近年、「リカレント教育」という言葉を耳にする機会が増えています。
これは、社会に出た後も学び直しを続けることを意味する言葉で、今の日本社会でも急速に注目を集めています。
AIやデジタル技術の進化、働き方の変化などにより、「一度身につけた知識で一生やっていける時代」は終わりを迎えつつあります。
こうした時代において必要とされるのが、“学び続ける力”です。
では、なぜ今「学び続ける力」がそれほどまでに重要視されているのでしょうか?
そして、子どもたちの学びにおいてどのような姿勢を育てていけばよいのでしょうか。
今回は、その理由と育て方について考えてみましょう。
これまでの日本社会では、「いい大学に入って、いい会社に就職すれば安心」という価値観が根強くありました。
しかし現在は、技術の進化や社会構造の変化が非常に速く、10年前には存在しなかった職業が次々と生まれています。
AIが文章を書き、ロボットが作業を行い、オンラインで世界中の人と仕事ができる──そんな社会では、過去の成功体験や古い知識だけでは対応できません。
「学び続ける力」とは、新しい情報を自ら取りに行き、必要なスキルを更新し続ける力。
それは単に“勉強が得意”ということではなく、自分の頭で考え、必要な知識を選び取る力を意味します。
学び続ける人は、変化をチャンスとして捉えます。
たとえば、仕事で新しいシステムが導入されたとき、「難しそう」と身構えるのではなく、「どうすれば使いこなせるだろう?」と前向きに考えます。
一方で、学びを止めてしまう人は、変化に対して不安や抵抗感を抱きやすくなります。
どんなに優れたスキルを持っていても、それをアップデートしなければ、時代の流れから取り残されてしまうのです。
この差は、大人になってから急に生まれるものではありません。
小学生・中学生のうちから、「学ぶことを面白い」と感じる経験を重ねてきたかどうかが大きく関わります。
では、どのようにすれば子どもに“学び続ける姿勢”を育てられるのでしょうか?
そのカギとなるのは、次の3つのポイントです。
「なんで?」「どうして?」という疑問を持つことは、学びの原点です。
親や先生がすぐに答えを与えるのではなく、「一緒に調べてみよう」と促すことで、子どもは“自分で考える力”を伸ばしていきます。
「やればできた!」という体験は、学びを続ける原動力になります。
勉強だけでなく、料理や運動、習い事でも構いません。
努力が成果につながる感覚を覚えることで、挑戦する姿勢が身につきます。
リカレント教育の時代では、失敗は学びの一部です。
テストで間違えることも、部活動でうまくいかないことも、次への糧にできるかどうかが大切。
大人が「失敗=悪いこと」と決めつけず、「次にどうすればいいか考えてみよう」と声をかけることで、前向きに学ぶ姿勢が育ちます。
私たち5-Daysでは、成績を上げることだけでなく、「自分で考える力」や「学ぶ楽しさ」を重視しています。
授業中にただ答えを教えるのではなく、「どうしてそうなるのか?」「他の考え方はあるかな?」と問いかけることで、思考のプロセスを重んじています。
また、勉強の習慣づけを通して「毎日コツコツ続けることの大切さ」を体感してもらうことも、学び続ける姿勢を育てる一歩です。
短期的な成果よりも、「自分で学べる力を持った子」を育てることこそが、これからの教育において最も重要なのです。
社会が大きく変化しても、「学び続ける力」があれば、どんな時代でも自分の道を切り拓くことができます。
それは将来の仕事や進学のためだけでなく、「自分の人生をより良くする力」でもあります。
子どもたちにとって、今の勉強は未来への準備期間。
“できる・できない”ではなく、“学び続けられるかどうか”が、これからの時代を生き抜く鍵となるでしょう。
毎日個別塾5-Days皆実町教室教室長。皆さんが望んだ将来に向けて歩めるように、日々その手助けをさせていただいております。学校の復習から受験に向けた対策、将来の相談など小さなことから大きなことまで、何でも共有出来るような教室を目指しています。この場でも皆さまの手助けになれるよう、様々な情報を発信できればと思います。