「計算はできるのに、文章問題になると途端に間違える」
「問題文を最後まで読まずに答えてしまう」
最近、このような悩みを抱える保護者の方が増えています。実際に学校や塾の現場でも、文章問題を正しく読めない子どもが年々増えていると感じます。
では、なぜ最近の子どもたちは文章問題を読めなくなってしまったのでしょうか。
最大の原因は、日常生活における活字との接触量の減少です。スマートフォンやタブレットの普及により、子どもたちは短い動画や画像中心の情報に慣れています。これらは直感的に理解できる反面、長い文章を順序立てて読む経験が不足しがちです。
文章問題では、条件・状況・問いを整理しながら読み進める力が必要です。しかし、普段から長文に触れていないと、途中で集中力が切れ、「なんとなく」で答えを出してしまいます。
文章問題が苦手な子どもほど、問題文を丁寧に理解しようとせず、数字やキーワードだけを探します。「この数字を使えばよさそう」と考え、内容を十分に理解しないまま計算に入ってしまうのです。
その結果、条件の読み落としや、何を問われているのかの勘違いが起こります。これは能力不足ではなく、正しい読み方を教わっていないことが原因であるケースがほとんどです。
文章問題が読めない子どもほど、「ちゃんと読んだ」と言います。しかし実際には、理解せずに目で追っているだけのことが少なくありません。
読解力は目に見えにくいため、本人も苦手意識に気づきにくいのです。この状態が続くと、「読んでいるのに間違える」という悪循環に陥ってしまいます。
文章問題が苦手=国語が苦手、と思われがちですが、実際には算数・数学・理科・社会すべてに関わる力です。条件を整理し、問いを正確に把握する力がなければ、どの教科でも成績は伸びません。
近年の入試では、知識量よりも文章を読み取り、考える力が重視されています。文章問題を読めない状態を放置すると、学年が上がるほど学習面で不利になります。
声に出して読むことで、読み飛ばしや理解不足に気づきやすくなります。
答えを出す前に、問いの内容を言葉にさせるだけでも効果があります。
すぐに答えを教えず、「どう考えたの?」と聞くことで理解度が見えてきます。
毎日個別塾5-Daysでは、文章問題を答えの出し方ではなく、読み方から指導しています。問題文に線を引き、条件を書き出し、何を問われているかを言葉にする。このプロセスを大切にしています。
毎日通える個別指導だからこそ、短時間でも継続的に読解力を鍛えることが可能です。文章問題が苦手なお子さまほど、小さな成功体験を積み重ねることで自信を取り戻していきます。
最近の子どもが文章問題を読めなくなった背景には、環境や学習習慣の変化があります。しかし、正しい方法で取り組めば、読解力は必ず伸ばせます。
「読めない」のではなく、「読み方を知らない」だけ。
早めの対策が、お子さまの将来の学力を大きく左右します。
声の大きさと情熱では誰にも負けない教室長。休日には必ずと言っていいほどサンフレッチェ広島の試合を観に行くほどサッカーが大好き。 中学・高校の英語の教員免許を取得しており、英語の指導に絶対の自信を持っているが、何故か国語の授業のほうが人気。 特技は生徒がなぜこのような間違いをしたのか的確に当てられること。 それゆえ生徒から「心が読める」と言われ、心理学に興味を持ち始めている。