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2025.10.9

成績優秀な子ほどお手伝いしている?アンケートで分かった学習効果とは

まずはご相談ください!

はじめに

一見すると、家庭でのお手伝いと学業成績には直接的な関係はないように思われます。しかし近年、家庭での手伝いが子どもの学習面や成長に好影響を与えることが、教育の現場や心理学の分野で注目されています。お手伝いは単なる作業ではなく、子どもの心と生活の土台を育て、成績向上にもつながる貴重な体験なのです。5-Days独自で実施したアンケート結果も合わせて、「成績×お手伝い」に関して考えていきましょう!

 

アンケート結果と考察

調査方法と有効回答数

■対象:毎日個別塾5-Days・他個別指導塾に通う小学生・中学生・高校生
■方法:オフラインによるアンケート形式
■調査時期:2025年9月24日~2025年9月30日
■有効回答数:3,584名(内訳:小学生874名、中学生2,281名、高校生429名)

 

成績帯の区分

今回のアンケート調査において、成績は以下のように区分しました。

※中学生において、定期試験がなく単元テスト実施校については、生徒の平均得点率を成績帯とする

 

調査結果

以下の質問で調査を行いました。

Q.1週間で両親のお手伝いをした日は何日ですか?

●小学生・中学生において、上位成績帯の子供ほど週3~4以上のお手伝いを実施している傾向があります。

●家庭内での役割の分担は、子どもの大きな存在の承認と奉仕精神(社会性)の醸成につながる可能性が考えられます。

 

家のお手伝いが成績に与える効果とは?

① 自律性(自主性)の向上 → 学習態度の向上

家の仕事を任されることで、「自分でやる責任」が芽生えます。
➡これは学習面でも「自分で考えて行動する力(自律性)」に結びつきます。

結果:宿題や予習復習を自主的にできるようになる

   時間管理が上手になり、学習の計画性が高まる

 

② 忍耐力・集中力の強化 → 学業にも応用される

掃除や料理などは、ある程度の時間と集中力が必要です。
➡「やりきる力(グリット)」が養われ、勉強にも役立ちます。

:テスト勉強や長時間の読書を苦にしなくなる

  分からない問題にも粘り強く取り組む姿勢が身につく

 

③ 親子の信頼関係が深まる → 精神的な安定が成績に貢献

お手伝いを通じて、親から「ありがとう」と言ってもらえることが子どもの自己肯定感を高めます。

➡精神的な安定 → 学校でも安心して学びに集中できる

 

④ 時間管理能力の向上 → 効率的な学習へ

お手伝いをするには、「いつまでに宿題を終わらせるか」などの時間配分が必要になります。
➡時間の使い方を意識することで、勉強時間の質も上がる

 

つまり、「家庭でのお手伝い」は、学力向上の土台になる生活習慣や心の力を育てるのです。

 

どのようなお手伝いが特に効果的か?

【効果】

【含まれる要素】

【例】

✅ 自律性

手順を考えて動く必要がある

料理・洗濯・朝の準備

✅ 忍耐力

繰り返しで時間がかかる

掃除・庭の水やり・洗車

✅ 責任感

任された作業を一貫して行う

ペットの世話・ゴミ出し

✅ コミュニケーション力

家族とのやり取りがある

買い物・配膳・兄弟の面倒

✅ 計画力

他の予定と調整が必要

朝のゴミ出し・夕飯準備

 

学年別の具体例

小学1~2年生(低学年)

【お手伝い内容】

【効果】

テーブルを拭く・配膳を手伝う

作業の流れを覚える

洗濯物をたたむ・靴をそろえる

整理整頓の習慣化

植物への水やり

観察力・継続力

朝の自分の準備(着替え・持ち物)

自立・段取り力


「できたね!ありがとう!」の声かけで自己肯定感UP!

