目次
中学生になると、多くの保護者が「最近、うちの子が勉強しなくなった」「小学生のときはちゃんとやっていたのに…」と感じ始めます。
そして、多くの場合「やる気がない」「怠けている」と受け取られがちですが、本当にそうでしょうか?
中学生は、身体も心も大きく変化する時期です。自立心が芽生え、親の言うことをそのまま受け入れにくくなります。
「勉強しなさい」と言われた瞬間に、頭の中で“やりたくなくなる”気持ちが湧いてくるのは、ごく自然な反応なのです。
大人から見れば反抗に思える態度も、「自分のことは自分で決めたい」「今は気が向かない」という思春期ならではの感情の表れかもしれません。
「どうせ勉強しても意味がない」
「勉強したって、大人になったら使わない」
こうした言葉を口にする中学生は少なくありません。
これは決して“言い訳”ではなく、「将来を実感できない」という状態です。
目の前の勉強が、将来の職業や人生とどうつながっているのかが見えなければ、やる気が出ないのは当然です。
たとえば、100メートル先にゴールが見えていれば人は走れますが、霧の中で「とにかく走れ」と言われたら、足が止まってしまうのが自然です。
中学生にとっての“ゴールの霧”をどう晴らしていくかが、本当の意味での学習支援の第一歩です。
保護者が見落としがちなポイントとして、「本当はついていけていない」というケースがあります。
勉強が苦手な子にとって、授業内容が理解できなくなると、それが苦痛になります。
わからない → 恥ずかしい → 隠す → 勉強しない → もっとわからなくなる
という“負のスパイラル”に入ってしまうと、「勉強が嫌い」という表現でしか気持ちを出せなくなるのです。
中学生はまだ、自分の気持ちをうまく説明するのが難しい年頃です。
「勉強しない」の裏に、「わからない」「自信がない」という本音が隠れているかもしれないと、少しだけ想像してみてください。
スマホ、SNS、ゲーム、動画――現代の中学生は、勉強以外にも時間を奪われるものが山ほどあります。
「ゲームばかりしている」「動画を見てばかり」
と嘆く保護者も多いですが、これも見方を変えると、「今一番満たされるものを選んでいる」とも言えます。
勉強は、成果が出るまでに時間がかかり、“すぐに報われること”ではありません。
一方でゲームやSNSは、短時間で刺激や達成感を与えてくれます。
中学生にとっては、そちらの方が「楽しい」と感じるのはある意味自然なことなのです。
だからといって、それが「悪い」と決めつけるのではなく、どうやって“勉強も楽しさや意味がある”と実感してもらうかが鍵になります。
勉強しない中学生を前に、「なぜやらないの?」「将来困るよ」と言ってしまいたくなる気持ちは痛いほどわかります。
でも、彼ら自身も「本当はわかっている」ことが多いのです。
責められれば責められるほど、「どうせ何をしても怒られる」と殻にこもってしまうことも…。
大切なのは、「なぜやらないのか」を一緒に探る姿勢です。
「最近、疲れてる?」「今、勉強ってどんな気持ち?」そんなふうに、“結果”ではなく“気持ち”に目を向ける関わり方をしてみてください。
中学生が「勉強しない」のは、単なる怠けや反抗ではありません。
そこには、「自分を守りたい」「理解されたい」「自分の意思で動きたい」といった複雑な思春期の感情が詰まっています。
今はまだ、やる気が見えないかもしれません。でもその奥には、自分なりの理由や迷いがきっとあるはずです。
まずは「なぜ勉強しないのか?」に丁寧に向き合うことから、支援の第一歩が始まります。
5-Daysでは、上記のようなお悩みを解決するため、無料体験や学習相談も随時受付中です。
「ちょっと話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!
毎日個別塾5-Days皆実町教室教室長。皆さんが望んだ将来に向けて歩めるように、日々その手助けをさせていただいております。学校の復習から受験に向けた対策、将来の相談など小さなことから大きなことまで、何でも共有出来るような教室を目指しています。この場でも皆さまの手助けになれるよう、様々な情報を発信できればと思います