目次
|
「うちの子、勉強が嫌いで……」
これは、保護者の方から本当によく聞く言葉です。
一方で、子ども本人はこう言います。
「勉強が好きな人なんているの?」
「好きじゃないから、やる気が出ない」
では、ここで一つ問いを立ててみましょう。
勉強が嫌いなことは、本当に“悪いこと”なのでしょうか?
結論から言えば、
勉強が嫌いであること自体は、まったく問題ではありません。
むしろ大切なのは、
「嫌いでもどう向き合うか」
この一点です。
冷静に見てみると、
○ 勉強そのものが楽しい
○ 問題集を解くのが趣味
○ テスト勉強が待ち遠しい
こうした子は、実はかなり少数派です。
成績が良い子であっても、
○ 勉強は面倒
○ 正直やりたくはない
○ でも、やるべきことだと分かっている
このように考えているケースは珍しくありません。
つまり、
「成績が良い=勉強が好き」ではない
ということです。
勉強において本当に困るのは、
「嫌い」という感情そのものではありません。
問題なのは、
好き嫌いで行動が左右されてしまうこと
です。
○ 嫌いだからやらない
○ 気分が乗らないから後回し
○ 好きな教科だけやる
この状態が続くと、
成績以前に生活としての勉強が成り立たなくなります。
一方で、成績が安定している子は、
○ 好きじゃないけどやる
○ 気分は関係ない
○ 決めたことは淡々とこなす
という姿勢を持っています。
ここにあるのは、感情と行動を切り離す力です。
「好きなことなら頑張れる」
一見すると正論に聞こえます。
しかし、勉強ではこの考え方は長続きしません。
○ 学年が上がれば難しくなる
○ 成果がすぐに出ない
○ 必ず苦手分野にぶつかる
こうした場面で、
“好き”は簡単に揺らいでしまうからです。
「好き」を原動力にすると、
○ つまずいた瞬間に止まる
○ 少し結果が出ないと諦める
という悪循環に陥りがちです。
勉強は、好きになる必要はありません。
大切なのは、
○ 無理のない量
○ 現実的な時間
○ 成果が見える形
で、淡々と続けられる仕組みを作ることです。
例えば、
○ 毎日30分だけ机に向かう
○ ワークは1日2ページまで
○ タイマーを使って時間を区切る
こうした工夫は、
やる気や感情に左右されず続けられます。
ここで、5-Daysの考え方を少しお伝えします。
5daysでは、
勉強だけを見て指導することはしていません。
なぜなら、
○ 勉強に身が入らない
○ 集中できない
○ やる気が出ない
こうした背景には、
学校生活や友人関係、家庭での出来事など、
日々の小さな悩みが隠れていることが多いからです。
5-Daysでは、
問題を解く時間と同じくらい、
時間をとっての雑談や会話を大切にしています。
○ 学校であったこと
○ 部活や友だちの話
○ 何となくモヤモヤしている気持ち
そうした話をする中で、
子ども自身も気づいていなかった不安や引っかかりが
言葉になることがあります。
それを受け止めた上で、
「じゃあ今日はここまでやろう」
「今はこれだけでいいよ」
と、無理のない形に落とし込んでいきます。
勉強が嫌いな子に対して、
○ 一気にやらせすぎる
○ 抽象的な指示を出す
○ 結果だけを求める
こうした関わり方は逆効果です。
必要なのは、
○ 何を
○ いつ
○ どれくらい
やればいいのかを、具体的に示すこと。
「ちゃんと勉強しなさい」ではなく、
「今日は英語のワークを2ページやろう」
この違いが、行動の差を生みます。
不思議なことに、
○ 嫌いだけど続けた子
○好きではないけどやり切った子
こうした子たちは、後からこう言います。
「いつの間にか、そこまで嫌じゃなくなった」
「分かるようになったら、少し楽になった」
好きになるのは結果であって、目的ではない
ということです。
勉強で本当に大切なのは、
好きか嫌いか
ではありません。
嫌いでもやる
気分に左右されない
淡々と続ける
この力は、
中学・高校、そしてその先でも役に立つ
一生ものの力です。
「勉強が嫌いなんです」
それは欠点でも失敗でもありません。
大切なのは、
嫌いなままでも前に進める環境と関わり方。
5daysでは、
勉強だけでなく、その子の日常や気持ちにも寄り添いながら、
一歩ずつ前に進むサポートを行っています。
|
5-Days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。