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中学に入学してから、お子さまの生活は大きく変化しましたね。特に運動部や文化部で活動が忙しいご家庭では、「部活動と勉強の両立」が大きな悩みの種ではないでしょうか。
「疲れて帰ってきた後、どうやって勉強時間を確保すればいいのだろう…」 「塾に通っていても、テスト前にバタバタしてしまう」
そんなお悩みを持つ中学1・2年生とその保護者の皆様に、忙しい毎日でも無理なく続けられ、定期テストで着実に点数アップが見込める学習方法をご紹介します。
部活動で忙しい中学生にとって、平日に何時間も机に向かうのは現実的ではありません。そこで重要になるのが、「スキマ時間」を活用した「短時間・高頻度」の学習です。
人間の脳は、一度に長時間詰め込むよりも、短い時間で何度も触れる方が、記憶を長期的に定着させやすいという特性(分散学習効果)を持っています。
お子様の生活リズムに合わせて、以下の3つの時間帯に、それぞれ5〜15分の短い学習時間を割り当ててみましょう。
① 移動中・登下校中(10〜15分)
目的:暗記系科目の復習
活用例:英単語カード、歴史の一問一答、理科の重要用語のチェック。教材を広げられない時は、前日の復習内容を頭の中で思い出したり、リスニング音声を活用したりするのも効果的です。
② 帰宅後・夕食前(10分)
目的:その日の授業の「わからなかったところ」を即座に解決
活用例:その日の授業で扱ったノートやプリントをざっと見返し、「理解が不十分だった箇所」や「間違えた問題」を1つか2つだけ確認します。疑問点をその日のうちに解決することが、最も効率的な復習です。
③ 就寝前(5分)
目的:暗記の総仕上げ
活用例:寝る直前は記憶が定着しやすい「ゴールデンタイム」です。翌日の授業で使う英単語や、小テスト範囲の重要事項など、数個に絞って最終チェックをしましょう。
ポイント: 1回あたりの目標は「これだけやったら終わり!」と具体的なタスクで設定しましょう。短い時間だからこそ、集中力を高く保ち、だらだらと勉強する癖を防げます。
ただ教科書を読む(インプット)だけでは、テストの点は上がりません。覚えた知識を「使える力」(アウトプット)に変える必要があります。
平日の忙しい日は、上記のスキマ時間を使って、インプット(復習)に重点を置きます。
特に数学や英語など、積み重ねが重要な教科は、毎日少しでも問題を解く時間を作りましょう。簡単な問題で良いので、手を動かすことが重要です。
部活動がオフの日や、比較的余裕のある週末は、アウトプットの量を増やします。
学校のワークや問題集を、テスト本番のつもりで解き進める。
間違えた問題は、解説を読んで終わりにするのではなく、自力で再度解き直し、なぜ間違えたのかをノートにまとめます。
「なぜこの公式を使うのか」
「この文法はなぜこの形になるのか」
「なぜこの時代が答えなのか」
このように、解答の根拠まで説明できるようになれば、その知識は完全に定着しています。
定期テスト前の準備が間に合わないのは、「いつまでに何をやるか」が明確になっていないからです。部活生は特に、時間との勝負です。
目標と現状の把握: まず、「5教科合計で前回より○○点アップ」など、具体的な目標を設定します。そして、前回のテストで点数が低かった教科・単元を把握し、対策の優先順位を決めます。
大まかな「逆算計画」: テスト範囲が発表されたら、以下のスケジュールを参考に、計画を立てます。
★テスト10日前まで: 全教科の学校のワークを1周目終わらせる。
★テスト5日前まで: ワークの間違えた問題や、苦手な分野の**解き直し(2周目)**を終わらせる。暗記系は一通り覚える。
★テスト直前: 予想問題や最終確認プリントで仕上げを行う。
計画に「予備日」を設ける: 部活動の大会や練習試合で疲れて計画通りに進まないこともあります。計画の中に「予備日(調整日)」を設けておき、遅れた分はその日に取り戻せるようにしておくと、心理的な負担が減り、継続しやすくなります。
部活動に励むお子様が定期テストで結果を出すためには、「時間を確保する」のではなく、「時間の中で効率を最大化する」ことが重要です。

部活動で培った集中力と体力は、必ず学習に活かせます。この「短時間・高頻度」の学習習慣を身につけ、次の定期テストで目標を達成しましょう!
まずはお気軽にご相談ください。お子さまの学習状況を詳しく伺い、最適なサポートをご提案いたします。
福岡北エリア東郷校教室長。福岡教育大学教育学部出身。勉強を楽しく!を目指しています。 楽しく勉強するためには、「できた!」の喜びが重要です。小さな「できた!」を積み重ねていくうちに、最初はとてもできないと思っていたことが達成できるようになります。昨日のできなかったを今日のできたに変える教育を目指して日々奮闘しています。