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2026.02.17

試験の歴史とその意味 ― 学力はどう社会を変えてきたか

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なぜ人は試験を受けるのか ― 試験の歴史をたどる意味

私たちにとって「試験」は、とても身近な存在です。定期テスト、模試、入試……。結果に一喜一憂しながらも、どこかで「なぜこんなに試験があるのだろう?」と感じたことはないでしょうか。実は、試験という仕組みには長い歴史があります。そしてその歴史をたどってみると、試験は単なる選別の道具ではなく、「社会をつくる仕組み」そのものだったことが見えてきます。今回は、古代中国の科挙、フランスのバカロレア、そして日本の学制を手がかりに、試験の歴史とその意味を考えてみたいと思います。歴史を知ることは、いま目の前にある勉強の意味を再発見することにもつながります。

 

努力で身分を超える ― 科挙が生んだ“学力社会”

まずは中国の科挙です。科挙は隋の時代に始まり、唐・宋・明・清へと約1300年にわたって続いた官僚登用試験制度でした。それまでの中国では、家柄や貴族の推薦が出世の大きな条件でしたが、科挙は「学力」によって役人を選ぶ仕組みを整えました。試験内容は儒教の経典理解や文章作成が中心で、合格すれば高い官職への道が開かれます。つまり、勉強によって社会的地位を得られる可能性があったのです。

 

科挙の答案はときに数万字にも及び、試験官の前に積み上げられました。その中で一番優秀だった答案はその積み上げられた答案の一番上に置かれ、他の答案を上から押さえる形となっていました。ここから、「圧巻」という言葉も生まれました。

この制度は「努力すれば身分を超えられる」という価値観を広める一方、試験対策に特化した学習や形式的な文章作法の重視といった弊害も生みました。しかし、それでも「能力によって選ぶ」という発想は画期的でした。近代ヨーロッパの公務員制度にも影響を与えたといわれるほどです。

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思考力を問う国家試験 ― バカロレアという挑戦

次に、フランスのバカロレアです。バカロレアは19世紀初頭、ナポレオンの教育改革の中で整えられた国家試験で、高校課程修了と大学入学資格を兼ねています。現在でもフランスでは、全国共通の厳格な試験として実施されており、哲学の論述試験が課されることでも有名です。ここで重視されるのは、単なる知識量ではなく、「自分の考えを論理的に表現する力」です。たとえば「自由とは何か」といった抽象的な問いに対して、歴史や思想を踏まえながら自分の立場を述べることが求められます。これは、国民一人ひとりが主体的に考える力を持つことを重視する教育理念の表れです。試験は、どんな人材を社会が求めているのかを映し出す鏡でもあります。暗記中心か、思考力重視か。その違いは、その国の価値観と深く結びついているのです。

 

すべての人に学びを ― 学制がつくった近代日本の教育

では日本はどうでしょうか。明治5年に公布された学制は、「国民皆学」を掲げ、身分に関係なく教育を受けられる仕組みを整えました。それまでの寺子屋や藩校中心の教育から、近代的な学校制度へと大きく転換したのです。学制のもとで整えられた学校制度は、やがて進級試験や入学試験を通じて、学力による進路選択を一般化させていきました。ここにも、科挙と同じく「能力による選抜」という発想を見ることができます。一方で、受験競争の激化や学歴偏重といった課題も生まれました。しかし、教育の機会を広く国民に開いたという点で、学制は日本社会に大きな変化をもたらしました。試験はときに厳しい壁のように感じられますが、それは同時に「挑戦の入り口」でもあったのです。

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試験は敵か味方か ― 歴史から考える学ぶ意味

科挙、バカロレア、学制。それぞれ時代も国も異なりますが、共通しているのは「試験が社会のあり方を形づくってきた」という点です。試験は単に点数で人を分ける仕組みではありません。どんな力を評価するのか、誰に機会を与えるのかという、社会の価値観がそこに反映されています。いま皆さんが向き合っている定期テストや入試も、その長い歴史の延長線上にあります。もし試験が不安やプレッシャーの象徴に感じられているなら、少し視点を変えてみてください。試験は、努力を形にし、自分の可能性を広げるための制度でもあります。歴史を知ることで、「なぜ勉強するのか」という問いに対する答えが、ほんの少し前向きなものに変わるかもしれません。

 

ミツカル教育通信で取り上げていただきました!
インタビュー記事は、以下のURLから確認いただけます。
https://resemom.jp/kyoiku/interview/5-days-interview/
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この記事を書いた人

野芥教室教室長_波多江泰宏

こんにちは!5-Days 野芥教室の教室長、波多江です。このページをご覧いただき、ありがとうございます! これまで多くの生徒さんと関わる中で感じているのは、「勉強がちょっと苦手かも…」という子ほど、ふとした瞬間にぐんと伸びる力を持っているということです。だからこそ、まずは「できた!」という小さな成功体験を積み重ねること、そしてそれを毎日しっかり承認することがとても大切だと考えています。当教室では、ただ知識を教えるだけでなく、「自分で勉強する力」を育てることを大切にしています。学校のテスト対策はもちろん、将来にもつながる“本物の学力”を、私たちと一緒に身につけていきましょう!皆さんにとって安心して通える教室、そして前向きな気持ちになれる場所を目指して、スタッフ一同、日々取り組んでいます。 まずは体験授業や教室見学だけでも大歓迎です!お会いできるのを楽しみにしています!

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