目次
冬休みと聞くと、「短いし、少し休ませてあげよう」「受験生じゃないから、そこまで勉強しなくても大丈夫」と考えるご家庭も多いのではないでしょうか。
確かに、冬休みは年末年始を含む貴重なリフレッシュ期間です。しかし実はこの「受験生ではない時期の冬休み」こそ、将来の学力や進路に大きな影響を与える重要な期間**でもあります。
本記事では、「小学生(小4〜小6)にとっての冬休みの意味」「中学1・2年生が冬休みに意識すべきポイント」を軸に、「今は受験生じゃないからこそ」やっておきたい冬休みの過ごし方について詳しく解説します。
受験学年になると、多くの生徒は否応なく勉強時間が増えます。
一方で、受験までまだ時間がある学年では、どうしても学習への意識が緩みやすいのが実情です。
しかし実際には、「学力の土台」「学習習慣」「勉強への向き合い方」は、受験学年になる前にほぼ決まってしまうと言っても過言ではありません。
冬休みは学校の授業が止まり、比較的まとまった時間が取れ、周囲との差が見えにくいという特徴があります。
だからこそこの時期の過ごし方が、数か月後・数年後に「大きな差」となって表れてくるのです。
小学生の保護者の方から、よくこんな声を聞きます。
「中学受験もしないし、成績も悪くないから大丈夫ですよね?」
しかし、中学校に進学してからつまずく生徒の多くは、小学生のときに“準備不足”のまま進級してしまったケースです。
中学で求められるのは、
・学習量の増加
・抽象的な内容への理解
・自分で考え、管理する力
です。これらは一朝一夕では身につきません。
① 計算・漢字など「基礎の完成度」を上げる
中学でつまずく原因の多くは、実は小学校内容の未定着です。
・分数、小数の計算
・割合
・基本的な文章題
・漢字の読み書き
冬休みは新しいことに手を出すよりも、
「できるつもりになっている基礎」を丁寧に確認する期間にしましょう。
② 「毎日少し勉強する」習慣を作る
中学では、「宿題があるからやる」ではなく「やるべきことを自分で管理する力」が求められます。
冬休み中に毎日20〜30分、時間を決めて机に向かうという経験を積むことが、中学生活への大きな準備になります。
③ 学校任せにしない学習姿勢を育てる
中学では、「授業を聞いていれば何とかなる」時代は終わります。
冬休み中に、
・間違いを直す
・分からない問題をそのままにしない
・「なぜそうなるか」を考える
といった姿勢を少しずつ身につけておくことが大切です。
中1・中2の生徒にとって、高校受験はまだ先の話に感じるでしょう。
しかし、実際の高校受験では、中1・中2の内容が大量に出題され内申点にも大きく関わるという現実があります。
特に中2の冬は、「受験生になる直前の準備期間」とも言える重要なタイミングです。
① 定期テストの「その後」を放置しない
冬休み前に実施された定期テスト。
点数だけを見て終わっていませんか?大切なのは、「なぜ間違えたのか」「同じミスをしないために何をするか」を考えることです。
特に、「英語の文法」「数学の計算ミス・公式理解」「理社の暗記不足」は、中3になってから一気に響いてきます。
② 苦手科目を「致命傷」にしない
中1・中2のうちは、「まあ、そのうち何とかなるだろう」と思いがちですが、苦手は放置すればするほど深刻になります。
冬休みは、
・苦手単元を1つに絞る
・基本問題レベルまで戻る
ことで、“苦手の芽”を小さいうちに摘み取る絶好の機会です。
③ 勉強時間より「勉強の質」を意識する
中1・中2の冬休みで大切なのは、長時間勉強することではありません。
・解き直しをしているか
・答えを写して終わっていないか
・「分かったつもり」で終わっていないか
こうした勉強の質を見直すことが、中3での伸びにつながります。
受験学年になってから慌てる生徒と、比較的落ち着いて受験に向かえる生徒。
その差は、非受験生の時期の積み重ねによって生まれます。小学生なら「中学で困らない準備」。中学生なら「受験生になる準備」
この意識を持って冬休みを過ごすだけで、数年後の選択肢は大きく変わります。
冬休みは短く、あっという間に終わります。
しかしその数週間を、何となく過ごすか、将来を見据えて使うかで、子どもの成長は大きく変わります。
「今は受験生じゃないから大丈夫」ではなく、「今は受験生じゃないからこそ、準備ができる」
そんな視点で、この冬休みを有意義な時間にしていきましょう。
毎日個別塾5-Days浜校・津島校教室長。 【好きこそものの上手なれ】 成長するためには「好き」という気持ちが必要不可欠です。 皆さんが「塾に行きたい!楽しい!好きだ!」と思えるような教室を目指しています。 この場が皆さんの将来の手助けになれる、気づきをあたえられる、そんな場になれるように様々な情報を発信していきます!