「早寝早起きは三文の徳」と昔から言われます。
けれども最近では、これはただのことわざではなく、科学的にも根拠のある話だということが分かってきました。
スマートフォンや動画、部活動、学校や塾の課題などで夜が遅くなることもありますが、実は“睡眠のリズム”は学習の成果や集中力に大きく関わっています。
今回は、アンケート結果や脳の仕組みをもとに、「なぜ早寝・早起きが成績に影響するのか」を考えてみましょう。
現代の子どもたちは、かつてないほど多忙です。授業・部活動・塾・習い事に加え、SNSや動画視聴など、常に刺激にさらされています。そのため「寝る時間が遅くなる」のは自然な流れのように思えるかもしれません。
しかし、脳科学の観点から見ると、夜の時間を削って活動することは、むしろ“効率の悪い学び方”になってしまうことが分かっています。早寝早起きをすることで得られる「脳の休息」と「思考の整理」は、日々の勉強や人間関係にまで良い影響を与えるのです。
そこで、毎日個別塾5-Daysの生徒にアンケートを取って睡眠を成績についての関係を調査しました。
今回のアンケート調査において、成績は以下のように区分してあります。
・対象:毎日個別塾5-Days・他個別指導塾に通う小学生・中学生・高校生
・方法:オフラインによるアンケート形式
・調査時期:2025年9月24日~2025年9月30日
・有効回答数:3,584名(内訳:小学生874名、中学生2,281名、高校生429名)



アンケートの結果からわかるように、睡眠リズムは“学ぶ力”と深く関係しているようです。
① 寝ている間に、脳が「記憶の整理」をしている 脳は眠っている間に、昼間に学んだことや経験を整理し、必要な情報を記憶として定着させています。 特に“ノンレム睡眠”と呼ばれる深い眠りの時間に、その働きが活発になります。 つまり、睡眠が足りないと、せっかく勉強した内容が定着しにくくなり、翌日には思い出せないということも。 「よく寝ること」は、「よく覚えること」につながっているのです。
② 朝は脳のゴールデンタイム 朝は脳がすっきりとリセットされた状態です。 この時間帯に軽く復習をしたり、問題を解いたりすると、集中しやすく記憶にも残りやすいと言われています。 夜遅くの勉強は疲れや眠気で効率が下がりがちなので、少し早く寝て朝の時間を活用する方が、結果的に学習効果が高くなります。 「朝の10分は夜の30分に匹敵する」と言われるのも、このためです。
③ リズムが整うと、心も整う 夜更かしが続くと、自律神経のバランスが崩れ、気持ちが不安定になったり、集中力が落ちたりします。 一方で、早寝早起きを続けると、体のリズムが整い、心も安定しやすくなります。 落ち着いた気持ちで授業を受けたり、テストに臨んだりできることは、学力アップの大きな要素です。 「心の安定」も学習の一部だと言えるでしょう。
生活リズムをいきなり変えるのは難しいものです。 少しずつできるところから始めてみましょう。 寝る1時間前は“デジタルオフ”に スマホやタブレットの光は脳を覚醒させ、眠りを妨げます。 寝る前は画面から離れて、静かな時間を過ごすだけでも寝つきが良くなります。
朝日を浴びると、体内時計がリセットされ、自然と夜に眠くなります。 登校や通勤前に外に出るだけでも、頭がすっきりします。 「睡眠も勉強の一部」と考える 「寝る=休む」だけではなく、「寝る=覚える時間」と意識することが大切です。 質の良い睡眠は、努力を無駄にしない“学習の土台”です。
早寝・早起きは、単に健康のためだけではなく、集中力・記憶力・気持ちの安定を支える重要な習慣です。 夜更かしして長時間勉強するよりも、しっかり休んで頭をリセットした方が、結果的に成績につながります。 まずは、寝る時間を15分だけ早めてみることから始めてみましょう。 生活のリズムを整えることは、自分の力を最大限に発揮するための第一歩です。 塾での学びをより充実させるためにも、「早寝・早起きのリズム」を味方につけていきましょう。
★ミツカル教育通信で取り上げていただきました!
インタビュー記事は、以下のURLから確認いただけます。
https://resemom.jp/kyoiku/interview/5-days-interview/
毎日個別塾5-Days谷保校教室長。 勉強には一人一人に合った方法があると思います。だからこそ、自分にぴったりの方法を見つけられるようサポートしていきたいと思っています。勉強に対して前向きな気持ちを持っていただくきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!