い問題に時間をかけすぎた。後半の問題に手がつかなかった。

・対処法: 問題を解く順番を工夫する(簡単な問題から)。タイマーを使って時間配分を意識した演習を行う。

 

2.  間違いの解き直しと知識の補強(第二段階)

分析が終わったら、実際に問題を解き直します。

すぐに解答を見ない:原因分析を元に、まずは自力で正解を導き出せるか試します。この「考える」過程が、学力向上に不可欠です。

 

模範解答との比較:自力で解き直した結果が正解でも不正解でも、必ず模範解答と比較しましょう。特に数学や理科では、正解したとしても「より効率的で、論理的な解法」がある場合があります。

 

知識の周辺を固める:間違えた問題に関連する周辺知識も一緒に確認します。例えば、ある歴史用語を間違えたら、その用語が登場する時代背景や出来事も確認し、知識を「点」ではなく「線」で繋げるように意識します。

 

丸写しは厳禁:模範解答をただノートに書き写すだけでは意味がありません。自分の言葉で「なぜそうなるのか」を解説できるように、プロセスを理解することが重要です。

 

3. やり直しノートの作成(定着段階)

やり直し専用のノート(またはルーズリーフ)には、次の項目を必ず含めましょう。

 

①問題番号と問題(または要約):どの問題であるかを特定できるようにします。

②正しく理解した解答プロセス:特に数学や理科では、答えだけでなく、考えた過程を記述します。

③間違えた原因と重要事項:上記Iで分析した原因と、二度と間違えないために覚えておくべき公式、用語、解法のポイントなどを簡潔にまとめます。赤字やマーカーで強調しましょう。

④関連事項:周辺知識や、教科書・参考書の該当ページをメモしておくと、復習がスムーズになります。

 

 まずはご相談ください! 
 

 

III. 応用段階:成果を未来に繋げる復習計画

やり直しノートが完成したら、それで終わりではありません。最も大切なのは、せっかく身につけた知識を、次のテストまで維持し、さらに発展させることです。

 

1. 間違い問題の「復習サイクル」を作る

人間は忘れる生き物です。せっかく覚えたことも、復習しなければすぐに忘れてしまいます。やり直しノートを、次のタイミングで必ず見直しましょう。

 

翌日:一度全体を見返し、内容を思い出す。

週末:やり直した全科目をまとめて復習する。

一週間後:ノートを閉じた状態で、重要事項を思い出せるかチェックする。

 

「今日は数学のやり直しノートだけ」「明日は英語と国語」など、小さな計画を立てて習慣化しましょう。

 

2. 類題演習で定着度を測る

やり直しノートにまとめた内容が本当に身についたかを確認するためには、同じ問題ではなく、「同じ知識を使う、別の問題」を解くことが有効です。

 

教科書の章末問題

学校のワークや問題集の類題

過去のプリント

 

これらの類題を解いてみて、スムーズに正解できれば、その知識は「点」から「力」へと昇華されたと判断できます。

 

3. 教科の偏りをなくす

つい点数の悪かった教科ばかりに集中しがちですが、高得点だった科目にも目を通しましょう。たまたま正解できただけで、理解があいまいな問題が含まれているかもしれません。高得点を維持するためにも、「全教科をやり直す」という意識が大切です。

 

まとめ

定期考査のやり直しは、過去への反省未来への投資です。

テストの結果が返ってきたら、その点数を単なる数字として見るのではなく、「次に何をすべきか」を教えてくれる貴重なヒントとして捉えてください。

原因を分析し、丁寧な解き直しを行い、知識を定着させる。

 

この三段階を徹底することで、皆さんの弱点は強力な武器に変わり、次のテストでの飛躍的な成長が期待できるでしょう。今回身につけた学習サイクルを習慣化し、自信を持って日々の勉強に取り組んでいきましょう。

 
ミツカル教育通信で取り上げていただきました!
インタビュー記事は、以下のURLから確認いただけます。
https://resemom.jp/kyoiku/interview/5-days-interview/
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この記事を書いた人

野見山 愛莉

福岡県福津市にある、毎日個別塾5-Days福間校で教室長をしています。以前、保育士をしていたこともあり、その経験を活かして「とにかく楽しく」「丁寧にわかりやすく」「一人一人に合わせた関わりかたを考える」という3つの目標を掲げて日々取り組んでいます!まずは関わるお子様には5-Daysに通うことを楽しいと思ってもらえるようにしたいです。結果として少しずつで成績にも繋がり、それぞれが自信を持ってもらえるように積極的に関わり続けていければと思います!

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