あいさつは人間関係の基本です。人と新しい関係を築くとき、一度作った関係を維持するとき、人はあいさつをします。あいさつができる人は相手に好印象を与え、人と人との関係を円滑にします。あいさつは対人関係において重要な働きをしているため、学校では年代問わず、あいさつを大事にするように指導されています。ご家庭でもあいさつをきちんとするように指導されているところはあるのではないでしょうか。
今まであいさつは、生活のメリハリや他人との関係構築など、主に生活面において重要視されてきました。そのあいさつが、学習面にも効果をもたらしているとしたらいかがでしょうか。5-Daysでは、独自のアンケートにより、あいさつと学習との関係をリサーチしました。今回はその結果をご紹介したいと思います。
対象:毎日個別塾5-Days・他個別指導塾に通う小学生・中学生・高校生
方法:オフラインによるアンケート形式
調査時期:2025年9月24日~2025年9月30日
有効回答数:3,584名(小学生874名 中学生2281名 高校生429名)
今回のアンケートでは、成績を以下のように区分しました。

中学校の単元テスト実施校については、生徒の平均得点率を成績帯とした。
以下の質問で調査を行いました。
Q 1週間の中で、「自分から」あいさつをした回数を教えてください。

・特に小学生においては、自分からあいさつをする生徒の方が成績が高い傾向にある。
・成績下位帯の方が「0回」「1~10回」と答えた生徒の比率が高い傾向がある。
特に小学生において、好成績の生徒のほうが自分からあいさつしている比率が高いとの結果になりました。中学生でも、最上位の成績の生徒は自分からあいさつする傾向が見られます。ただ、単純に「あいさつすれば成績があがる」などという魔法のようなことは考えられません。なぜ積極的にあいさつをする生徒は成績が伸びる傾向にあるのでしょうか。
一つの仮定として、あいさつをする生徒は積極性や行動力が高く、その傾向が成績によい影響を与えているのではないかと考えられます。
冒頭に申し上げたように、あいさつはすべての関係の基本です。あいさつから関係が始まっていきます。積極的にあいさつができる生徒は、対人関係においても積極性があり、学習面でわからないところ、困ったところがあれば、友人や先生に聞くなどの行動をとりやすいのではないかと仮定しています。また、あいさつすることは行動することでもあります。日頃からあいさつをしている生徒は、「自ら行動すること」のハードルがあいさつをしない生徒よりも低くなっている可能性があります。この行動への積極性が、毎日の学習への取り組み、早期のテスト勉強への取り組みを促し、結果として良い成績を取りやすくなっているのではないかという仮説を立てています。
あいさつそのものはテストの点数とは関係しません。しかし、あいさつとは行動です。行動が変われば習慣が変わり、習慣が変われば結果が変わります。勉強しなければいけないのは分かっているけれどやる気が出ない、なんとなく面倒くさい、と思っているそこのあなた。その習慣を変えるために、すぐにできる行動を変えてみませんか?まずは明日の朝、起きて最初に、家族に大きな声であいさつしてみましょう!
福岡北エリア東郷校教室長。福岡教育大学教育学部出身。勉強を楽しく!を目指しています。 楽しく勉強するためには、「できた!」の喜びが重要です。小さな「できた!」を積み重ねていくうちに、最初はとてもできないと思っていたことが達成できるようになります。昨日のできなかったを今日のできたに変える教育を目指して日々奮闘しています。