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「今日はなんだか何もしたくないな…」
勉強に取り組む中で、そんな気分になる日があるのはごく自然なことです。どれだけ計画を立てていても、どれだけ志望校への意識が高くても、「やる気が出ない日」は誰にでも訪れます。
そんなとき、無理に頑張らせようとしてしまうと逆効果になることも。この記事では、「やる気が出ない日」との上手な付き合い方について、脳科学的な視点も交えながらご紹介します。
まず大切なのは、「やる気が出ない=ダメなこと」と思い込まないことです。
やる気の波は、体調・睡眠・栄養・気候・感情などさまざまな要因で揺れ動くもの。常に100%のやる気を維持するのは不可能です。
特に思春期の子どもたちは、心と体が急速に成長するタイミング。集中できる日もあれば、どうしても気分が乗らない日もあります。
それを「サボっている」「怠けている」と決めつけてしまうと、自己肯定感を傷つけてしまうことも。
やる気が出ない自分を受け入れることから、建設的な行動が生まれます。
やる気の源は「前頭前野」という脳の部位にあります。この前頭前野は「計画」「意欲」「自己管理」などを司る働きを持ちますが、疲れていたりストレスがかかっていたりすると、うまく働かなくなります。
また、「ドーパミン」という神経伝達物質もやる気と深い関係があります。目標が明確だったり、成功体験を積み重ねたりすることで、ドーパミンの分泌が促進され、やる気が自然と湧いてくるのです。
逆に、達成感のない日々やプレッシャーばかりの環境では、やる気を感じにくくなってしまいます。
つまり、「やる気が出ない」のは“脳のSOS”の可能性もあるのです。
では、そんな日にはどう過ごせばいいのでしょうか?無理をせず、自分をリセットする方法を5つご紹介します。
「1時間勉強しよう」と思うとハードルが高く感じられますが、「5分だけ音読」「1問だけ計算」など、ほんの少しの行動なら始めやすくなります。
いつもの机ではなく、リビングや図書館でやってみる。場所を変えるだけで脳が刺激を受け、集中しやすくなります。
散歩やストレッチなどの軽い運動は、脳に酸素を送り、思考をリセットする効果があります。気分転換にも◎。
やる気がないときは、苦手なことに取り組むとさらに落ち込みます。まずは「できること」からスタートし、成功体験を積みましょう。
本当に疲れているときは、潔く休む勇気も必要です。「今日はやらない」と決めてリフレッシュした方が、翌日の集中力が高まります。
やる気が出ない様子に焦る保護者の方も多いかもしれません。ですが、
「なんでやらないの?」
「甘えじゃないの?」
といった言葉は逆効果になることも。
代わりにこんな声かけを試してみてください:
「今日は疲れてるのかもね。少し休もうか」
「気持ちが乗らないとき、ママもあるよ」
「5分だけ一緒にやってみようか?」
子どもが「気持ちをわかってもらえた」と感じると、自然と行動に移しやすくなります。
“サボりたい気持ち”は、決して悪いものではありません。それは、自分を守るために出てくる自然な感情です。
大切なのは、その気持ちを否定せず、「どう付き合うか」を考えること。
頑張りすぎず、でも止まりすぎず。自分に合ったペースで進んでいける力こそが、受験やその先の人生で必要な“自己管理力”につながっていきます。
休みながらでも、また一歩ずつ進んでいければ大丈夫。今日の自分に優しくなれる一日を、どうか大切にしてください。
5-Daysでは、上記のようなお悩みを解決するため、無料体験や学習相談も随時受付中です。
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5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。