テストや受験勉強をしていると、「時間が足りなかった」「あと1問解けたら…」という経験をしたことがある人も多いでしょう。私は結構ありました。点数を上げるためには“正確さ”と同じくらい、“解く速さ”も重要な力です。しかし、「速く解く」ことは単に“急いで解く”こととは違います。焦って雑に解くのではなく、効率よく、正確に、短時間で解ける力をつけることが大切です。今回は、その「解く速さ」を上げるための具体的な方法を紹介します。
解く速さを上げるための土台になるのは、問題の意味を素早く理解する力です。
読解や条件整理に時間がかかってしまうと、どんなに計算が速くても全体のスピードは上がりません。
そのために意識すべきポイントは、「設問のパターンを覚えること」です。
意外とパターンが同じような問いが結構あります。「この聞かれ方ならこの解き方」と、問題と解法をセットで覚えることが大切です。何度も同じタイプの問題に触れるうちに、自然と反応速度が上がります。
速さを上げるには、時間を意識した練習が欠かせません。
ただ問題を解くだけでは、本番で時間配分がうまくいかないことがあります。次の方法を取り入れてみましょう。
★制限時間を決めて解く
例えば、「この大問は10分で終わらせる」など、時間を区切って演習することが効果的です。初めは間に合わなくても構いません。繰り返すうちに「自分のペース」を体で覚えられます。
★見直しの時間を必ず確保する
最後に数分でも見直しの時間を取ると、ケアレスミスを防ぐことができます。速く解けてもミスが多ければ意味がありません。スピードと正確さのバランスを意識しましょう。
意外と見落とされがちなのが、「手の速さ」や「書くスピード」です。
計算や記述問題では、書くスピードが遅いだけで時間を取られることがあります。
これも訓練で改善できます。
★途中式を丁寧に、かつ省エネで書く
文字を乱雑にしてしまうと、後から自分で見直せず、ミスにつながります。丁寧さを保ちつつ、無駄のない書き方を意識しましょう。
★暗算・メモの使い分けをする
すべてを紙に書かず、簡単な計算は頭で処理する練習も効果的です。脳と手の連携を鍛えることで、自然と処理スピードが上がります。
人間は慣れた作業ほど速く、正確にこなせるものです。
日頃から似た形式の問題を繰り返すことで、脳が“自動的に”反応できるようになります。特に定期テスト前は、出題傾向を把握し、形式に慣れることが大切です。
また、心理的な「焦り」もスピードを下げる要因です。
「間に合わないかも」と思うと、ミスが増え、さらに時間を失う悪循環に陥ります。
日頃の練習で「このくらいなら時間内に解ける」という感覚を持てるようにしておくと、本番でも落ち着いて解くことができます。
実は、解く速さは集中力や脳の働きにも左右されます。
睡眠不足や食事抜きの状態では、判断力が鈍り、計算ミスや思考の遅れが起こりやすくなります。
脳をフル回転させるためには、次のような基本的な生活習慣も大切です。
・朝食をしっかりとる
・勉強の合間に5〜10分の休憩を入れる
・睡眠時間を削らず、頭をリフレッシュさせる
体調が整っていることこそ、速く正確に問題を解く“土台”です。
「解く速さ」は、すぐに身につくものではありません。
しかし、理解力・練習・慣れ・集中力の4つを意識して積み重ねていけば、確実にスピードは上がります。
焦らず、毎日の勉強の中で「時間を意識する」「手を止めない」「ミスを減らす」この3点を心がけましょう。
速く解けるようになるということは、それだけ多くの問題に挑戦できるということです。
限られた時間の中で最大限の力を発揮できるよう、今日から少しずつ“スピードアップ”の意識を持って勉強していきましょう。
毎日個別塾5-Days荒江校の教室長です。私は中学生のころ、自分で勉強時間を考えて取り組むことを意識して実行することはある程度はできていたつもりでしたが、自分だけでは限界がありました。塾に通い始めて、そこでのサポート があったおかげで高校受験を乗り越えることができました。今の私は昔の自分のような困った子のための力になりたいと思っています。一緒に頑張りましょう!