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「英語を学ぶ目的って、何だと思いますか?」
そう尋ねられたとき、「テストで良い点を取るため」と答えるお子さんは少なくありません。もちろん、それも大切なことです。しかし、英語は本来“試験のための科目”ではなく、“人と人をつなぐ言葉”です。
たとえば、ディズニー映画の登場人物が使っている台詞、海外アーティストが歌っている歌詞、外国のゲームで使われているセリフの一つ一つ。それらはすべて、生きた英語です。
では、そんな生きた英語を「好き」になってもらうにはどうすれば良いでしょうか?
今回は、塾での学習効果をより高めるためにも役立つ「家庭でのちょっとした工夫」についてご紹介します。
私たちは日々、国語や算数のように英語も「教科」として接しています。しかし、英語というのはもともと外国の人たちが“生活の中”で使っている言葉。つまり、英語を“習うもの”ではなく、“使うもの”として捉えることがとても重要です。
でも、いきなり「英語を使ってみよう」と言っても、抵抗を感じるお子さんも多いはず。
だからこそ、まずは“英語への親しみ”を感じる小さな経験を積み重ねることが大切です。
英語に苦手意識を持つ子の多くは、「読めない」「聞き取れない」ことが原因です。
その第一のハードルを超えるために効果的なのが、「耳から覚える」こと。
おすすめは、子どもが好きなリズムやメロディの英語の歌をかけ流すことです。
たとえば:
小学校低学年には…『ABCソング』『Head, Shoulders, Knees and Toes』などの手遊び歌
中学年~高学年には…『Let It Go(アナ雪)』や『We Will Rock You』などの洋楽クラシック
中高生には…好きな洋楽アーティストを一緒に探してみても良いでしょう
「意味を全部理解しなきゃ」と思わなくてOKです。
「何となく耳に残る」「口ずさめる」ことが第一歩。英語のリズムや音に慣れてくると、“聞き取れる音”も自然と増えていきます。
ディズニー映画やピクサー作品、またはNetflixやYouTubeの英語アニメなど、映像で楽しむ英語体験もおすすめです。
最初は「英語音声+日本語字幕」でOK。慣れてきたら「英語音声+英語字幕」、最終的には「字幕なし」でも楽しめるようになります。
「好きなキャラクターが何て言ってるか知りたい」
「日本語のセリフと英語ってこう違うんだ!」
そんな発見が、言葉への興味を深めるきっかけになります。
例えば
映画『モアナ』の主題歌「How Far I’ll Go」
『ミニオンズ』や『スポンジ・ボブ』などの短いアニメ
『ピーナッツ(スヌーピー)』の英語版アニメなど
お子さんと一緒に笑ったり驚いたりしながら見る時間が、「英語って楽しい!」という感覚につながります。
「英語を“勉強”ではなく“遊び”として取り入れる」ことも、非常に効果的です。
たとえば:
英単語を使ったパズルゲーム
絵を見て単語を当てるクイズアプリ
英語を使うオンラインゲーム(チャットで会話)
「マインクラフト」や「Among Us」などは、ゲーム内で英語チャットが頻繁に登場するため、自然に“読む・書く”練習にもなります。
アプリであれば以下のようなものも人気です:
【小学生向け】Fun English、Lingokids、Duolingo ABC
【中学生以上】Duolingo、英検スタディギア、Word Up
家庭の中で“英語が使われる環境”を少しでも作ることで、自然と英語が「遠い存在」ではなくなります。
英語の絵本やマンガも、英語を楽しむきっかけになります。
難しいものを選ぶ必要はありません。たとえば:
『The Very Hungry Caterpillar(はらぺこあおむし)』
『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
『Peanuts(スヌーピー)』のコミックなど
親子で「これは何て言ってるのかな?」と会話をしながら読んでみたり、気に入ったフレーズを繰り返したりするのもおすすめです。
家庭で英語に触れる時間が増えてくると、塾の授業や学校の英語でも「これ、聞いたことある!」という瞬間が出てきます。
この“知ってる感覚”が、英語学習への自信とモチベーションを育ててくれるのです。
たとえば:
映画で聞いた「Let’s go!」を授業でも使っていた
歌で覚えた単語がテストに出てきた
ゲームで見た単語を読めた・書けた
こうした成功体験が、子どものやる気に火をつけてくれます。
保護者の皆さまにお伝えしたいのは、「英語が得意じゃなくても、一緒に楽しむ姿勢が何より大事」だということです。
英語の発音が多少違っても構いません。
「こんな歌なんだね」「今のセリフ、かっこいいね」——それだけで十分です。
英語をネガティブに捉える発言(「難しいから無理」「私は嫌いだった」など)は避け、お子さんが「英語っておもしろい」と思えるような声かけを心がけましょう。
当塾では、文法や語彙といった基礎力の育成に加えて、「英語に親しむ心を育てる」指導も行っています。
しかし、週に数時間の塾の時間だけで英語を「好きになる」のは難しいものです。
だからこそ、ご家庭での「楽しい英語時間」が、お子さんの英語力を伸ばす“土壌”になるのです。
英語の学びにおいて最も大切なのは、「できるようになること」ではなく、「やってみたいと思えること」です。
洋楽を聴いて、口ずさんでみる
アニメを英語で観てみる
ゲームやアプリで遊びながら覚える
英語の絵本を親子で読んでみる
こうした日々の小さな体験が、やがて「英語=楽しい!」という感覚につながり、塾での学習効果を大きく引き上げてくれるのです。
ぜひ、ご家庭でもできるところから、始めてみてください。
5-Daysでは、上記のようなお悩みを解決するため、無料体験や学習相談も随時受付中です。
「ちょっと話を聞いてみたい」という方も、お気軽にご相談ください!
5-days横川教室の教室長。歴史の授業に自信があり、楽しくてわかりやすい解説が好評です。「生徒が誰かに勉強を教えられるほど得意になってほしい」を信念に、日々指導に熱を注いでいます。現在ダイエットにも挑戦中で、目標はあと5kg減!勉強も健康も、日々コツコツ積み重ねを大切にしています。