目次
高校選びで迷ったら「偏差値」をどう見る?正しい活用法を知ろう
中学生の皆さん、そして保護者の方にとって、「高校選び」は将来を左右する大きな分かれ道です。
その中でよく耳にするのが「偏差値」という言葉。模試の結果や学校案内など、どこを見ても偏差値が載っていますが、実際のところ「偏差値だけで高校を決めていいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
まず大切なのは、偏差値はあくまで「相対的な学力の目安」であるということです。
たとえば偏差値50は「平均的な学力」を意味しますが、これは受験生全体の中での位置を示しているだけで、必ずしもその子の努力や可能性を表すものではありません。
■ 偏差値のイメージ
・偏差値60 … 受験生全体の上位約16%
・偏差値70 … 受験生全体の上位約2%
つまり、偏差値が10上がるということは、全体の中でかなり上位の層に入ることを意味します。
数字の違いは小さく見えても、その背後には大きな差があるのです。
また、模試によって問題の難易度や受験者層が異なるため、偏差値が数ポイント違っても単純に比較することはできません。
偏差値を上手に活用するには、「目標設定」と「現状分析」の2つの視点が重要です。
まず、今の自分(またはお子さん)の学力を客観的に知るために模試を受けましょう。
そのうえで、第一志望・第二志望・安全校といった形で複数の高校を検討し、それぞれの偏差値を確認します。
このとき、「今は届かないけれど、あと○点上げれば挑戦できる」という“目安”として偏差値を使うと、勉強のモチベーションが上がります。
高校には、それぞれ校風や部活動の強み、進学実績、通学環境など、偏差値では測れない魅力がたくさんあります。
同じ偏差値帯の学校でも、雰囲気や教育方針は大きく違うものです。
「偏差値は少し高いけれど、自分に合わない学校」よりも、「少し低めでも、自分が成長できる学校」を選ぶことが、結果的に充実した高校生活につながります。
高校選びで偏差値以外の視点が大切だとお伝えしましたが、そのために最も効果的なのが「学校見学」や「オープンスクール」への参加です。
パンフレットやホームページではわからない“空気感”は、実際に訪れることで初めて実感できます。たとえば、授業中の生徒の雰囲気、先生の話し方、校舎の清潔感、休み時間の過ごし方などは、数字では絶対に表せません。ある学校では、生徒が明るく挨拶をしてくれたり、クラブ活動に熱心に取り組んでいたりと、活気にあふれる空気を肌で感じられるかもしれません。一方で、静かに落ち着いた校風の学校に魅力を感じる人もいるでしょう。こうした“自分との相性”は、偏差値よりも長い高校生活の満足度に強く影響します。また、実際に通学時間やルートを調べてみることで、「無理なく通えるか」「朝の負担はどの程度か」など、日常生活との相性も見えてきます。高校生活は3年間という長い時間を過ごす場所だからこそ、数字では測れない部分を丁寧に確認することが、後悔しない選択へとつながるのです。
もう一つ、偏差値にとらわれすぎず高校選びをするうえで大切なのが、「自分が伸びやすい環境かどうか」という視点です。
たとえば、少人数制で丁寧に学習フォローをしてくれる学校は、勉強習慣を固めたい人にとって大きな力になります。逆に、進度が速く意欲的な生徒が多い環境では、強い刺激を受けて自分の力を大きく伸ばせる人もいます。また、部活動が盛んな学校では、そこでの経験が将来の夢につながったり、人間関係や精神面の成長につながったりすることもあります。高校は単に進学実績を競う場所ではなく、3年間で「どれだけ自分を成長させられるか」を考える場です。同じ偏差値帯の学校でも、学習サポート体制、校風、先生の指導スタイル、生徒同士の雰囲気などによって、得られる経験は大きく異なります。偏差値が少し高いからと無理に背伸びするのではなく、「ここなら頑張れそう」「この環境で学んでみたい」と感じられる学校を選ぶことが、結果的に成績向上にも、心の充実にもつながります。
保護者の方に意識してほしいのは、偏差値を“評価”ではなく“指標”としてとらえることです。
点数や数字だけで一喜一憂するのではなく、「ここからどう伸ばしていこうか」「どんな学校で過ごしたいか」を話し合うきっかけにしてみてください。
お子さんの得意科目や興味を大切にしながら、偏差値と夢の両方をバランスよく考える姿勢が大切です。
偏差値は高校選びにおいて大切な情報のひとつですが、それがすべてではありません。
「偏差値+自分の目標+学校の特色」——この3つの視点で志望校を考えることで、きっと納得のいく進路選びができるはずです。
焦らず、自分に合った高校を見つけていきましょう。
ミツカル教育通信からインタビューを受けました!
インタビュー記事は、以下のURLから確認いただけます。
https://resemom.jp/kyoiku/interview/5-days-interview/
「定期テストで順位を上げたい!」、「部活と勉強を両立させたい!」、「苦手科目を克服したい」、「学校ではもう教えてくれない前学年の復習をしたい」、「まだ小学生だけど英語の勉強をしてたい!」 などなど、皆様の「なりたい!」想いは何でしょうか。 5-Days波多江校ではお子様一人ひとりと向き合い、最適な授業カリキュラムをご提案させていただきます。 また、九州大学などの頼れる講師の先生が学校の授業フォロー、定期テスト対策、受験対策など、お子様の目標達成に向けて、全力でサポートいたします。 まずはお気軽にお問い合わせください!