2026年、新しい年がスタートしました。年末年始はいかがお過ごしでしたか?新しい目標を立て、勉強もそれ以外もがんばっていきましょう!
今回の記事では、この春から中学生になるお子様向けに、中学生の英語は小学生と比べてどのように変わるのか、こちらの記事で紹介したいと思います。
学習指導要領の改定に伴い、2020年4月からは小学校の時点で英語の授業が実施されるようになりました。
3・4年生時には外国語活動という形で、歌やゲームを使いつつ、「聞く」「話す」学習を実施します。5・6年生時には正式な教科として実際に成績がつけられます。
扱う英単語は、小学生の内でなんと600~700語もあります。小学校6年間で習う漢字が約1,000文字(一学年あたり200文字くらい)であることを考えると、相当なハイペースです。
そんな英語学習の早期化に伴って、中学1年生の最初の英語では学習内容が大幅に変わりました。
『NEW HORIZON』(東京書籍)のLESSON 1を参照すると、いきなり「be動詞と一般動詞の使い分け」が要求されています。be動詞のam / are / isを区別するのと同時に、play, have, go, like...などの一般動詞を使いこなさないといけない、というわけです。
同時に、数字、曜日や月、教科を表す英単語も当たり前のように出てきます。
筆者(30代)の中学時代が「アルファベットの書き取り、I am ~/You are ~」からスタートしていたことと比べると、全くと言っていいほどレベルが違います。「小学生の時点で既にやっているのだから、中学生になってもこれくらいはできるだろう」と考えられているわけですね。
以上で示したような大幅な改訂の結果、中学生の英語の成績にどのような変化が表れたのでしょうか?
実際のところ、中学1年生の1学期の時点から成績の良い生徒、良くない生徒の間にハッキリと差が出て、二極化が進んでしまっているのが現状です。これは国語や数学など、他の科目と比較しても顕著です。
その原因は、小学校と中学校の授業内容でうまく連結がなされていないことだと考えられます。
小学校5、6年生はbe動詞や一般動詞のみならず、What、Where等の疑問詞を使った疑問文や、過去形といった広い範囲を扱います。とはいえ、「聞く」「話す」学習が大部分であり、その反面、読み書きの練習はあまり多くありません。
一方で、中学校では「読む」「書く」学習がメインになり、小学生の時とは変わって単語、スペル、文法の細かいルールまで徹底して教えるようになります。その上、文法は小学校で一度学習済みであるものとして扱われ、ハイペースで授業を進めていくのですね。
この「聞く」「話す」から「読む」「書く」学習への切り替わりに対応できるかどうかで、中1の英語のスタートにしっかり対応できるかどうかが決まります。
そのスタートが、そのまま中学、高校の英語の成績を大きく左右するものになる場合が多いため、心して臨みたいところです。
例えば、「日曜日」を英語で「サンデー」と発音するのは知っていても、文字で読む機会が少なかったため” Sunday ” と書いてあっても何のことか分からない、ということがあるというものです。
これこそが「聞く」「話す」学習と「読む」「書く」学習のギャップであり、中学の最初の英語の学習では、似たようなことがよく起こります。このギャップを解決する方法を、私自身の経験から紹介させていただきます。
そもそものお話として、アルファベットが正しく読める、書けるかどうかが大切です。目安はローマ字で自分や家族の名前、都道府県の名前が書けるかどうかです。
小文字を書くことは慣れが必要なので、最初の内は英語用の罫線ノートがあると良いと思います。特に"a"と"o"、"b"と"d"、"h"と"n"、"r"と"v"などはしっかりと書き分けられるように気を配ってください。
アルファベットは日本語で言うとひらがな、カタカナにあたります。確実にクリアしておきましょう。
新しいものを覚えるという練習は、これまでに漢字の勉強などで経験していますね。多くの人が新しい漢字を覚えるときに、
①読み方を知る
②意味を理解する
③書いてみる
という風にしていたと思います。読み方もよく知らない内からいきなり書く練習を始めたって、せっかく練習したものが記憶に残りませんよね。まずはこれまでの知識の土台になっているひらがな、カタカナに直して考える練習をするのが効果的です。
英単語も漢字と同様に、
①英単語を読んで、発音を知る
②意味を理解する
③スペルを真似して、書いてみる
この順番を意識して練習することで定着しやすくなるでしょう。発音が良く分からない単語があるなら、必ず確認を済ませてから書く練習に移るようにすることをオススメします。
最初こそローマ字と違う部分に戸惑うと思いますが、発音とスペルは対応していることが分かれば、より効率的に覚えられるようになってきます。
慣れないうちは、母音(a i u e o)よりも子音を観察してみると良いです。
文法(文章をつくるための順番、ルール)については、小学校の時に自己紹介のために練習したようなシンプルなものを覚えておくと良いでしょう。
計算だって、1けた+ 1けたの計算がおぼつかない内は十本の指を使って計算していましたよね。迷った時には、よく知っているものに立ち返るのが効果的です。
例えば、“ I am a student. ” “ Do you play baseball?” のようなごく簡単な例文を覚えておけば、例文と比較して「ここはI amの代わりにYou areになる」「ここはplayの代わりにlikeになる」など、必要に応じて組み替えることができれば理想的ですね。
シンプルな形を頭の中でしっかり定着させておくと、新しいルールが出てきても対応がしやすいです。
漢字の読み書きや計算のやり方を習得するのに、最初に教わったその日の内にマスターできる人はごく少ないでしょう。仮にできても、時間がたつと覚えた内容を忘れてしまうものです。
だからこそ小学校では毎日のように宿題が出され、繰り返し練習する中で知識を定着させていたわけです。どの科目にも言えることですが、やはり反復が大事なのですね。
中学になれば、毎日のように宿題が出されることは珍しいし、テストに備えて他の科目にも注力しなくてはいけません。部活動で毎日を忙しく過ごす人もいることでしょう。
そんな中でも反復の習慣を、本格的に英語の勉強が始まる時に身に付けられていたら、中学校でも、その先でも通用する英語の力が養われていくはずです。
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明るく情熱的な指導が持ち味。 中学・高校・大学時代は吹奏楽部に所属し、 全国大会の出場経験あり。 好きな教科は、数学、理科、音楽。