最近、教育心理学の分野でも「家庭での会話」が子どもの学力に深く関わっているという研究結果が数多く報告されています。塾で日々子どもたちと接していると、確かに家族との会話が多い子ほど、学びに向かう力が強いと感じます。
では、なぜ家族との会話が成績向上につながるのでしょうか?
まず一つ目の理由は、「語彙力」と「論理的思考力」です。
家族との何気ない会話の中で、子どもは自然に多くの言葉に触れます。たとえば「なんでそう思うの?」「それってどういうこと?」という親の問いかけは、子どもにとって“考える練習”になります。
語彙が増えると、文章題の理解力や作文力が伸びますし、思考を整理する力も育ちます。これは国語だけでなく、算数や理科など他教科の学習にも大きな影響を与えます。
家族との対話は、子どもが自分の意見を安心して話せる場でもあります。
「今日学校でこんなことがあった」「テストでミスしたけど、次はこうしたい」など、自分の考えや気持ちを言葉にする機会が多い子は、自己表現が得意です。
その結果、授業中に発言することを恐れず、先生や友達とのコミュニケーションもスムーズになります。これが「主体的な学び」につながり、成績アップの原動力になるのです。
勉強は集中力と持続力が必要な活動です。その土台になるのが、家庭での安心感です。
親が子どもの話をよく聞き、共感してあげるだけで、「自分は大切にされている」という気持ちが生まれます。この安心感が、挑戦や努力を支えるエネルギーになります。
たとえ失敗しても「大丈夫、次がある」と思える子は、結果として伸びていきます。
まずはご相談ください!
忙しい日々の中で、長い時間を取るのは難しいかもしれません。
でも、**ポイントは“量より質”**です。
たとえば、
食事のときに「今日一番楽しかったこと」を聞く
ニュースやテレビを見ながら「これってどう思う?」と話す
寝る前に少しだけ「明日の予定」や「今日の振り返り」をする
そんな短い会話でも、子どもは親の関心を感じ、言葉の力を磨いていきます。
塾では知識や解き方を教えることが中心ですが、それを使って考え、説明する力は家庭での会話の中でこそ育ちます。
「塾で習ったこと、今日はどんなところが面白かった?」
そんな問いかけが、学習内容の定着にも大きく役立ちます。
家族との会話は、勉強の“直接指導”ではありませんが、子どもの学力を支える最も基本的で強力なサポートです。
「一緒に話す」「聞いてあげる」――その積み重ねが、子どもの思考力・表現力・自信を育て、やがて成績という形で表れてきます。
塾での学びと家庭での会話、どちらも子どもを伸ばす大切な両輪です。
この週末、ぜひ少しだけでも、子どもとの会話の時間を意識してみてください。
高専出身の理系講師として、理数科目を中心に指導しています。難しい内容でも、身近な例やユーモアを交えながら「楽しくわかる授業」を心がけています。勉強というとつい堅苦しくなりがちですが、ちょっとした工夫で「なるほど!」と思える瞬間は必ずあります。その瞬間を生徒と一緒に味わえることが、何よりのやりがいです。 塾業界での経験は2年目。まだ若手ですが、生徒一人ひとりに寄り添い、わからないところを丁寧に解きほぐすことを大切にしています。教室では質問しやすい雰囲気づくりを意識し、勉強が苦手な子にも安心して通ってもらえるよう努めています。 「勉強って意外とおもしろい!」と思ってもらえるように。そんな授業を通して、生徒の成長をこれからも支えていきます。