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―「祝日」を切り口に、得点力を伸ばそう―
2月11日は「建国記念日」。
中学生にとっては「学校が休みの日」という印象が強いかもしれませんが、実はこの建国記念日は、高校入試の公民分野と非常に相性のよいテーマです。
公民では、「国の成り立ち」「憲法と法律」「国民と国家の関係」など、抽象的で分かりにくい内容を学びます。
しかし、建国記念日のような身近な祝日を題材にすることで、公民の理解は一気に深まります。
今回は、建国記念日を切り口に、入試につながる公民の重要ポイントを解説します。
建国記念日とは、「建国をしのび、国を愛する心を養う日」として、「国民の祝日に関する法律」で定められている国民の祝日です。ここで、入試で特に重要なのが次の点です。
建国記念日は、「日本が建国された日」ではありません。
日本は長い歴史をもつ国であり、建国の日を歴史的事実として正確に特定することが難しいため、「建国を記念する日」という形が取られています。
2月11日は、初代天皇とされる神武天皇が即位した日をもとに定められました。
この背景を理解しているかどうかは、理由説明の記述問題で差がつきます。
入試では、「何日か」を答えるだけでなく、「なぜそう定められたのか」まで説明できる理解が求められています。
建国記念日は、公民で学ぶさまざまな内容と結びついています。
建国記念日を含む祝日は、国会で話し合われ、法律として定められています。
これは、「国のルールは国民の代表である国会が決める」という国民主権の考え方を具体的に表した例です。
祝日は日本国憲法に直接書かれているわけではありません。
憲法の基本的な考え方をもとに、法律によって具体的な制度が定められているのです。
この関係は入試で頻出です。
★憲法:国の基本的な考え方
★法律:憲法に基づいて作られる具体的なルール
建国記念日は、この違いを理解するための良い教材といえます。
「用語が多くて覚えきれない」
「答えを見れば分かるけど、テストになると書けない」
公民が苦手な生徒には、次の学習法がおすすめです。
例えば建国記念日なら、
★国民の祝日である
★法律で定められている
★建国をしのぶ日である
といったように、1つの用語を複数の情報とセットで覚えることが大切です。
入試では、理由説明の問題が増えています。
例)
なぜ日本では「建国した日」ではなく「建国記念日」なのか。
この問いに対して、「日本は建国の日を歴史的に特定することが難しいため、建国を記念する日として法律で定めているから」
と書けるようになることが目標です。
祝日や国の制度は、
★年表
★表
★法律名
と組み合わされて出題されることが多い分野です。
「どの制度が、どの法律に基づいているのか」を意識して学習しましょう。
建国記念日は、「祝日」という身近な存在でありながら、
国の成り立ち・国民主権・憲法と法律の関係といった、公民の重要テーマが凝縮された題材です。
高校入試の公民では、
★用語を知っているか
★年号や名称を覚えているか
だけでなく、「なぜその制度が存在するのか」「どのような考え方に基づいているのか」を理解しているかが問われます。
建国記念日は、
★なぜ「建国した日」ではないのか
★なぜ祝日は法律で定められるのか
★国のルールは誰が決めているのか
といった問いを考えることで、公民の本質的な理解につながります。
公民が苦手な生徒ほど、「覚えることが多い教科」と感じがちですが、実際には、身近な出来事を公民の視点で考える力が身につけば、得点は安定していきます。
祝日やニュース、社会の出来事を「公民の用語」で説明する。
この習慣こそが、記述問題や資料問題で差をつける最大のポイントです。
建国記念日をきっかけに、公民を「暗記科目」から「考えて説明する科目」へとレベルアップさせ、高校入試に通用する本物の理解力を身につけていきましょう。
福岡県北九州市で教室長をしています!入社9年目で、これまで多くの生徒の志望校合格や目標達成に向けてサポートをしてきました!ブログを通して多くの教育に関する記事を紹介していきます!ぜひこのブログで、様々な情報を知るきっかけになれば嬉しいです!一緒に勉強がんばりましょう!