 

小学3~4年生(中学年)

【お手伝い内容】

【効果】

自分の部屋の掃除

空間管理・継続力

家族分の洗濯物たたみ

協力・注意力

お風呂掃除・トイレ掃除

嫌なこともやる責任感

調理の下ごしらえ(野菜洗い・皮むきなど)

手順を考える力・達成感


「どの順番でやる?」「どう工夫すると早く終わる?」と考えさせる声かけが効果的。

 

学5~6年生(高学年)

任せると自信がつきます。

【お手伝い内容】

【効果】

夕食作りの一部を任せる

段取り・達成感・家族貢献

ゴミ出し・資源ごみの分別

社会的な責任感・ルール理解

留守番中に家のことを頼む

自立心・判断力

小さいきょうだいの面倒

思いやり・指導力


「結果だけでなく、取り組み方を認める」と、意欲が高まります。

 

  まずはご相談ください!  

中学生におすすめの具体的なお手伝い

ポイントは「任せること」と「信頼すること」

 

① 自分の身の回りのことは“完全に”任せる

【お手伝い内容】

【ねらい】

制服や体操服の洗濯(自分で)

自己管理力・段取り力

弁当箱を洗う

責任感・感謝の気持ち

朝の準備(自分で起きる・弁当の準備)

自立心・生活力

※親が口出ししすぎないことがカギ。

 

② 家族のためになる仕事を「信頼して頼む」

【お手伝い内容】

【ねらい】

食器洗い・風呂掃除などの当番制

継続力・協力性

ご飯の準備・一品を任せる

計画性・達成感

買い物(単独で任せる)

判断力・金銭感覚

ペットの世話

命に対する責任感

※「お願い」ではなく「信頼して任せる」がコツ。

 

③ 家の外でも力を発揮するお手伝い

【お手伝い内容】

【ねらい】

ゴミ出し(曜日管理も含む)

社会性・スケジュール管理

郵便物の確認・仕分け

情報整理・責任感

下のきょうだいの面倒を見る

指導力・共感力

家計管理の一部を任せる(買い物予算など)

数学的思考・実社会理解

 

中学生にお手伝いを継続してもらうコツ

“ありがとう”よりも “助かった、頼りになる”と伝える
 → 大人扱いされることが嬉しい年頃です。

 

できなかった時に叱らない(自己管理に任せる)
 → 過干渉は逆効果。信頼して任せるのが◎

 

定期的な「役割交代」で飽きさせない
 → 1ヶ月ごとに担当を変えるなど工夫すると続きます。

 

学校や勉強の妨げにならない範囲で調整
 → 忙しい時期は「週末だけ」「5分でできること」に絞る

 

中学生に有効なお手伝いのまとめ

【種類】

【効果】

自己管理系(洗濯・準備)

自立心、時間管理

家族貢献系(食器洗い・買い物)

協力性、責任感

外部接点系(ゴミ出し・郵便)

社会性、判断力

 

最後に:お手伝いを学びに変えるコツ

「ありがとう」と伝える(承認)

「どうやったの?」と聞く(振り返り)

「次もお願いしていい?」と頼る(信頼)

これを意識するだけで、お手伝いが単なる作業から「学びと成長の体験」になります。

 

ミツカル教育通信で取り上げていただきました!
インタビュー記事は、以下のURLから確認いただけます。
https://resemom.jp/kyoiku/interview/5-days-interview/

 

まずはご相談ください!

この記事を書いた人

永留春樹

姪浜教室で教室長をしています。私はこれまで10年以上にわたり教育業界に携わり、多くの生徒さんや保護者の方々と関わってまいりました。その中で、「努力しているのに思うような結果に繋がらない」といったお悩みを多く耳にしてきました。本記事では、そうしたご相談に共通する傾向や原因をもとに、学習の成果を引き出すためのヒントをお伝えできればと思い執筆いたしました。 この文章が、同じようなお悩みを抱える皆さまにとって、少しでも解決の糸口となり、前向きな一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

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