みなさんは「高専」って知っていますか?
「高等専門学校(こうとうせんもんがっこう)」の略で、中学校を卒業したあとに入ることができる5年制の学校です。
専門的なことを早くから学べるのが特徴です。
今回は、広島県呉市にある「呉工業高等専門学校」、通称「呉高専(くれこうせん)」の魅力について、中学生のみなさんにもわかりやすく紹介していきます。
呉高専は、1964年に開校した国立の高等専門学校です。
広島県呉市にあるこの学校は、地元ではもちろん、全国からも注目されている学校です。
この学校は、5年間で「技術者」としての土台をしっかり学び、そのあとさらに2年間の「専攻科」に進めば、大学卒業と同じくらいの資格(学士相当)を取ることもできます。
しかも、呉高専では、勉強だけでなく、実際に手を動かしてモノを作ったり、実験や発表をしたりと、たくさんの体験を通して学べる授業がいっぱいあります。
呉高専には、全部で4つの学科があります。
それぞれの学科で、ちがう分野の専門的なことを学ぶことができます。
①機械工学科:機械のしくみやロボット、エンジンなどについて学びます。
将来は自動車や飛行機の設計にも関われるかもしれません。
②電気情報工学科:電気や電子のこと、プログラミングや通信の技術を学びます。
スマホやパソコン、ロボットにも関係してくる分野です。
③環境都市工学科:道路や橋、上下水道といったインフラや、自然と共に暮らすための技術を学びます。
まちづくりに関わりたい人にぴったりです。
④建築学科:家やビル、公共施設など、建物のデザインや安全性について学びます。
将来、建築士になりたい人にはおすすめの学科です。
それぞれの学科で、自分の興味に合った内容を深く学べるのが、高専の大きな魅力です。
呉高専は、全国の高専の中でも人気が高く、毎年たくさんの中学生が受験します。
合格するためには、学校の成績(内申点)と入試本番の点数の両方が大事になります。
たとえば、3年生の定期テストでしっかり点を取っておくこと、授業態度や提出物をきちんとすることがポイントになります。そして、入試では国語・数学・英語・理科・社会の5教科から出題されるので、苦手な科目を早めに克服しておくことが大切です。
過去の問題を解いたり、予想問題集にチャレンジしたりすることで、本番に向けた力をしっかりつけることができます。
勉強ばかりの毎日……と思うかもしれませんが、そんなことはありません!
呉高専には、たくさんの部活動や学校行事もあり、学校生活もとても楽しいです。
体育祭や文化祭(呉高専では「高専祭」といいます)はもちろん、各学科ごとの作品発表やコンテスト、発表会など、1年を通してさまざまなイベントがあります。
また、部活動もとても盛んで、陸上、ソフトテニス、サッカー、バスケットボール、文化系のクラブなど、いろいろなクラブが活動しています。全国大会に出場する部活もありますよ。
そして、希望する人は学生寮に入ることもできます。寮生活では、同じ夢を持つ仲間と一緒に生活し、協力し合いながら成長できます。
呉高専では、本科を卒業したあとに「専攻科」という2年間の学びを続けることができます。
専攻科では、より深い知識と実践力を身につけることができ、大学の3・4年生にあたるような授業内容になります。
専攻科では、自分で課題を見つけて研究を進める「プロジェクト学習」があり、世界の技術者とも交流できるチャンスもあります。
この7年間を通して、「問題を発見して、解決できる人」「自分の考えを伝えられる人」「世界で活躍できる技術者」へと成長できるのです。
呉高専を卒業した先輩たちは、いろいろな道に進んでいます。
たとえば、大学に編入してさらに勉強を続ける人、有名な企業に就職する人、公務員として社会に貢献する人など、本当にさまざまです。
東京大学や京都大学など、難関大学への編入に成功した先輩もいます。
また、企業からの評価もとても高く、「高専出身の人は現場で役に立つ」と言われることも多いです。
自分の力でモノをつくり、社会の役に立てることが、呉高専での学びのゴールです。
ものづくりが好きな人、ロボットや建物に興味がある人、将来は技術で社会に役立ちたいと思っている人にとって、呉高専は最高の場所です。
普通の高校とはちがう道かもしれませんが、そのぶんだけ、新しい世界が広がっています。
仲間と一緒に、実験したり、研究したり、発表したり、作ったり。そんな毎日が、君をもっと大きく成長させてくれるはずです。
ちょっとでも「面白そう!」と思ったなら、ぜひ一度、呉高専を見に行ってみてください。
5年間の学びで、きっと君の「好き」が「仕事」になります。
呉高専で、夢を広げてみませんか?
私は高校には進学せず、大検(現在の高卒認定)を取得した後、独学で大学に進学しました。 勉強を一人で進める中で、嬉しい瞬間もあれば、つらいこともたくさん経験しました。 その経験から学んだのは、成果を出すには、日々の小さな積み重ねが何より大切だということです。 今はその大切さを、生徒たちにも伝えることを使命にしています。 5-Days東原校では、 「わからない」を「わかる」に。 「わかる」ことで自分が「変わる」 をモットーに、生徒自身が立てた目標に向かって前向きに進めるような指導を行っています。 「自分には無理かも…」と思っていたことが、「できた!」に変わる瞬間を、ぜひ一緒に味わいましょう。