皆さん、いよいよ新年度が始まりましたね!
「やっと2年生が終わった!」という解放感がある一方で、心のどこかで「次はついに受験生か……」という不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
中3の1学期は、新しい学習内容が進むスピードがこれまで以上に早くなります。さらに、部活動では中体連などの引退試合が控え、勉強時間を確保するのが物理的に難しくなる時期でもあります。
そこで重要になるのが、4月の過ごし方です。
今回は、積み重ねが全ての鍵を握る「英語」と「数学」に絞って、新学期のスタートダッシュを決めるための具体的な学習ポイントをまとめました。
中3の英語の教科書を開くと、最初の方に「受動態(〜される)」や「現在完了形」といった大きな文法が登場します。これらをスムーズに理解できるかどうかは、実は「中2までの知識」が完璧かどうかにかかっています。
中3英語の最重要項目である「受動態」も「現在完了形」も、必ず過去分詞を使います。
「go - went - gone」「write - wrote - written」……。これらがパッと出てこないと、新しい文法を理解する以前に、計算でいう「九九」ができない状態で応用問題に挑むようなものです。
★アクション: 教科書の巻末にある不規則動詞一覧表を見て、中2までに習った動詞の「原形・過去形・過去分詞」を完璧に言える(書ける)ようにしましょう。一覧表を暗記しておくだけで、4月からの授業の理解度が2倍になります。
中2の後半に習った「to + 動詞の原形(不定詞)」と「ing形(動名詞)」は覚えていますか? 中3ではこれらを使ったさらに複雑な表現(It is ... for ~ to ... など)が登場します。
「〜すること」「〜するための」「〜して」といった訳し分けができるか、代表的な例文を一つずつ復習しておきましょう。
中3の数学の1学期は、主に「展開」と「因数分解」から始まります。これらは数学の得点源になる単元ですが、つまずく原因は決まって「中1・中2の計算ミス」にあります。
「-3 - (-5)」を「-8」としてしまうような符号のミスや、「2(x - 3)」を「2x - 3」としてしまう分配法則のミス。これらが一つでもあると、中3の因数分解は全滅してしまいます。
★アクション: 難しい応用問題ではなく、中1・中2の計算ドリルを引っ張り出して、「10問連続ノーミス」を目標に解き直してみましょう。スピードよりも「正確さ」を徹底的に叩き込みます。
中2で習った「x について解く」といった等式の変形は、中3の図形や関数の問題で頻繁に使います。また、連立方程式の計算に不安がある人は、今のうちに克服しておかないと、中3の「2次方程式」で苦労することになります。
よし!がんばろう!と思い立っても、何から手をつけたらいいか分からない。だからこそ、以下の3点を意識してください。
「全部やろう」は「何も終わらない」と同義です。「英語の不定詞だけは完璧にする」「数学の分数の計算だけはミスをゼロにする」といった具合に、ターゲットを1つに絞りましょう。
休みの日、昼過ぎまで寝ていませんか? 人の脳が最も効率よく働くのは起床後の3時間です。午前中に1時間集中するだけで、午後の3時間ダラダラ勉強するよりも高い効果が得られます。
眺めるだけの勉強は、わかったつもりになりがちです。特に英語のスペルや数学の計算過程は、必ず手を動かして紙に書きましょう。自分の「ミスの癖」が見えてくるはずです。
「受験生」という言葉を聞くと、何だか重苦しい気持ちになるかもしれません。でも、受験は「これまでの自分を整理し、新しい世界へ踏み出す準備」でもあります。
残りの春休みを中心に、少しだけ未来の自分にプレゼントをするつもりで、机に向かってみてください。4月の最初の授業で「あ、これわかる!」という感覚を味わえたとき、あなたの受験生としての最高のスタートが切られているはずです。
皆さんの新しい1年が、素晴らしいものになるよう応援しています!
福岡県福津市にある、毎日個別塾5-Days福間校で教室長をしています。以前、保育士をしていたこともあり、その経験を活かして「とにかく楽しく」「丁寧にわかりやすく」「一人一人に合わせた関わりかたを考える」という3つの目標を掲げて日々取り組んでいます!まずは関わるお子様には5-Daysに通うことを楽しいと思ってもらえるようにしたいです。結果として少しずつで成績にも繋がり、それぞれが自信を持ってもらえるように積極的に関わり続けていければと思います!