授業中、「わかった!」と感じる瞬間は、とても大切です。しかし実は、「わかる」ことと「できる」ことの間には、大きな壁があります。
成績を伸ばすために本当に必要なのは、“知識の定着”です。今回は、授業で得た知識をしっかりと自分のものにする「定着」のコツと、家庭でできるサポートについてお伝えします。
授業で先生の話を聞いて「なるほど!」と納得するのは、「理解」の段階です。
しかし、テストで点が取れるようになるためには、「理解」した知識を「自分の力で使える」状態にしなければなりません。
たとえば、自転車に乗る理屈を理解しても、実際に乗れるようになるには繰り返し練習が必要ですよね。勉強も同じで、“使える知識”にするためには「復習」と「演習」の積み重ね」が不可欠なのです。
では、どうすれば「定着」できるのでしょうか?
以下の3つのステップが効果的です。
授業が終わったら、その日のうちに内容をざっくり振り返るのが理想です。
ポイントは「完璧にやろうとしないこと」。教科書やノートを眺めながら、「どこが大事だったかな」「どこがわからなかったかな」と思い出すだけでも、記憶の定着率が大きく変わります。
次は、自分の手を動かして実際に問題を解いてみましょう。
「インプット(理解)」→「アウトプット(実践)」の流れが成績アップの鍵です。
間違えてもOK。どこでつまずいたかを確認することで、さらに理解が深まります。
週末には、その週に習った内容をまとめて振り返る時間を取りましょう。
苦手な単元だけを集中的にやるのもおすすめです。反復の回数が増えるほど、知識はしっかり定着します。
お子さんが「復習しよう」と思っても、うまく進まないこともあります。
そこで、保護者ができるサポートの一例を紹介します。
「何を習ったの?」と聞くより、「面白かったところは?」と聞くと、子どもも話しやすくなります。言葉にすることで記憶が整理され、自然な復習につながります。
「机に向かう=長時間勉強」と思いがちですが、5分でもOK。
学校から帰ってきたら、「ランドセルを片づけたらちょっとだけ今日のノート見返してみる?」など、気軽にできる流れを作ると、習慣化しやすくなります。
お子さんが自分で問題を解いていたら、たとえ小さな進歩でも「できるようになったね」と声をかけてあげましょう。
「わかる」→「できる」に変わった実感は、次の学習へのモチベーションに直結します。
学習の“定着”には、才能や気合いよりも「継続」と「工夫」が必要です。
少しずつでも繰り返すことが、知識をしっかり自分のものにしてくれます。
塾では、授業後のフォローや家庭学習のアドバイスも行っています。
「やってるはずなのに伸びない…」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
今日からできる小さな習慣を積み重ねて、お子さまの「できる!」を一緒に育てていきましょう。
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。