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当塾では、通塾中の小学生・中学生・高校生、約3,500名を対象にアンケートを実施しました。
テーマは「学習習慣」と「生活環境」。
日々の勉強時間だけでなく、睡眠時間やスマートフォンの利用状況、テレビ・YouTube視聴時間など、
生徒たちを取り巻く生活リズムに焦点を当てました。
その結果、成績上位の生徒に共通する“生活の特徴”が見えてきました。
今回は、その中でも特に注目した3つの項目をご紹介します。

まず、「1週間の平均的な就寝時間」に関する結果です。
アンケートでは、上位成績帯ほど早く寝る傾向がはっきりと見られました。
一方で、学年が上がるほど夜更かしの傾向が強まっていることも分かりました。
中高生になると、部活動やSNS、課題などで夜の時間が長くなりがちです。
しかし、学校の始業時間は変わらないため、起床時間に差がなく、睡眠時間は「就寝時間」に左右される結果となりました。
睡眠は「脳の回復」と「記憶の定着」に深く関係します。
睡眠時間が短いと、授業中の集中力や定期テストでのパフォーマンスが落ちやすくなります。
反対に、早寝・十分な睡眠を取る生徒ほど、安定して学力を維持・向上させている傾向が見られました。

次に、スマートフォンの利用時間について。
「ゲームや動画を含めた1週間の使用時間」を尋ねたところ、
小学生では上位成績帯ほどスマホ利用時間が短いという結果が出ました。
一方、中学生・高校生では半数以上の生徒が1日3時間以上利用していることが分かりました。
学習アプリや調べ学習など、学びに活用しているケースもありますが、
SNSやソーシャルゲームなどの娯楽利用が中心になっている生徒も少なくありません。
上位層の生徒に共通しているのは、
「使う時間を自分でコントロールしている」という点です。
スマホは便利な学習ツールである一方、時間の浪費にもつながる諸刃の剣です。
大切なのは、「使う時間」ではなく、「使い方の目的とメリハリ」です。

3つ目はテレビやYouTubeの視聴時間。
こちらもスマホ利用と似た傾向が見られました。
小学生では上位成績帯ほど視聴時間が短く、一方で中学生・高校生では半数以上が3時間以上視聴している結果となりました。
YouTubeには学習系のチャンネルも多く存在しますが、エンタメ動画を長時間視聴してしまうと、気づかぬうちに勉強時間や睡眠時間が圧迫されてしまうことがあります。
「寝る前の動画視聴」が習慣化している生徒ほど、翌日の集中力が下がりやすいというデータもあります。
視聴する内容よりも、“時間を区切る意識”が大切です。
この3つの項目に共通していたのは、
「自分の時間をどう管理しているか」という点でした。
成績上位の生徒ほど、特別に長く勉強しているわけではなく、
“勉強時間を確保できる生活リズム”を整えている傾向があります。
つまり、学力差の背景には「時間の使い方の差」があるのです。

当塾では、定期テスト前に全生徒との個別面談を行っています。
使用するのは「カウンセリングシート」と呼ばれる専用の面談用シートです。
このシートでは、
• 目標点数の設定
• 提出物の進行スケジュール
• 平日・休日の学習時間
• スマートフォンの利用時間
などを、生徒自身が具体的に記入します。
教室長と一緒に“生活の見直し”を行うことで、学習だけでなく日々の過ごし方そのものを改善していきます。
「何を」「いつ」「どのくらい」やるのかを明確にすることで、
自然と学習リズムが整い、スマホ時間の使い方にも意識が向くようになります。
実際にこの取り組みを通して、
「夜更かしを減らしたら集中できるようになった」
「スマホ時間を決めたら勉強が進むようになった」
という声が多く聞かれるようになりました。
今回のアンケートを通して見えてきたのは、
学力を支えるのは「学習時間」だけでなく「生活習慣」そのものだということです。
十分な睡眠、適度なスマホ利用、計画的な勉強時間。
これらをバランスよく整えることが、成績アップの土台になります。
当塾では、今後も生徒一人ひとりの生活リズムに寄り添いながら、
「学びを支える環境づくり」を大切にしていきます。
学力は、生活の中から育つ。
私たちはその成長を、これからも全力でサポートしてまいります。
こんにちは!広島東・福山エリアにある南蔵王校の教室長、宮本と申します。 福山の高校入試と中学入試に、生徒と先生一丸となって取り組んでいます。 共に成長して楽しく学習を出来る教室を目指しています! 私の座右の銘は、「一期一会」。今の時間と出逢いを大切にしています!