みなさん、こんにちは!気候が急に寒くなり、2学期も半ばを過ぎましたね。中学3年生はそろそろ入試が気になってくるころではないでしょうか。でもみなさんちょっと待って。どんな方法で入試を受けるか、もう決めましたか?
福岡県の入試方法は大きく分けて3つあります。一般入試、推薦入試、特色化選抜です。
同じ日時に同じ筆記試験をいっせいに受ける、いわゆる「高校入試」が一般入試です。一番イメージ通りの入試ですね。
推薦入試は、学校から推薦を受けた生徒に学科試験ではなく面接や作文、実技などが課される入試です。学校長の推薦が必要なので、希望者の中から、成績の良い順に推薦が受けられるということになります。
この二つは昔から行われていましたので、この二つについてはよく知っているという保護者様もおられることと思います。でも、最後のひとつ、特色化選抜ってなに?
特色化選抜は2002年頃から導入された、比較的あたらしい試験方法です。県によって実施しているかどうかに差があるため、まったく馴染みがないという方もいらっしゃるかと思います。(福岡県はここ数年の話です。)
そこで今回は、入試方法のうち特色化選抜に絞って説明して行きたいと思います。
特色化選抜と推薦入試、こちらは二つとも、学科試験以外の課題を課す入試であることで一致しています。それでは何が違うのか。一番の違いはこちらです。
推薦入試には学校長の推薦がいるが、特色化選抜は学校長の推薦がいらない。
ここが大きな違いです。推薦入試は、中学校内で推薦の枠に入らなければ出願すること自体ができませんが、特色化選抜は中学校からの推薦が必要ありません。後述の出願資格を満たしていれば、誰でも受験が可能です。
この違いにより、推薦入試と特色化選抜のどちらを受けた方が有利なのかある程度決まってきます。推薦入試は、中学校内で推薦の枠を得なけばいけませんので、定期テストで安定して高得点を取れている=内申点に自信がある人に有利です。逆に特色化選抜は、内申点が出願資格に達してさえいれば受けることができます。
特色化選抜を受けるためには、それぞれの高校の出願資格を満たさなくてはなりません。生徒のみなさんが特色化選抜を受けられるかどうか決めるのはずばり、内申点の合計です。
特色化選抜を実施している高校は、それぞれに内定基準を定めています。その基準のうち、最もわかりやすいものが内申点です。9科目5段階評価=最高45点の内申点のうち、〇〇点あれば試験を受けることができます、というものです。特色化選抜が受けられるかどうかはここで決まります。点数が基準に達しなければ、出願しても合格する可能性が低いです。この内申点は、3年生の1学期から2学期までの成績を総合したもので決まります。つまり、2学期の期末テストを受けた時点で決まってしまうのです。
特色化選抜で課される試験の内容は、面接、作文、実技など多岐におよびます。どのような試験が課されるのか、希望する高校の募集要項をしっかりチェックしてください。
例年10月半ばに特色化選抜の募集要項が公開されます。今年度の特色化選抜のスケジュールは以下のとおりです。
入学願書受付:1月21日(水)~1月29日(木)正午まで
試験日:2月3日(火)または2月4日(水)
合格内定通知:2月9日(月)午前9時
今年度特色化選抜を実施する主な高校とその内定基準は以下の通りです。
特色化選抜のみ
★光陵高校★
【学業】
評定合計が30以上。各教科に1がない者
【部活動一般】
評定合計が27以上。各教科に1がない者。
【部活動実績】
上位大会に出場した実績があり、高校でも続ける者。評定合計が22以上。各教科に1がない者。
【生徒会・ボランティア活動】
生徒会やボランティア活動を継続的に行い、高校でも続ける者。評定合計が28以上。各教科に1がない者。
★玄界高校(普通科)★
評定合計27以上。各教科に1がない者。
または
評定合計24以上。各教科に1がない者。中学校生活で運動競技に取り組んだ者
特色化選抜・推薦入試両方実施
★宗像高校★
評定合計39以上。5教科に3がないこと。各教科に2・1がないこと。
新宮高校や香住ケ丘高校、香椎高校などは特色化選抜を実施していません。自分が受けたい高校がどの入試を実施しているのか、事前に確認しましょう。
いかがでしたか?内定基準はきっちり決められています。2学期期末テストまであとわずかですが、特色化選抜を考えている方は、少しでもよい点数を狙っていきましょう。
福岡北エリア東郷校教室長。福岡教育大学教育学部出身。勉強を楽しく!を目指しています。 楽しく勉強するためには、「できた!」の喜びが重要です。小さな「できた!」を積み重ねていくうちに、最初はとてもできないと思っていたことが達成できるようになります。昨日のできなかったを今日のできたに変える教育を目指して日々奮闘しています。